うさぎをはじめ、ペットを飼っていると
病気になることもあり、
病院へ連れて行くこともありますよね。
ですがうさぎは人間のように保険がなく、
診察や治療でいくらくらいかかるのか、
あらかじめ費用を知っておきたい人も
多いかと思います。
そこで今回は、
- うさぎの病院での費用の相場
- 病院の費用についての注意点
などを詳しく解説。
「病院代が思っていたより高かった!」と
慌てないためにも、病院へ連れて行く前に
ぜひチェックしてみてくださいね♪
うさぎの病院での費用の相場を5つご紹介
うさぎなどの動物を診察する
動物病院は、人間の病院とは違い
診療費は病院によってまちまちです。
またホームページがある病院でも
診療費を載せていないところがほとんどで、
いったいどのくらいなのか気になりますよね。
ここではうさぎを病院で診察してた場合の
おもな費用5つを紹介していきます。
1.初診料
初めて診察してもらう病院では、
必ず初診料というものがかかります。
初診診療の相場は、
1000円~2000円程度です。
どこの病院でも初めての場合は、
この初診料がかかることを
覚えておきましょう。
また2回目以降は初診料ではなく、
再診料というものがかかります。
再診料は800円~1000円程度です。
病院によっては一定の期間診察を受けないと
初診料になってしまうこともあるので、
注意が必要です。
2.健康診断
健康そうに見えても実は
病気が隠れていることもあります。
早期発見が完治のカギでもあるので、
できれば定期的に健康診断を
受けるようにしましょう。
健康診断では体重や心音などのほか、
血液や糞などの検査を行うことがあります。
健康診断の費用ですが、
800円~1500円程度が一般的です。
大体の場合は聴診器で心音などを聴いたり
触診がメインとなるので、診療費も安めです。
この他に気になることがあれば、
それに応じた検査が加わるために
別途検査費用がかかってきます。
3.各種検査
各種検査は、検査内容により
機械や検査キットを使用するため、
値段もまちまちです。
受ける機会の多い検査の一例ですが、
- エコー検査:約3000円
- 糞尿検査:約1000円~2000円
- レントゲン検査:約5000円
- 血液検査:約5000円
が病気などで診察を受けたときに行う、
一般的な検査になります。
良心的な病院の場合は診察内容によって
不要な検査項目は取り除いてくれますが、
そのまま検査をしてしまう場合もあるので、
必ず診察時に確認しましょう。
4.診察時の処置
診察時に入院までに至らない場合や、
その場で済む処置をすることもあります。
例えば、
- 点滴:約2000円~3000円
- 注射:約1200円~2000円
- 前歯のカット:約2000円
などがおもな処置になります。
1回で済む場合もあれば
通院の必要があることもあり、
その場合はこの料金が回数分かかります。
5.手術
その場の処置で済まない場合や
重篤な症状の時は、手術をします。
手術の場合は手術費用のほかに
麻酔や点滴、投薬代などもかかり、
入院の場合は日数分の入院費も必要です。
おもな内訳ですが、
- 手術費:約20000円~10万円
- 麻酔:約10000円~20000円
- 点滴:約2000円~3000円
- 入院費:約3000円~5000円(1日)
- 投薬:約1000円~5000円
などがかかってきます。
手術の場合は、通常の診察よりも
どうしても高くなってしまうので、
いざという時のためにもあらかじめ
貯蓄しておくのがおすすめです。
6.爪切りや耳掃除
うさぎの日々のお手入れとして
爪切りや耳掃除が必須になってきます。
費用の目安ですが、
- 爪切り:約500円
- 耳掃除:約500円
になります。
これは自宅でもできるお手入れですが、
爪の根元近くには血管や神経もあり、
慣れない人にはどこまで切ったらいいのか、
判断が難しい面もあります。
こちらの動画では爪切りが嫌いなうさぎが、
逃げ回る様子を撮影したものです。
うさぎも慣れていないとこのように
大人しく切らせてくれないことも…。
また耳掃除もやり過ぎは他の病気を
引き起こすこともあるので、
心配な人は病院でお願いしましょう♪
うさぎの病院の費用の3つの落とし穴とは
ここまではうさぎが病院にかかった時の
おもな費用の相場について紹介しましたが、
場合によっては相場以上に
費用がかかることもあります。
どんな時に費用が高くなるのか、
次の章で詳しく紹介していきましょう。
①動物病院は診療費の上限がない
私たち人間は健康保険に
加入することが義務になっているので、
どの病院にかかっても
医療費は減速3割負担になります。
ですがうさぎをはじめとするペットは
とくに公的に保険制度があるわけではなく、
病院ごとに診療費を設定できる
自由診療となっています。
そのため病院によって診察や治療費が異なり、
同じような内容で診察されても病院によって
診療費の差が生まれてしまうのです。
②うさぎの病院は夜間の料金が高くつくことも
うさぎは具合が悪いのを隠す習性があり、
元気そうに見えても急に症状が
悪化してしまうことがあります。
かかりつけの病院が開いていれば
すぐに連れて行くことができますが、
時間外の場合は夜間救急に連れていかなければ
ならないこともあるかもしれません。
そんな時に注意したいのが
「時間外診療費」です。
時間外診療費は通常の診療費と違い
約10000円~20000円となることもあり、
通常の診療費よりも高めです。
また防犯上の理由から支払い方法が
クレジットカードのみの場合もあるので、
連れて行く前に事前に確認しておきましょう。
③検査だけのつもりでも手術で高額になる可能性が
検査だけのつもりで連れて行っても
病状次第では手術になる場合もあり、
予想以上に病院代がかかることもあります。
手術になると10万円単位の金額がかかるため、
いざという時のために日頃から貯蓄しておくか、
うさぎが加入できるペット保険に
入っておくのもおすすめです。
保険会社によって対象となる病気が
異なることがあるので、
ぜひしっかりと比較してぴったりな
保険を見つけてくださいね。
まとめ
うさぎの病院の費用の相場や、
気をつけたい料金の落とし穴について
解説してきました。
今回のポイント
- 診療費は病院ごとで異なる
- 夜間診療は通常診療よりも高い
- 検査だけのつもりが急に手術になることもある
- いざという時のためにペット保険の加入もおすすめ
うさぎは具合が悪いのを隠すため、
気づいたら悪化している
ということも多々あります。
普段のお世話の中で体調の変化などを
しっかりとチェックし、
いざという時にかかる診療費は
あらかじめ貯蓄していくようにしましょう。
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