熱帯魚を飼い始めると、
ついこだわりたくなるのが水槽のレイアウト。
特にベタは体色が鮮やかなので、
レイアウトを考えるのも楽しいですよね。
しかし、レイアウトに使うアイテムは
あれもこれもと揃えていくと
意外にお金がかかるもの。
あっという間に予算オーバー、
なんてことも少なくありません。
そんな時に強い味方となるのが、
皆さんにもお馴染みの「100均」。
実は100均にはアクア用品以外にも
水槽レイアウトに活用できる
おしゃれなアイテムがたくさんあるんです。
そこで今回の記事では、
ベタの水槽レイアウトにおすすめの
100均アイテムをご紹介します。
なるべくお金をかけずに
レイアウトを楽しみたい方は必見です!
ベタの水槽レイアウトを100均で!おしゃれに仕上がるおすすめアイテム6選
いまや私たちの生活に
欠かせない存在となった「100均」。
わざわざ他のショップに行かなくても
欲しいものがすべて揃ってしまうほど
多種多様な商品が販売されていますが、
今回はその中から
ベタ水槽のレイアウトに活用できる
おしゃれなアイテムを6つ
ピックアップしてみました。
それぞれレイアウトの実例とともに
ご紹介していきたいと思います!
1.ビン・コップ
ベタはビンなどの小さな容器でも
手軽に飼える熱帯魚としても人気ですが、
100均にはそんなベタにぴったりの
ガラスボトルやコップが豊富に揃っています。
出典:http://mamacharirider.seesaa.net/
こちらの大きめサイズのガラスジャーは、
皆さんもご存知の『キャンドゥ』で
購入したものだそうです。
水草だけのシンプルなレイアウトは、
ベタの鮮やかな体色がよく映えますね。
出典:http://goaqua.blog.fc2.com/
一方、こちらはシンプルなボトルに
同じく100均で揃えたという飾り石を敷き、
涼しげなレイアウトに仕上げています。
ベタと石のカラーがマッチしていて
とってもおしゃれですね。
こうして組み合わせるアイテム一つで
全体の印象をガラリと変えられるのも、
ボトルレイアウトの楽しいところです。
2.水草
最近ではアクアリウム用品が
充実している100均も増えており、
こちらのような人工の水草も
よく見かけるようになりました。
出典:http://www.t-hoso.net/cgi/mt/
特にラインナップが
充実しているのは『ダイソー』。
100円のわりにボリューム感があり
彩りもきれいです。
「緑豊かな水草水槽に憧れるけど、
お手入れが面倒・・・」なんて方には
うってつけではないでしょうか。
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/satoinuhappiness/
容器が小さくて水草が入りきらない時は、
こちらのようにわざとはみ出すようにして
レイアウトするのも面白いですね。
3.砂・砂利
『ダイソー』のアクア用品コーナーは、
水槽の底に敷く砂や砂利の種類も豊富です。
水質浄化効果が知られる「麦飯石」や
水草育成に適した「ソイル」なども
販売されています。
こちらの真っ白な砂利も
100均で購入したものだそうですよ。
白い底床はベタの鮮やかな体色を
グッと引き立ててくれるので、
筆者個人的にもおすすめです!
4.隠れ家
100均の園芸コーナーにある
小さめの鉢やポットは、
ベタが落ち着ける隠れ家に最適です。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/fyshd989
こちらは『ダイソー』で購入した
小型の素焼き鉢を使用しているそうです。
よほど居心地が良いのか、
横になってのんびりとくつろぐ
白ベタ君の表情がたまりません(笑)
一方、こちらの隠れ家は
インテリア雑貨コーナーなどで見かける
ガラス製のオーナメントを使用しています。
さらに陶器製のアロマポットや
小さな”とっくり”などをうまく配置して
隠れ家にしている方もいましたよ。
他にもアイディア次第で様々な容器が
活用できるのではないでしょうか。
5.ビー玉
カラフルで可愛らしいビー玉は、
体色が鮮やかなベタとの相性抜群。
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/nyankoroom/
色とりどりのビー玉を敷き詰めた
まるで宝石箱のように華やかな水槽は、
お部屋のどこに置いても目を惹きそうですね。
水草の緑とのコントラストも綺麗です。
出典:https://latchkeychild1221.muragon.com/
また、大きめのビー玉を
ウィローモスとネットで包んで
”モスボール(苔玉)”を作っている方も。
ウィローモスは成長が早いので
定期的にトリミングする必要がありますが、
こうして何かに活着させて育てれば
また違ったレイアウトを楽しめます。
6.流木
水槽レイアウトの定番である流木も、
最近は100均で入手できるようになりました。
出典:http://sativa2011.blog15.fc2.com/
こちらの流木の詰め合せは
『キャンドゥ』のものだそうです。
コンパクト水槽やボトルにも使いやすい
小さめサイズが嬉しいですね。
そのまま底に沈めておくのはもちろん
ウィローモスなどの水草を活着させて、
より自然味溢れる水景を目指すのも
面白いでしょう。
なお、流木をレイアウトに使用する際には
必ず「アク抜き」の処理が必要です。
こちらのYouTube動画では
流木のアク抜きの手順が紹介されていますので、
初めて行う方はぜひ参考にしてみてください。
ベタの水槽をレイアウトする時の注意点は?
ベタの水槽をレイアウトする際は、
次のようなことに気を付けましょう。
レイアウト時の注意点
- なるべく水量の多い容器を選ぶ
- 尖ったものや角張ったものは避ける
- 水質への影響に注意する
実は、先ほどご紹介した
ボトルなどの小さな容器での飼育は、
ある程度の経験と知識がある上級者向け。
容器の水量は少なければ少ないほど
外気の影響を受けて水温が変動しやすく
水が汚れるスピードも速いため、
ベタの好む環境を維持するのが難しくなります。
そのため、初心者さんはできるだけ
大きめの水槽で飼うのが望ましいのですが、
「どうしてもボトルで!」という場合は
最低でも1L以上の水量が確保できる容器を
選ぶようにしましょう。
また、ベタの体は
私たちが思っている以上にデリケート。
水槽レイアウトをする際には、
使用するアイテムの素材や形状にも
気を配る必要があります。
特に以下のようなものは
できる限り使用を避けてください。
- 先端の尖ったもの・角張ったもの
⇒ベタの長いヒレが引っかかってしまう - 貝殻・サンゴ・石
⇒水質がベタの苦手なアルカリ性に変化
気に入ったものだからといって
何でもかんでも水槽に入れてしまうと、
大切なベタを苦しめることにもなりかねません。
レイアウトは見た目の良し悪しだけでなく
ベタに対する安全性も考慮したうえで
楽しむようにしましょう!
ベタの水槽の手入れ方法は?
いくらレイアウトを素敵に仕上げても、
水槽自体が汚れていたのでは台無しですね。
水槽内で暮らすベタにとっても
汚れた環境は良くありません。
水槽の美観とベタの健康を維持するためには
定期的に水槽を掃除することが大切です。
掃除は水換えのタイミングで
同時に済ませるのが良いでしょう。
フィルター付きの水槽なら2週間に1度、
ボトルなどの小さな容器なら
5日~1週間に1度程度が目安です。
ガラス面の汚れやコケをスポンジで擦り落とし、
底砂に溜まった餌の食べ残しや排泄物など
細かいゴミを吸い出します。
水換えと底砂掃除が一度にできる
掃除用ホースを用意しておくと
作業がグッと楽になりますよ。
まとめ
今回の記事では、
ベタ水槽のレイアウトにおすすめの
100均アイテムをご紹介してまいりました。
もはやアクアリストにとって100均は
”レイアウトグッズの宝庫”といっても
過言ではありませんね(笑)
皆さんのアイディアと工夫次第で、
活用できるアイテムは無限大です。
ただし、レイアウトに使用する
アイテム選ぶ際には、
ベタの体やヒレが傷ついたり
水質に影響を及ぼす恐れがないかを
きちんと確認することも忘れずに。
水槽の主役は、他ならぬベタです。
レイアウトは見栄えだけでなく
安全性もしっかり考慮したうえで
楽しんでいきましょう!
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