飼っている金魚を見ていると、
なんだか水中で口をパクパクしている
ということがないでしょうか。
口をパクパクしていると、
なんだか酸欠なのではないかや、
病気でそうなっているのではないかと
不安になると思います。
そこで今回は金魚が口を
パクパクしている理由などを
具体的に見ていきたいと思います。
金魚が水中でパクパクと口を開けているのはどうして?
金魚が水中でパクパクと口を
開けてるのはどうしてなのでしょうか。
主な理由として、
5つあるのでそれぞれ
見ていきたいと思います。
1.酸欠
金魚が水中で口を
パクパクしている理由の
一つ目は、酸欠です。
金魚は水中の酸素をエラから
とりこみ呼吸しています。
しかし、水中の酸素が
不足してくると酸素を求めて、
金魚は酸素濃度が高い水面近くに
あがっていきます。
そしてそこで酸素を取り込むために、
口をパクパクしています。
ちなみに口をパクパクしているのは
酸素を取り込むのではなく、
水面を揺らすために
行っているといわれています。
2.水質の悪化
金魚が水中で口をパクパクしている
理由の二つ目は、水質の悪化です。
水中に有毒なアンモニアなどが
生息していますが、
その量が多くなると、
金魚にとって
とても危険なものになります。
そしてそれが充満した水中では、
金魚などの魚が生きていくのには
非常に困難になります。
水中でとても苦しい状況なので、
もがき苦しみながら
水面でパクパクすることになります。
3.エラの病気
金魚が水中で口をパクパクしている
理由の三つ目は、エラの病気です。
金魚がエラ病という、
エラの病気にかかると、
呼吸が苦しくなるため水面近くに
上がって口をパクパクしている動作が
見受けられます。
この病気は他の尾腐れ病なども
発症させてしまう恐れがあり、
とても危険な状態です。
そのため、その様子が見られたら、
迅速な対応を行いましょう。
このエラ病が発症する理由としては、
飼育水の水質の悪化や急激な
水温変化といわれています。
細菌には気を付けるようにしましょう
4.餌が欲しい
金魚が水中で口をパクパクしている
理由の四つ目は、
餌が欲しいというアピールです。
金魚は慣れてくると、
餌を欲しがって水面に上がり、
口をパクパクします。
特に浮くような餌をあげていると、
その水面でも口を
パクパクするのが癖となります。
この餌くれ行動は人がいるときにしか
行わないような行動なので、
それで他の症状と
見分けるようにしましょう。
5.本能
金魚が水中で口をパクパクしている
理由の五つ目は、本能です。
金魚は本能で体調が悪いと、
口をパクパクさせて
病気を訴えることがあります。
言葉を発しない動物なだけに
こういった行動は病気を
見分ける大切なサインとなります。
この異変を示す行動については
次の動画で特徴がみられるので
よかったら参考にしてみてください!
この行動は金魚の本能的なものなので
しっかりと見逃さないように
しておきましょう。
金魚が底で口をパクパクしている理由とは?
金魚が底で口をパクパクしている
理由とは何なのでしょうか。
金魚が底で口を
パクパクしている理由は主に、
砂利についている微生物を
食べているものと考えられます。
この行動は、金魚の先祖のフナの
本能を受け継いでいるものであり、
底をあさってパクパクしているのは
決して悪い行動ではありません。
むしろ健康な時にしか
行わない行動なので
しっかりと観察しておきましょう。
金魚が口をパクパクしないのは健康な証拠?
金魚が口をパクパクしないのは
健康な証拠なのでしょうか。
どこでパクパクするのかによります。
水面でパクパクしないのは
極めて健康な証拠です。
酸素状況も良くて、
酸欠という心配がないという証拠でしょう。
しかし底のほうで
パクパクしないのは問題です。
底のほうでパクパクしているのは
金魚が健康な時に行う癖です。
そのため飼っている金魚が
どこでパクパクしているのかを
しっかり観察して健康なのか
どうなのか見分けましょう。
まとめ
今回は、金魚が口を
パクパクしているのはどうしてなのか、
健康という証拠なのかに
ついてみてきました。
金魚が水中で口をパクパクしていると
とても驚きますよね。
病気なのではないかと疑ったり、
何かを訴えているのではないかと
心配になると思います。
水面でパクパクしているのは
本当にその通りで何かを
訴えているのでしっかりと
そのあと様子を見て何が問題なのか
見てあげるようにしてください。
金魚をしっかりと観察していると、
病気の要因などを
つかめるものになるので
これからもしっかりと
観察をしてあげましょう!
コメント