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プラティの稚魚の成長速度!大きくならない時の対処法も

プラティの稚魚の成長

親魚のお腹から産まれてきたばかりの
プラティの稚魚の体長はわずか5mmほど。

小さな体でちょこまかと泳ぎ回る姿は
何とも可愛らしいものです。

そんな稚魚たちですが、
今後どのようにして一人前のプラティに
育っていくのでしょうか。

成長速度の目安を知っていると、
自分のプラティが順調に育っているのかを
見た目で把握しやすくなりますよね。

そこで今回の記事では、
プラティの稚魚の成長速度について
調べてみました。

なかなか大きくならない時の対処法も
ご紹介していますので、
ぜひ参考にしてみてください!

プラティの稚魚の成長速度は早いの?


出典:https://www.suiso-ya.com

親魚のお腹から産まれてきたばかりの
プラティの稚魚は体長5mm前後と
とても小さいですが、

生後1ヶ月で2cm、2ヶ月で3cm前後
あっという間に大きくなります。

この頃には地味だった体色にも
少しずつ変化が見られるようになりますよ。

生後4か月を過ぎる頃には、
成魚と変わらないくらいのサイズまで
成長する個体も出てくるでしょう。

そして生後5ヶ月頃には性成熟期を迎え、
繁殖が可能になります。

プラティの稚魚の飼育に必要なものは?用意しておきたい3つのアイテム


出典:http://aquana.jp

成長がとても早いプラティですが、
順調に育つかどうかは
飼育環境が大きく影響します。

ここからは、稚魚を育てるにあたって
用意しておきたい飼育アイテムを
3つご紹介していきます。

1.ブラインシュリンプ(餌)

プラティの稚魚の多くは
産まれたその日から餌を食べ始めるので、
親魚の出産が近付いたら
稚魚用の餌を用意しておいてください。

プラティの稚魚は
他の魚種に比べて体が大きいため、
成魚用の餌でも細かく潰せば
食べることができますが、

将来的な体格や体色の美しさは
稚魚期の栄養状態が大きく影響するので、
できるだけ栄養価の高い餌を与えましょう。

おすすめは”ブラインシュリンプ”です。

ブラインシュリンプは小型甲殻類の一種で、
高栄養で消化吸収にも優れていることから
熱帯魚の稚魚の初期試料として
広く用いられています。

ただ、ブラインシュリンプは通常
乾燥卵の状態で販売されており、
稚魚に与える時はそれを孵化させて
殻を剥いてやらなくてはなりません。

そこまで手間をかけるのは
ちょっと難しい、という方は
殻無しのタイプや冷凍タイプなど
管理しやすいものを選ぶと良いでしょう。

2.ヒーター

稚魚期のプラティは
大きくなるためにたくさんの栄養を
摂取する必要がありますが、

水温が低いと体の活性が低下し
餌を食べられなくなってしまうため、
温度管理はしっかり行ってください。

また「ハリ病」や「白点病」などの病気は
低水温が原因と言われていますので、
予防も兼ねて少し高めの27℃前後
保つようにすると良いでしょう。

気温が低下する真冬や
寒暖差の大きい時期などは
ヒーターでの調整が必要です。

3.掃除用のスポイト

稚魚期のプラティは
成魚よりも水質の変化に弱いため、
頻繁に水換えを行うのは良くありません。

とはいえ、何もしなければ
飼育水は汚れていく一方。

水質悪化は「水カビ病」などの
怖い病気を発生させる
恐れがあるので、

スポイトを使って
餌の残骸や排泄物をこまめに掃除して
水をきれいに保ちましょう。

汚れがどうしても気になる時は、
稚魚たちの様子を見ながら
全体の1/5程度の換水を行ってください。

プラティの稚魚が大きくならない!対処法はある?


出典:https://www.otsuka-nettaigyo.com

成長が早くあっという間に大きくなる
プラティの稚魚ですが、

体の大きさや色付きなどに
あまり変化が見られない時は
”栄養不足”が原因かもしれません。

先ほどお伝えしたように、
プラティの稚魚は大きくなるために
栄養をたくさん摂取する必要があります。

この時期はできるだけ高栄養の餌を与えて
成長を促してあげましょう。

また、一度にたくさん食べさせるよりも
1日分の量を複数回に分けて
少量ずつこまめに与える
ほうが
効率良く栄養を摂取することができます。

プラティの稚魚は放置すると危険?生存率を上げるには?


出典:http://aquaforest.tokyo

プラティの稚魚は卵からではなく
親魚のお腹から直接産まれてくるため、
他の魚種の繁殖時のように
卵を親が食べてしまう心配はありません。

しかし、産まれたばかりの小さな稚魚を
水槽内にそのまま放置していると、

やはり親魚や他の混泳魚に捕食されたり
体をつつかれたりして
多くの個体が死んでしまいます。

1匹でも多くの稚魚を育てて
数を増やしたい時は、
稚魚が成魚の口に入らない大きさになるまで
別の容器に隔離して育てましょう。

置き場所などの関係で
隔離するのが難しいという場合は、
水草で稚魚が避難できる場所を
作ってあげると良いですよ。

プラティの稚魚は1回の出産で何匹産まれる?


出典:https://www.otsuka-nettaigyo.com

プラティのメスが1回の出産で産む
稚魚の数は20~30匹ほど

初産の時はまだ体が慣れていないせいか
10匹前後と少ないケースも多いですが、

出産経験を重ねるにつれて
稚魚の数も増えていく傾向があり、
ベテランのメスになると
50匹以上産むことも珍しくありません。

また、プラティのメスの体内には
オスの精子を保存しておく器官があり、
一度受精が成立すると
約1ヶ月間隔で3~4回出産します。

実はこれがプラティを繁殖させるうえで
注意しなければならないところ。

このまま順調に出産し稚魚が育てば、
1ヶ月ペースで30匹、60匹・・・と
どんどん数が増えることになります。

もちろんすべてのプラティを飼育できる
水槽環境が十分に整っているのであれば
何の問題もないのですが、

そうでない場合は増やしすぎて
過密飼育にならないように
計画的に繁殖するようにしましょう。

プラティの稚魚には奇形が産まれることがある?


出典:https://www.iwoya.com

プラティを繁殖させていると、
”頭が2つある””背骨が曲がっている”など
いわゆる奇形の稚魚が産まれてくることが
稀にあるようです。

奇形が産まれてしまうのは、
次のようなことが理由だと言われています。

  • 近親交配
  • 親魚の発育不良

飼育環境下では稚魚が産まれ、
その稚魚が性成熟を迎えて繁殖し、
また稚魚が産まれ・・・と
近親交配になることが多いですよね。

近い血筋の親同士で交配すれば、
当然産まれてくる子の血も濃くなるので、
奇形が産まれやすくなります。

今後も繁殖を考えるのであれば、
ショップから新しい血筋の個体を迎えて
交配させるようにしましょう。

また、プラティは生後5ヶ月頃から
繁殖が可能になりますが、

親魚の体が十分に育っていないと
稚魚の成長に体の大きさがついていかず
稚魚がお腹の中で圧迫されて
変形してしまうことがあるそうです。

繁殖用の個体を選別したら、
ブラインシュリンプなどの
栄養価の高い餌をしっかり与えて
出産に向けた体を作りましょう。

まとめ


出典:http://aquaforest.tokyo

今回の記事では、
プラティの稚魚の成長速度や
大きくならない時の対処法について
ご紹介してまいりました。

プラティの稚魚の成長具合は、
飼育環境が大きく影響します。

成長が芳しくないと感じる時は、
飼育水の温度や給餌方法などを
見直してみましょう。

どの子も美しく立派なプラティに
育つと良いですね!

 

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