ピョンピョンと跳ねる姿や
モグモグと食べる姿がかわいいウサギ。
そんなうさぎを飼うのと同時に
うさぎ用のケージを用意しますが、
飼い主が意外と悩むのが
ケージのレイアウトではないでしょうか。
うさぎのケージは、
うさぎ自身がおもに生活する場所になり、
レイアウトの仕方によって
快適に過ごしてもうらえるかどうかにも
関わってきます。
今回はそんなうさぎのケージの
おすすめのレイアウトや
レイアウトを変えるときの
注意点などを紹介していきます。
うさぎのケージレイアウトのおすすめ!
うさぎのケージレイアウトは、
うさぎが快適に過ごせるかにも
関係してきます。
はじめてうさぎのケージを設置する場合や、
レイアウトを変えるときなど、
安全で安心して使えるように
工夫してあげる必要があります。
次の章からは、
ケージレイアウトにおすすめの
基本アイテムを紹介します。
1.トイレ
まず1つめがトイレです。
うさぎは基本的に隅のほうで
トイレをする習性があります。
そのためだいたいは
ケージの角にトイレを設置すると
上手にトイレをしてくれるようです。
ですが必ず同じ場所にトイレをするとは限らず、
あちこちにオシッコをしてしまう
うさぎも少なくはありません。
そんな時は一番オシッコや
ウンチをしている場所にトイレを設置すると、
スムーズにトイレを覚えてくれるようです。
またペットシーツなど
うさぎ自身のオシッコが付着した部分を、
トイレの金網の下に入れて置くと、
自分のニオイを覚えて
トイレをしてくれるようになります。
この時トイレシーツの誤食を防ぐために、
うさぎにシーツを引っ張り出されないように
注意してくださいね。
2.エサ入れ
2つめにエサ入れがあります。
うさぎは綺麗好きで、
トイレと寝床や食事は
それぞれ別の場所でします。
そのためエサ入れは、
トイレとは対角線上の位置に
設置するのがおすすめです。
またエサ入れ自体が軽いとひっくり返して
こぼしてしまうこともあるので、
陶器などの重量のあるものや、
ケージに固定できるタイプを
選ぶと安心です。
3.給水器
3つめのアイテムに給水器があります。
給水器にはケージの床などに
置いて使用するボウルタイプと、
ケージの網部分に設置して使用する
給水ボトルタイプがあります。
ボウルタイプは自然なかたちで飲めるので
うさぎが慣れやすいメリットがありますが、
ケージ内でうさぎが暴れた時など
水がこぼれやすい面があります。
その点ボトルタイプは
うさぎが飲みたい分だけ出てくる仕組みなので
水がこぼれる心配もありません。
給水口のボールが汚れなどで
動きが悪くなるので
定期的なメンテナスが必要ですが、
ケージ内のスペースを広く確保できるほか、
水のこぼれを防ぐためにも、
こちらの給水ボトルタイプがおすすめです。
給水器は、
餌箱の側に設置して
あげるようにしましょう。
4.かじり木
4つめはかじり木で、
うさぎのストレス発散にもなり、
歯の伸びすぎ防止にもなります。
かじり木にはケージに固定できるものや、
ケージ内に設置するものなど種類も豊富です。
中には牧草を固めたタイプもあるので、
好みに合わせて設置してあげてください。
また設置場所はトイレから離れた
餌箱の近くがおすすめです。
うさぎのケージレイアウトは夏も冬も一緒で良い?
ここまで、
うさぎのケージ内に設置する
基本的なアイテム5つを紹介してきました。
ですが日本には四季があり、
暑い夏もあれば寒い冬もあります。
季節が変わる時は
ケージ内のレイアウトは
同じでもいいのでしょうか?
1.夏の場合
うさぎは汗をかかないため暑さに弱く、
夏場はエアコンで温度調節を
してあげる必要があります。
またケージ内に設置できる
暑さ対策として、
ひんやりするアルミ製のプレートや、
冷却マットなどを寝床に設置してあげます。
2.冬の場合
うさぎは暑さに弱いですが、
寒さに強いわけでもありません。
汗をかかないうさぎは
気温の変化に弱く、
日中と夜の気温差が激しいと
体調を崩してしまいます。
冬は寝床に毛布を敷いたり、
ペット用のヒーターを用いて
保温してあげます。
またケージ自体に毛布を被せると
寒い外気を防いでくれ、
保温効果もあがるのでおすすめです。
うさぎのケージレイアウトを変える時の注意点
うさぎのケージレイアウトを変えるとき、
あれこれ詰め込み過ぎると狭くなり、
かえってうさぎの
ストレスになることもあります。
またいろいろ置きすぎると
掃除が行き届かなくなり、
不衛生になってしまうことも。
できればケージ内には最低限の
アイテムだけを設置し、
うさぎが広々使えるようにしてあげましょう。
うさぎのケージレイアウトの時は自作もGOOD!
こちらの動画は、
手作りしたケージの模様替えや
大掃除の様子を撮影したものです。
市販されているケージは、
サイズが決まっているので
中々思い通りにレイアウトが
できないこともあります。
ですが自分でオリジナルの
ケージを作成すれば、
サイズや形など
好きなようにデザインでき、
うさぎにとっても
より快適なケージになることも。
まとめ
今回はうさぎのケージを
レイアウトするための基本のアイテムや、
注意点などを紹介してきました。
野生のうさぎは
トイレや餌の場所、
寝床を分ける習性があり、
ペットのうさぎもその習性があります。
レイアウトするときは、
トイレと餌箱を対角線に設置したり、
夏と冬はそれぞれレイアウトを変えるなど、
季節ごとの工夫も必要です。
ケージはうさぎが生活するのに
重要な場所でもあります。
ぜひ今回の記事を参考に、
安心してうさぎが過ごせる
ケージレイアウトを考えてあげてくださいね。
コメント