一度ポメラニアンをお迎えすると、
その可愛さから多頭飼いをしたくなる
方も多いと思います。
しかし、ポメラニアンは多頭飼いに
向いているのか気になりますよね。
もし、お迎えした相手と相性が悪く
ケンカをしてしまうようでは、
飼い主さんもワンちゃんも
ストレスになってしまいます。
そうならないためにも、ケンカをしない
相性や犬種などがあれば知りたいですよね。
また、万が一相性が悪かった場合の
対策法があれば頭に入れておきたい
ところです。
そこでこの記事では、
ポメラニアンを多頭飼いする際にケンカを
しない組み合わせや犬種、相性が悪い場合の
対策などを解説します。
ポメラニアンの多頭飼いでケンカする原因は?
ポメラニアンの多頭飼いで、お迎えしても
ケンカしてしまう場合、どのようなことが
原因なのでしょう。
ここでは、多頭飼いでケンカをすることの
多い組み合わせを紹介します。
1.相性が合わない
私たち人間も、100人いたら1人は
相性の合わない人がいますよね。
ワンちゃんにも個性や性格があるため、
相性が悪い場合があります。
例え多頭飼いに向いている犬種で
あっても、相性が合わずにケンカになる
場合があります。
一度お迎えしてしまった場合、
返品することはできません。
ケージや部屋を分けるなどして、
お互いのワンちゃんにとってストレスに
ならないよう工夫する必要があります。
2.同じ性別同士である
多頭飼いの場合には、同じ性別よりも
オスメスのほうが相性が良いと
言われています。
特にオス同士は縄張り意識が強いため、
ケンカになりやすい組み合わせです。
ポメラニアンの場合は、比較的同じ性別
同士でも多頭飼いができるようです。
しかし、万が一のことを考えると
オスメスでのお迎えがベストです。
また、繁殖を望まない場合には
必ず避妊手術を行いましょう。
ポメラニアンを多頭飼いはオスとメスが相性がいい?
ポメラニアンはもともとソリ犬が元祖
ですので、群れで行動することに
慣れています。
そのため、同じ性別同士でもうまく
やっていけることが多いと
言われています。
しかし、基本的に相性の良い
組み合わせは、オスメスです。
特にオス同士は縄張り争いから、
ケンカに発展するケースも多く
報告されています。
子犬のころは仲が良くても、成犬に
なるにつれ縄張り意識が強くなり、
ケンカをするようになる場合も
あります。
オスメスであれば、元来番になるため
よっぽど相性が良くない限りケンカは
起きないでしょう。
ただし、繁殖を望む場合以外は、
必ず不妊手術をすることは必要です。
ポメラニアンを多頭飼い!相性が良いのは違う犬種?
ポメラニアンは群れで行動するソリ犬が
元祖ですので、多頭飼いには向いている
犬種です。
では、同じく人気のある犬種との
相性はどうなのでしょう。
ここでは、人気の小型犬との多頭飼いは
できるのか、詳しく見ていきましょう。
1.ダックスフンドとの相性
ダックスフンドは、勇敢で
リーダータイプです。
そのため、特に2匹目としてお迎えする
場合には、気を付けなくてはいけません。
自分が有利な立場でたいと上位を狙う
タイプですから、飼い主さんがしつけや
優先順位をしかり確立させることが
重要です。
特にオスはこの気質が強いため、
ダックスフンドとの多頭飼いをする場合、
オス同士は避けたほうが無難です。
ダックスフンドとの多頭飼いは、
お互いの相性や性格、どのくらい
トレーニングができているかに
よります。
2.チワワとの相性
チワワは体も小さいことから、
多頭飼いをしている方も多いでしょう。
チワワ自体、賢く社交的で好奇心旺盛な
性格ですから、多頭飼いに向いている
犬種です。
ポメラニアンも賢く社交的、
遊び好きなことから、相性は良いでしょう。
ただ、特にチワワは臆病な子もいます。
臆病な性格の子は多頭飼いに向かない
こともあるので、チワワの性格を良く
観察してから検討することを
おすすめします。
3.パピヨンとの相性
パピヨンはもともと貴婦人たちが
愛した愛玩用の犬です。
そのため、賢く温厚で社交的な
性格をしています。
基本的に誰とでも仲よくすることが
できるため、多頭飼いに向いています。
ポメラニアンも社交的で賢いため、
相性は良いでしょう。
パピヨンの中には怖がりな
性格の子もいます。
怖がりな性格の子は、多頭飼いに
向いていない場合があります。
パピヨンとの多頭飼いを検討する場合は、
主にパピヨンが怖がりな性格ではないか、
観察してからお迎えするようにしましょう。
社交的で活発なポメとパピヨンの
ハーフ犬も魅力ですね。
4.トイプードルとの相性
トイプードルは非常に賢く、
明るい性格の持ち主です。
温厚で社交的でありながら、
しつこ過ぎない性格をしていますので、
多頭飼いに向いています。
ポメラニアンも社交的で遊びが
大好きですので、相性は良さそうです。
ポメラニアンの多頭飼いブログ紹介!参考になる育て方の秘訣
実際にポメラニアンの多頭飼いを
している方の情報や意見を見ることが
できれば、多頭飼いの際の参考に
なりますね。
ここでは、ポメラニアンの多頭飼いを
している方のブログを紹介します。
1.ポメラニアン☆ポン王子と仲間たち
出典:https://ponandnon.blog.fc2.com/
こちらのブログは、2匹のポメラニアンを
多頭飼いしているブログです。
2007年生まれのちょっと偉そうな男の子、
ポン王子と、2012年生まれの体は大きく
ハートは小さい男の子、シンバ君です。
どちらももう高齢ですが、
元気に走り回っていますよ。
オス同士の多頭飼いですが、
この2匹はうまくやっているようです!
2.犬たちとニコニコ生活
ポメラニアンのライム君と、シーズーの
太郎君の多頭飼いブログです。
ポメラニアンとシーズーも、
相性が良さそうですね!
犬をお迎えする前からブログを始めて
いますので、参考になることも多いかと
思います。
写真もたくさん載っているので、
読んでいて飽きません!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポメラニアンは多頭飼いに向かないって本当?
ポメラニアンは基本的に多頭飼いに
向いている犬種です。
しかし、性格によっては多頭飼いを
しないほうが良い場合もあります。
以下のような性格が、該当します。
- 興奮しやすい・攻撃的
- 問題行動がある
- 散歩の際などほかの
犬に対して友好的でない - 臆病
- 飼い主さんに依存している
このような性格の子は、1匹で飼ってあげる
ほうがストレスなく過ごすことができます。
ポメラニアンは攻撃的な一面や、
飼い主さんに依存するタイプの子も
います。
多頭飼いをする際は、先住犬が多頭飼いに
向いているか、良く観察することが
重要です。
ポメラニアンを多頭飼いするメリットとは?
多頭飼いをすることに、どのような
メリットがあるのでしょう。
そもそも、犬は群れで行動をする
生き物です。
そのなかでもポメラニアンは、ソリ犬を
先祖としているため、複数で常に行動を
共にしてきました。
そのため、一匹でいることを苦手と
しています。
多頭飼いをすることで、寂しやストレスを
軽減することができます。
また、犬には犬の社会があり、
ルールもあります。
犬の社会で先住犬から様々なルールや
社会性を身に着けることもできます。
2匹目はしつけが覚えやすい傾向に
あるのは、先住犬が教えているのかも
しれませんね。
ポメラニアンを多頭飼い!年齢差はどれくらいが良いの?
多頭飼いをする際の年齢差は、
3~5歳差くらいが良いようです。
あまりにも近いとライバル心がわいて
しまうことがあり、歳の差がありすぎると、
シニア犬が若犬の体力についていけなく
なってしまう場合もあります。
逆にシニア犬と若いワンちゃんを一緒に
生活させることで、シニア犬が若返る
ということもあるため、年齢については
性格や相性などもあるでしょう。
ポメラニアンの多頭飼いでしつけの注意点は?
2匹目をお迎えする前に、先住犬のしつけは
きちんとマスターしておく必要があります。
後から来た犬は、先住犬を習って
物事を覚える傾向があります。
そのため、先住犬に吠え癖や噛み癖などの
問題行動があると、後から来た犬も
同じような問題行動をする可能性が
あります。
逆に、トイレやお座り、待てなどができ、
問題行動が無いようにしつけをしてあると、
後から来た犬は、いつの間にかしつけを
覚えてしまうこともあります。
ポメラニアンの多頭飼いで相性が合わない場合はどうする?
例え相性が良いと言われる犬種同士で
あっても、オスメス同士であっても、
相性が悪い場合はあります。
そのような場合でも、「返品します」
というわけにはいきません。
どちらの子も、最後まで面倒を
見ることが飼い主さんの義務です。
住居部屋を分ける、散歩を別にする、
家の中での自由行動も時間を分けるなど、
様々な苦労が必要となると思いますが、
責任を持ってお世話をしましょう。
ポメラニアンの多頭飼いはケージは頭数分必要?
基本的に多頭飼いには、飼っている数
だけ飼育用品が必要です。
ケージも同様に、2匹だったら
2つあるのが理想です。
仲良しで同じケージでも問題という場合も
ありますが、ケージを分ける理由は
ほかにもあります。
例えば、排泄物はどちらのものか把握する
ためや、どちらかが病気になった際、
隔離するため、自分だけの
プライベート空間を作るためなどです。
健康状態をチェックするためにも、
ワンちゃんのケージは別々に確保する
ことがおすすめです。
まとめ
ポメラニアンは友好的で多頭飼いに
向いている犬種です。
多頭飼いの際におすすめの相性や、
注意点などは以下の通りです。
- オスメスのペアがケンカしにくい
- ほかの犬種との多頭飼いは、
相手の性格もチェックする - 性格によっては多頭飼いに
向かない場合もある - 多頭飼いにはメリットもある
- 年齢は3~5歳差くらいがベスト
- 先住犬のしつけはマスター
しておく - 相性が悪くても最後まで
面倒を見る - 飼育用品は頭数分必要
例え相性が悪くても、どの子もストレスなく
幸せに暮らせるように工夫することが、
飼い主さんの義務です。
多頭飼いにはメリットもありますが、
費用や手間暇も倍になることをしっかり
頭に入れてからお迎えしましょう。
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