飼っている金魚を見たとき、
少しヒレが曲がっていた、
折れているように見えること
なんてないでしょうか。
金魚のヒレはよく見ないと
気付かないですが、
曲がっている場合がよくあります。
そんなとき、なんかの病気なのでは
ないかと心配しますよね。
今回は、その金魚のヒレが
折れている原因などについて
みていきたいと思います。
金魚のヒレが折れているのはどうしてなの?
金魚のヒレが曲がっていたり、
折れているのは
どうしてなのでしょうか。
その原因としては
主に二つあります。
それぞれ分けて
みていきたいと思います。
1.先天的なもの
金魚のヒレが折れている原因の
一つ目として先天的な
ものというのがあります。
金魚のヒレの状態が、
大きく曲がっていながらも
カーブが緩やかだったり、
曲がるというよりカールしているような
状態であればそれは
先天的なものとなります。
先天的なものとは、親も同様に
ヒレがカーブしていて
その影響を受け継いでいるということです。
これは生まれたときからあるもので
魚としてもあまり気になっていません。
したがって、そこまで
気にしなくても大丈夫でしょう。
2.骨折している
金魚のヒレが折れている原因の
二つ目として後天的なもので、
骨折しているということがあります。
ヒレの途中で急に角度が変わったり、
曲がっている部分の付け根に
白いぽっちがある場合は
後天的に曲がっている場合がほとんどです。
このように曲がってしまう、
骨折してしまう原因は
水槽の大きさにあります。
水槽がその魚にとって
小さいためにヒレが思ったように
動かすことができず、
骨折してしまいます。
この場合は先ほどの先天的なものと違い、
後天的なものになるので
魚としても泳ぎにくい
などの支障があります。
そのため気にする必要があります。
金魚のヒレの折れを治す方法はあるの?
金魚のヒレが折れているとき、
その折れを治す方法はあるのでしょうか。
見ていきます。
折れている場合、
基本的に治す方法は一つだけです。
それは、その折れている部分を
切断するということです。
もともと奇形種でない場合、
きれいに戻ります。
しかしこの治療法には
デメリットもあります。
それが、その切断した部分から
細菌が入り病気になるということです。
一度切断したヒレの部分は
細菌が入らないようにするため、
他の魚とは隔離します。
他の魚と混泳している状態だと、
他の魚がつついたりすることがあります。
そうなると治るのが遅くなりますし、
最悪の場合弱ってしまって
死に至ります。
ヒレの切口から水カビ病を
発症することがあるので
メチレンブルーなどを入れて
病気対策をすることが重要となります。
一度ヒレを切断した場合から
完全に治るまでは大体、
半年以上かかります。
金魚のヒレが折れてたままでも健康に支障はある?
金魚のヒレが折れてたままでも
健康に支障はないのでしょうか。
これも場合によります。
先ほど説明した、先天的なものの場合は
基本的に支障はありません。
少し他の魚に比べて泳ぐのが
遅くなってしまうことがあります。
しかしそれが原因で
病気などになることも少なく、
あまり気にする必要はありません。
しかし、後天的なものの場合は異なります。
骨折した場合などは、泳ぐのが
極端に遅くなったり、バランス感覚を
取るのが難しくなります。
そうなってしまうと
だんだん弱ってしまい、結果的に
他の魚につつかれてしまうことや、
病気になってしまうことがあります。
そのため、後天的なものと
発覚した場合はすぐに対策法を
実施する必要があります。
その対策法は、上記で説明した、
ヒレを切って再生を目指したり、
水槽を変えてあげて他の魚に
つつかれてしまうことを
防ぐといった方法があります。
しかし、ヒレが折れてしまった場合は
どちらにしても弱ります。
そうならないように
水槽の大きさなどには注意が必要です。
まとめ
今回は、金魚のヒレが
折れているのはどうしてなのか
についてみてきました。
金魚のヒレが折れているということは、
結構起こってしまうことです。
その折れていることが分かった
場合には先天的なものか後天的なものかを
把握することにより、
次にやることがはっきりします。
そのため、まずそれを把握しましょう。
もしわからない場合は、
ペットショップなどに
もっていって
みてもらうのもいいでしょう。
金魚のヒレは金魚にとって
もちろん重要なところになります。
折れてしまう前に対策法を
考えておくようにしましょう。
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