金魚を見ていると
- おなかが膨らんでいる
- いつもより糞の量が少ない
- 糞の姿をしばらく見ていない
そのようなことで便秘なのではないかと
疑うと思います。
そもそも金魚に便秘はあるのか、
それは治したほうがいいのかなど
様々な疑問が出てくると思います。
今回は、金魚が便秘になったら
どのような症状が出るのか、
放置して置いたらどうなるのか
などについてみていきたいと思います。
金魚が便秘になったらどのように症状が起こる?
金魚が便秘になったらどのような
症状が出るのでしょうか。
主な症状として4つあるので
それぞれ分けて
みていきたいと思います。
1.おなかが膨らんでる
金魚の便秘の症状の一つ目が、
おなかが膨らんでいるということです。
金魚のおなかを見てみると、
いつもより膨らんでいるし、
どこかしら重そうな感じが伝わる。
しかもその症状が
長く続くというときは
便秘の症状になります。
便秘になるとその便が
おなかにたまる状態になります。
その結果、おなかが
膨らんだ状態になります。
2.元気がない
金魚の便秘の症状の二つ目は、
元気がないということです。
金魚は基本的に水槽内を
元気に動き回ります。
その金魚が元気ないということは
どこかしら問題が
発生しているということです。
しかも金魚を観察して、
何か病気のようなものが見えない。
というときはより問題です。
その時は便秘により体調面での
不良が起きていることが確実です。
便秘になると消化吸収も
うまくいきませんし、
おなかが重いため元気に
動き回ることも困難になってきます。
そのため元気がない
ということも便秘の症状です。
3.食欲がない
金魚の便秘の症状の三つ目は、
食欲がないということです。
金魚はその本能で餌は
あるだけ食べるのが本来の姿です。
その金魚が餌を食べない
ということは何かしら問題が
起きているのが確実です。
外見での外傷が見つからない限りは、
体の中でも問題です。
その中でも食欲がないということは
便秘の症状としてよく見られます。
便秘になるとおなかの中に
ひたすら物がある状態で
さすがの金魚でも餌を食べることは
困難になります。
したがってこの食欲がない
ということも便秘の症状の一つです。
4.転覆したまま泳ぐ
金魚の便秘の症状の四つ目は、
転覆したまま泳ぐということです。
転覆病とは、金魚が自分の浮力を
コントロールできなくなる病気です。
転覆には二つのタイプがあり、
水面に浮いてしまうタイプと、
そこに沈んでしまうタイプがあります。
この中でも浮いてしまうタイプの
転覆病の原因は消化不良にあります。
金魚は消化不良を起こすと、
おなかの中で発生するガスを
うまく排出できなくなります。
すると浮いてしまって転覆します。
このように便秘の症状として
転覆しているということもあげられます。
金魚が便秘を放置しておくとどうなる?
金魚の便秘を放置しておくと
どうなるのでしょうか。
便秘を放置してしまうと、
最悪の場合死ぬことがあります。
やはり、ずっと消化できない状態は
だんだん体調を崩す要因にもなります。
しかもずっと栄養を
取れていない状態なので、
免疫力もなくなります。
そうなると、ほかの病気に
かかってしまうことがあります。
病気にかかってしまうことで
余計に金魚の負担が大きくなります。
このように金魚の便秘を
放置すると大変なことになります。
金魚の便秘は治すことはできるの?
金魚の便秘を治すことは
できるのでしょうか。
便秘を治すことはできます。
主な対処法として2つあります。
それぞれ見ていきます。
隔離して絶食させる
餌の与えすぎて
便秘にもなっているので、
まずは絶食させます。
金魚は1か月ほど全く餌を
食べなくても死ぬことはありません。
そのため隔離して便を出すまで
様子を見ましょう。
塩水浴をさせる
金魚の便秘の原因は、
餌の与えすぎの他にも腸内の雑菌に
対する抵抗力が落ちていることと、
水温差が激しいことがあります。
塩水浴をさせることで、
菌を殺すことがまずあります。
そのほかにも金魚が
最も住みやすいといわれる
濃度0.5%の塩水で
泳がせることでストレスがなくなります。
このように塩水浴をすることで
便秘を改善できます。
まとめ
今回は、金魚の便秘を
治すことができるのかどうか
ということについてみてきました。
金魚の便秘はなかなか気づきませんが、
大きな病気です。
この便秘を治すためには
しっかりとした対処法が重要です。
便秘だからといって、
甘く見ずにしっかりと迅速に
対処するようにしましょう!
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