金魚を飼っていると
いつの間にか産卵していたが、
その回数などはわからないと思います。
金魚が1年のうちに
何回くらい産卵するのか、
どれくらいの頻度なのか
気になると思います。
産卵の回数などがわかれば
産卵後の対応もしやすくなると思います。
そこで今回は、金魚の産卵の回数や、
頻度などを見ていきたいと思います。
金魚の産卵の回数はどのくらいなの?
金魚の産卵の回数は
どれくらいなのでしょうか。
金魚は産卵の時期に、
一回の産卵で5千個から
1万個ほどの卵を
1~2週間おきに産卵します。
その産卵が6か月ほどは続くので、
回数としては、
12回~18回ほどは産卵します。
金魚の産卵の時期はいつ?
金魚の産卵の時期は
いつなのでしょうか。
金魚の産卵の時期は
基本的に暖かくなる
春~秋にかけて行われるようです。
水温が高くなる夏は減りますが、
秋まで断続的に続きます。
しかし1年を通して
ヒーターなどで水温が一定だと
産卵を行わないので、四季を
感じさせることが重要となってきます。
金魚の産卵のために必要なものは?
金魚の産卵のために
必要なものは何なのでしょうか。
必要なものとしては
主に3つあります。
それぞれ見ていきたいと思います。
また、金魚の産卵の
条件というものもあります。
・卵を産み付けるための魚巣
産卵された卵は水面に浮いている
柔らかいものに付着するので
水草などの魚巣が必要になります。
水草はマツモやアナカリス、
ホテイアオイなどが
おすすめになってきます。
・卵用の水槽や容器
産卵された卵や稚魚は
親と隔離しないと食べられてしまうので、
卵や稚魚を移動させるための
別容器が必要になってきます。
金魚の産卵に注意するべきことは?
金魚の産卵で注意すべきことは
何なのでしょうか。
主に3つあるので
それぞれ見ていきたいと思います。
1.水温の管理
金魚の産卵で注意すべきことの
一つ目は、水温の管理です。
金魚は産卵時には温かい
ということが条件となります。
したがって、シーズンでいえば
春先からが産卵シーズンになっています。
そのためあまりにも
寒いところにおいていたりすると
産卵をおこなわないこともあります。
また、四季を感じさせることが
とても重要となります。
1年中ヒーターを使い
温度差がない状態では金魚に
産卵のスイッチが入らずに
産卵活動を行いません。
したがって寒いシーズンには
水温を少し低く、そして暖かい時には
水温をあげることがとても重要です。
2.卵を隔離させる(親や他の金魚たちと)
金魚の産卵で注意すべきことの
二つ目は、卵を隔離させるということです。
金魚の産卵後は、
その親は卵を食べてしまいます。
したがって産卵後できるだけすぐに、
卵を他の水槽に移して
食べられないようにすることが大切です。
3.水の交換時
金魚の産卵で注意すべきことの
三つ目は、水の交換時です。
金魚の産卵時には
水の交換に敏感になります。
水の交換を行うことで
水温の上下などがあります。
その上下が激しすぎると
産卵にも影響しますので、
できるだけ水温を合わせてゆっくりと
水を交換することをおすすめします。
金魚が産卵する年齢などはあるの?
金魚が産卵する
年齢などはあるのでしょうか。
繁殖しての適齢期が
金魚には存在します。
繁殖の適齢期はオスが2~4歳で、
メスが3~5歳といわれています。
この年頃に頻繁に産卵行動を
するので参考にしてみてください!
金魚の卵が孵化するかどうかの見分け方はある?
金魚の卵が孵化するかどうか
見分ける方法はあるのでしょうか。
金魚の卵には
有精卵と無精卵が存在します。
その見分け方は存在します。
有精卵の場合は、産卵から
2~3日で卵に黒い点(稚魚の目)が現れます。
一方、無精卵は1~2日で白く濁り、
表面にもやもやとしたカビが
生えるので見分けがつきます。
まとめ
今回は、金魚の産卵回数や、
その頻度についてみてきました。
金魚の産卵は結構知らぬ間に
起こっていることが多いですが、
そうなってしまうと知らぬ間に
金魚に食べられてしまい、
いなくなっていることも多くあります。
したがってしっかりと産卵回数や、
頻度や時期などを把握することで
卵を発見して守って
あげることができます。
金魚の産卵行動は水温に依存するので
水温や季節を把握しておくようにしましょう。
また、金魚が孵化するまでの
日数を把握しておくのも
親に食べられないために
とても重要です。
金魚の産卵回数自体は
水槽内の環境が良ければ多いです。
その多さを生かして
たくさんの金魚を飼いましょう!
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