クラゲは癒やし系の生き物と言われますが、
毒のある危険生物のイメージも強いと思います。
しかし、かわいいクラゲは
どんな種類がいるのか、
あまり分らないですよね。
そこで今回は、
かわいいクラゲ10種類を
まとめてご紹介します。
価格や口コミも併せてご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
①ミズクラゲ
ミズクラゲは、
日本では一番身近なクラゲです。
各地の港などでごく普通に見られます。
傘の大きさは10~15cm程度で
白い半透明の体をしています。
生殖腺が四つ葉のクローバーのように並び
女性に人気のある種類です。
1,000~2,000円程で販売されています。
②アカクラゲ
春先になると沿岸域に現れるクラゲで、
傘の大きさは10~15cm程度ですが、
大きくなると、触手は2mを超えます。
傘には赤~赤褐色の模様が
放射状に入り、綺麗なクラゲです。
死んで乾燥したアカクラゲの粉末を吸うと、
くしゃみが止まらなくなることから、
「ハクションクラゲ」の別名でも呼ばれます。
2,000~3,000円程で販売されています。
③カラージェリーフィッシュ
フィリピンなど熱帯地方に生息するクラゲです。
傘の大きさが5~10cmほどで、
丸みがかった形をしています。
カラーバリエーションが豊富で、
青、白、ワインレッド、チョコレート色など
様々なカラーの個体があり、ブルージェリー、
ホワイトジェリー、レッドジェリーなどの
別名でも呼ばれています。
色味が綺麗なのに加え、ころんとした体型が
可愛いと人気の種類です。
2,000~3,000円程で販売されています。
コチラの動画では、色々な色の
カラージェリーが1つの水槽に泳いでいます。
④ハナガサクラゲ
春先に出現するクラゲで、
傘の大きさは5~10cmほどです。
毒性が強く、小魚を毒で殺し、
丸呑みして食べます。
触手の基部が紅色、
先端がピンクや黄色などの蛍光色で
綺麗で可愛いクラゲです。
この美しい色彩から、「花笠クラゲ」と
名付けられたと言われています。
2,500~3,000円程で販売されています。
⑤サカサクラゲ
その名前の通り、通常のクラゲと
上下が逆さまになって生活しているクラゲです。
傘を下にし、触手を上に向けて、
ユラユラとさせています。
サカサクラゲは、体内に褐虫藻と呼ばれる
植物プランクトンを共生させ、その褐虫藻が
光合成することで、栄養を得ています。
そのため、褐虫藻が光合成しやすいように、
逆さまになって生活をしています。
1,000~2,000円程で販売されています。
⑥タコクラゲ
タコクラゲは8本の、口腕を持つことから
タコのように見え、名付けられました。
関東より南の暖かい海に生息し、
夏場には関東近辺でも見ることが出来ます。
サカサクラゲと同じように、
体内に褐虫藻を共生させ、
光合成によって栄養を得ています。
褐虫藻の影響で、体全体が
うっすらと褐色になっていますが、
所々に水色や白色のドットが入り
綺麗なクラゲです。
1,500~2,500円程で販売されています。
⑦オキクラゲ
オキクラゲは黒潮海域に生息する
外洋性のクラゲで、強風が吹いた後などに
沿岸域に打ち寄せられることがありますが、
あまり見ることの出来ない珍しいクラゲです。
傘は半球状で、直径5~7cmです。
紫~紅色で、細かい突起が無数に並び、
遠目から見るとぼんやりとした紫色に見えます。
さらにレース状の口腕を持ち合わせ
繊細なイメージのあるクラゲです。
⑧アマクサクラゲ
アマクサクラゲは、名前の通り、
九州の天草地方で良く見られるクラゲです。
比較的暖かい海域を好み
九州地方を中心に本州の中部以南で
見かけることができます。
傘の大きさは5~10cmで、
傘の中央からはリボン状の口腕が、
傘の縁からは16本の細い触手が伸び
大変美しいクラゲとして知られています。
⑨ビゼンクラゲ
ビゼンクラゲはクラゲの中では珍しく、
毒の無いクラゲとして知られています。
食用にされるクラゲの1つで、高級食材として
中華料理などで使用されています。
その昔、備前地方(岡山県)が
名産地だったことから
ビゼンクラゲと名付けられました。
クラゲの中では比較的大きくなり、
傘の直径40~50cm、10kgほどになります。
全体的に透明感のある水色で、
口腕が赤みがかり大変綺麗なクラゲです。
⑩オワンクラゲ
オワンクラゲは、ノーベル賞を受賞した研究の
題材として使用されたクラゲとして有名です。
日本各地に生息し、傘が直径10~20cmほどです。
傘がお椀を逆さまにしたような
形に見えることからオワンクラゲと
いう名前がつけられました。
刺激を受けると、
生殖腺が青~緑色に発光します。
肉眼でしっかりと見るのは
なかなか難しいと言われていますが、
発光している姿は非常に美しいクラゲです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クラゲは毒が有り、
危険生物のイメージがありますが、
かわいい姿の種類も沢山います。
その可愛い姿もあって、癒やしの生物と
言われているのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
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