犬の爪切りは、自宅でできると
楽ちんな処置のひとつです。
でも、爪切りが嫌いな犬はかなり多め。
ポメラニアンは
わがままな性格の傾向なので、
よけいに抵抗する子が多いです。
なぜそんなに嫌がるのか
不思議に思ったことありませんか?
あまり無理にやろうとしても、
飼い主さんと犬の絆が
崩れてしまうかもしれません。
そこで、ポメラニアンの爪切り動画と、
嫌がる理由などを紹介してきます。
嫌がる理由を知ることで、
嫌がらないようにする方法を
学んでいきましょう。
動画で動きを見ると、
やり方もわかりやすいですよ♪
まずはポメラニアンの爪切り動画をご紹介
こちらの動画では、
素早く切るようにしていますね。
爪きりに慣れてきたら、
早く終わらせる方が犬にも負担が少なくなります。
しかし、切り慣れていない人には
ゆっくりと切っていくのが
おすすめのコツのひとつ。
ゆっくり切りすぎても
犬が飽きてしまいますが、
早く切ろうとして出血すると
めんどくさいです。
ポメラニアンが爪切りの時に逃げる・隠れる3つの理由とは
ポメラニアンが爪切りのときに
逃げたり隠れたりするのは、
なんでなのでしょうか。
そこには、犬にとっては
切実な理由が隠れています。
人間の大人にとっては爪切りは
怖いものではないですが、
子供や犬には独特の恐怖があるんです。
それを理解してあげることで、
爪切りを怖いものではないと
教えてあげてください。
1.爪切りの音が怖い
爪切りの音を怖がっている
ポメラニアンがいます。
爪切りって結構大きな
「パチン」という音がするので、
それが怖いんです。
このような音を怖がる犬は、
聞きなれない音自体が苦手と言う子が
多いです。
このような場合、
音と恐怖が結びついてしまうと
トラウマが完成します。
神経を切ったり無理に肢をひねったり
という、痛みが生じるようなことは
よほど犬が慣れるまではご法度です。
2.爪切りの時に押さえつけられるのが嫌
爪切りのときに、押さえつけれられるのが
嫌いなポメラニアンも多いです。
爪切りを見せるどころか、
気配を悟らせただけで隠れる子もいます。
ポメラニアンに限らず、わけもわからず
捕獲されて押さえつけられて
刃物をむけられるのは怖いですよね。
自分が理解できないことを
無理やりされるので、
ポメラニアンにとっては
恐怖でしかないんです。
おそらく、私が犬でも抵抗します。
3.以前爪切りで嫌な思いをしたから
爪切りで嫌な思いをすると、
それ以降逃げるようになってしまうことが
多いです。
無理やり押さえつけられる以上に、
深爪をしてしまい痛い思いをすると
爪切りが大嫌いになるんです。
狼爪を切るときに、無理な方向に
向けてしまうのも結構痛がります。
狼爪は骨が繋がっているわけでは
ないんですが、普通の位置から
曲げられると少なくとも違和感が
大きいようです。
ポメラニアンが爪切りの時に逃げる・隠れる3つの対処法とは
ポメラニアンが爪切りのときに
逃げる・隠れるといった行動をとるとき、
どんな対処をすれば良いのでしょうか。
大きなポイントは
子犬のときから慣らすことなのですが、
それ以外のポイントも
紹介していきます。
1.優しく声をかける
優しく声をかけながら爪切りを
行ってみましょう。
言葉はなんでも良いのですが、
飼い主さんがリラックスしている様子を
見せるのが大事なんです。
「ダメ!」「じっとして!」などと、
怒号をかけられながら爪切りされると
犬も緊張します。
むしろ褒めながら、ご褒美なども駆使して
行うことで爪切りに対する負の感情が
少しはマシになります。
嫌なことは嫌なんだけど、
我慢してくれるようになるんです。
2.無理に引っ張ったり強く捕まえない
肢を無理に引っ張ったり、
動くからといって強く押さえたりは
爪切りを嫌いになる要素です。
上記でもありますが、怖がっているときに
無理やり押さえつけられると
「何されるの!?」と
犬は恐怖におののきます。
また、痛い方向や違和感のある方向に
身体を引っ張ると痛みも記憶に残ります。
爪切りに慣らすときには、
なるべく優しく保定して切っていきます。
それでも、
慣れない子は嫌がって暴れるので
無理でしょって思いますよね。
無理ではありません。
1のご褒美などを併用したりして
犬をそちらに集中させると、
必死の抵抗はしなくなる子が多いんです。
3.できるだけ素早く済ませる
時間をかけてやっていると、
犬はじっとしていることに飽きてきます。
そのため、嫌がらないようにするには
素早く切っていくことがコツ。
このとき素早く切ろうとして
深爪をしないように気を付けてください。
時間がかかりそうなら、肢一本で諦めて
時間をおいてから他の肢もやっていくと
犬の負担も減らせますよ。
ポメラニアンの子犬に爪切りしても大丈夫?
爪切りへの対処法を上に書いていますが、
一番良いのは
ポメラニアンが子犬のときから
爪切りに慣らすことです。
子犬のときから爪切りをしても大丈夫か
不安に思う人も多いですが、
むしろこの時期が大事です。
小さいときから
爪切りは嫌なことではないと
覚えてもらうと、おうちで爪切りも
楽ちんになります。
子犬の爪切りは成犬以上に
気を使って行いましょう。
トラウマをなるべく作らないのが
飼い主さんにとって最大の試練です。
怖いなあと言う場合には、
病院で獣医さんと協力して行うと
コツがつかみやすいです。
このような「トラウマを与えない」という
処置をするには、子犬のしつけに
力を入れている病院を選ぶのが
良いかと思います。
特にパピークラスをやっている
ところだと、少なからずスタッフが
しつけの勉強はしているはずです。
まとめ
ポメラニアンの爪切り、
ちょっとずつでもできそうですか?
- 無理やり押さえつけられて
何かされるのは
どんな動物でも怖い - 焦らずリラックスして、
少しずつ慣れさせる - 子犬のときから、色々な処置に
トラウマを作らない努力をする
爪切りのような日常のケアは、
小さなように見えてポメラニアンに
慣れてもらうのがかなり大変です。
人間の子供も、耳掃除などから
逃げていく子がいますよね。
身体の自由を奪われて何かされるのは、
命の危険を感じる行為です。
動物は本能的にそこから逃げようと
するので、根気よく
「怖くない」ということを教えましょう。
コメント