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ポメラニアンは出産で何匹くらい産むの?出産適齢期と費用も解説

ポメラニアン

ポメラニアンの出産

ポメラニアンは日本で
根強い人気を誇る犬種です。

家族として一緒にいると、
その子の子供が欲しいなんてことも
考えたことがありますよね。

ただでさえ可愛い子犬なのに、
愛犬の子供となれば可愛さも倍増です。

でも、おうちで出産させようにも
分からないことだらけ。

きちんと知ったうえで行動しないと、
難産で愛犬が命を落としたり
子犬が弱くなったりするかもしれません。

デメリットもメリットも知ったうえで
ポメラニアンの出産を考えることは、
愛犬の幸せにもつながります。

そこで、ポメラニアンの出産で
子犬が何匹生まれるのか、
年齢や費用なども合わせて
紹介していきます。

ポメラニアンの出産頭数!1回で何匹産むのが平均的なの?

ポメラニアンの1回の出産頭数
何匹なのでしょうか。

一般的に、大型犬ほど
多産傾向にあります。

そのため小型犬であるポメラニアンは
少なめで、3匹くらいが平均。

最近は小さな個体が多い為
1匹のことも多いのではと思われます。

出産頭数が少なければそれだけ胎児が
大きく育つので、難産になる可能性が
上がるので注意しましょう。

犬が安産だと言われているのは、
中型犬以上の大きさの犬は多産が多く、
胎児が小さいため出産しやすいことに
由来しているんです。

ポメラニアンの出産の年齢で適齢期はあるの?リミットはいつ?

ポメラニアンに出産させたい場合、
年齢としてはどのくらいが
適齢期なのでしょうか。

これはポメラニアンに限らず
犬全般に言えますが、
2回目発情から中年くらいまでです。

初回発情を超えれば身体は
子供を作る準備ができていますが、
若すぎるとホルモンバランスも乱れがち。
犬の心身にあまり良くありません。

そのため、初回ではなく
2回目以降が推奨されています。

リミットは、大体ですが6~7歳くらい。

出産だけでも体力は奪われるし、
子犬の世話もとなると母犬の消耗は
かなり激しいです。

発情自体は健康であれば
壮年になっても来ますが、出産・育児は
若いときのほうが安全性が高いです。

ポメラニアンの出産費用はどれくらい?ペット保険はつかえる?

出産をさせたいと思っても、
かかってくる費用も気になるところ。

正直なところ素人がどうしても子犬を
産ませたいという場合には、
費用を気にしているなら止めたほうが
良いのではと個人的には思います。

費用がネックで諦めるならば、
購入した方が安全だからです。

それでもあきらめきれない!という
場合のため、いくらかかるか
ご紹介します。

出産までに必要な行動は、
交配・定期検診・難産の場合はオペ
・子犬のお世話などです。

それぞれのかかる費用の概算は
以下のような形が多いです。

交配

ブリーダーに依頼する場合、
平均3~10万円と差があります。

これはチャンピオン犬だったり
ペットタイプだったりという
違いによるもの。

知り合い同士の場合には
そこまで高額ではないと思いますが、
交配自体はプロに依頼するのが
望ましいです。

定期検診

妊娠確認や育ち方のチェックなど、
エコーやレントゲンで見て行きます。

診察代とエコーで
4000~5000円くらいが
平均です。

大体交配後30日くらいで
チェックを受け、
胎児がいるかどうかが
第一段階です。

その後順調であれば、
妊娠45日目以降からレントゲンで
胎児の数や大きさを見ます。

レントゲンも、4000~5000円
くらいの病院が多いです。

帝王切開や病院での出産・処置

病院にもよりますが、
50000~200000円と病院により
差があります。

帝王切開はスピードと人員が必要な
オペなのと、緊急手術になるため
この値段の差が出てきます。

子犬の世話

設備にもよりますが、毛布や
ヒーター、寝床、ミルク、
哺乳瓶など子犬を育てるための
用意は必要です。

自宅出産の場合には絹糸や
清潔なハサミやタオル、
洗面器など生まれた直後の
処置の用意も必要です。

母犬が育児放棄したら
人間が育てないといけないため、
マンパワーも必須。

数千円から数万円になるのでは
ないでしょうか。

結構高額なので、ペット保険が
利用できるかは気になりますよね。

基本的には、適応外です。

予期せぬ病気に対してのものが
保険なので、人間と同じで
妊娠は保険の適応外としている
会社が多数。

難産のタイプなどで
細かく決まっているが
利用できる、ということも
あります。

気になる場合には
その会社に聞いてみましょう。

ペット保険の比較サイトを
紹介します↓

⇒ペット保険の比較サイトで詳細をチェックする

個人的には「かかっちゃった」なら
ともかく「わざわざかける」というのは
素人がやらないほうが良いと思います。

軽い気持ちでは
交配しないほうが良いです。

ポメラニアンの子犬は交配からどれくらいで生まれてくるの?

犬の出産は、交配から63日目くらいが
平均です。

ほとんどは予定日通りに生まれるので、
難産にならないかどうかのほうに
比重が置かれます。

この出産予定日を算出するには、
もちろんいつ交配したかがとても重要!

予定日が分からないと
飼い主さんのほうも準備ができず、
最悪人間がいないときに
出産なんてことになりかねません。

ポメラニアンのような小型犬は
子犬の数が少ない分大きく育ち、
難産になりやすい傾向があります。

そのため、出産の日には万が一に備えて
人間が側にいる必要があるのです。

ポメラニアンの出産って難しいの?自宅で行う方法とデメリット

ポメラニアンに限らず、出産というのは
母体にとっては重労働です。

難産になるかもしれないし、
多かれ少なかれ出血もあります。

難しいか難しくないかでいえば、
出産はみんな難しいです。

おうちの子が出産するときには
基本的には自宅で出産ということが
多いですが、準備万端で挑みましょう。

自宅でポメラニアンが出産する場合は、
まず寝床や道具をそろえましょう。

必要な道具
  • 寝床(母犬と子犬が余裕を持って
    入れる大きさの箱など)
  • ぬるま湯をはった洗面器
  • 清潔なハサミ
  • 清潔なタオル
  • 絹糸かタコ糸
  • 体温計
  • キッチンスケーラー
  • リボン(子犬が複数生まれた時の目印)
  • 哺乳瓶
  • 犬用ミルク

こんなところが必須です。

飼い主さんがやることも沢山あります。

出産したら
  • 子犬の身体を拭く・こすって呼吸させる
  • へその緒に糸を結んで縛り、
    身体とは反対側を適度なところで切る
  • 子犬の体温、体重を記録する
  • 子犬の個体識別のため、
    複数いるときにはリボンなどで
    目印をつける

大体この4つをスピーディーに
行っていきます。

出産の概要の動画を紹介しますね。

この飼い主さんは
準備を綿密にしてますね。

母犬は産むことでいっぱいいっぱいの
ことも多いので、生まれてすぐに
子犬を舐めるなどのアクションを
起こさなければ人間が手助けしましょう。

自宅で出産させることのメリットは
リラックスした環境で産めることですが、
デメリットは緊急事態でも
すぐには対応できないこと。

病院ではできることも、
自宅だと中々難しいことも多いです。

また、飼い主さん自身が出産に
慣れていないこともあり、不測の事態を
感じ取れない・冷静に対処できない
場合があります。

メリットもあるしデメリットもあるので、
おうちのポメラニアンにとって
どんな形が幸せか
しっかり考えましょう。

ポメラニアンに出産させる場合の6つの注意点と覚悟

おうちのポメラニアンに出産させる場合、
色々な注意点があります。

細かく言うと数えきれないくらい
なのですが、「絶対にこれだけは!」と
いうのは以下の6つ。

ブリーダーさんは以下のことプラス
他にも気を配って、知ったうえで
ブリーディングを行っています。

以下の6つは交配する前に
しっかりと頭に叩き込んでください。

1.オス犬との交配について

オス犬との交配は、発情出血開始後
10~14日くらいを目安に行います。

この期間中に2回くらい
交配させることが多いです。

出血が分かり辛い子の場合、乳腺や
陰部が腫れている・オス犬を
許容するなども発情の目安となります。

スメア検査といって膣垢の細胞を
検査して発情を確認することもあります。

犬の精子の膣内での寿命は
7日くらいなので、この期間と
卵子の成熟がうまく合致すれば
受精できます。

おうちでポメラニアンをオスメス両方
飼っている場合には、油断をすると
いつの間にか繁殖行為を行うことが
あります。

そのような事故を防ぐために、
部屋を隔離したりマナーパッドを
使用したりしてきちんと
管理してください。

2.出産までも費用がかかる

出産までも、様々な費用がかかります。

上記でも述べましたが、交配や病院での
定期検診などが必須な費用。

総額で10万円くらいかかることも
あります。

帝王切開になる場合にオペ代も
かかってくるので、
相応の覚悟はしましょう。

 

3.母体への危険性

出産は母体が命をかけて行う行動です。

交配のときにも、相性の悪いオス犬と
かけようとして怪我をするかも
しれません。

妊娠中には子犬に栄養分を
どんどんとられていきます。

出産では、出血が予想よりも
多くなってしまったり難産になったり
いうリスクがあります。

おうちで飼っているポメラニアンの
血をひく子犬を飼いたいという気持ちは
分かりますが、そのくらい危険なことを
させるというのは念頭に置いてください。

難産の程度などによっては
母体も子犬も亡くなってしまう
ケースだってあるんです。

4.全ての子犬が健全である保証がない

これは予防ができないことなんですが、
血統や自分・相手の犬の遺伝子疾患に
気を付けても先天的な病気が
子犬に発現することがあります。

膝蓋骨脱臼や鼠径ヘルニアくらいなら
よくあることなのですが、心臓や
他の臓器に異常がある場合もあります。

命に関わる部分だと生まれてすぐに
死んでしまったりもあり得るので、
子犬が産まれたらすぐに病院で
健康チェックをしてもらいましょう。

ある程度育たないと分からない
先天疾患もあります。

そのため鎖肛、四肢の機能、
重度のヘルニア、口蓋裂など
最低限分かるところだけでも
チェックすべきです。

5.母犬が育児放棄する場合がある

初めての出産だと特に、母犬が
育児放棄を行うことがあります。

特に社会化がうまくできず
犬としての自覚が足りない犬だと、
よく起きます。

お乳をあげるのさえもやらない犬が
いるので、そのような場合には
人間が人工哺乳を行います。

人工哺乳は2~3時間おきに哺乳と排泄の
世話を行うため、かなり大変です。

生まれたばかりの子犬は
刺激を与えないと排泄もできないんです。

急いでミルクを飲ませようとすると
簡単に誤嚥してしまい、最悪の場合
肺炎になることも。

このように、子犬のお世話は相当大変。

人間の赤ちゃんだって大変なのだから、
分かりますよね?

6.生まれた子犬全て飼えない場合は里親を探すこと

生まれた子犬を全ておうちで
育てられれば良いのですが、
難しい場合もあります。

複数生まれても1頭しか余裕が
ない場合は、飼い主さんは責任を持って
里親を捜しましょう。

里親は、レントゲン検査を
何頭いるかが確認できたらすぐに
開始したほうが良いです。

「可愛い盛りなんだから
すぐに見つかるでしょ」と思った人は
甘いです。

見つかりません。

難産になり子犬が死んでしまったりして
最終的に数が違ってしまうことは
ありますが、それは生き物なのだから
仕方のないことです。

無事に生まれた子犬の行き場が
無いというのは不幸極まりないので、
新しいおうちをあらかじめ
探してあげてください。

ちなみに日本では純血種人気が高く、
純血種同士の子犬のほうが
里親が見つかりやすいです。

もし里親が見つからなかったら
自分の家で飼う覚悟を決めて
出産させてください。

ポメラニアンの出産情報!ブリーダーから迎える場合はどうする?

もう一頭ポメラニアンが欲しいだけなら、
血統や犬の状態を踏まえて計画的に繁殖
している、きちんとしたブリーダーさんから
迎えることをおすすめ
します。

血統がしっかりと管理されていることで、
病気のリスクも減らせるんです。

ブリーダーさんのホームページなどで
出産情報がのっているので、
それをチェックして
お迎えするのがオススメ。

ホームページにはブリーダーさんとの
連絡手段が記載されているので、
それに沿って連絡をとります。

ブリーダーさんからお迎えをする際には、
連絡を取り合い犬舎で必ず子犬を
見学させていただき、そこから諸々の
手続きをしてお迎えになります。

飼育環境やブリーダーさんの人柄を
見ることができるので、
信頼のおける犬舎かも
しっかりと観察しましょう。

しっかりした知識を持ってブリーダーを
行っている犬舎なら、購入後もきちんと
相談に乗ってくれることも多いです。

ちなみに見学はブリーダーさんが
購入者(あなた)が自分が育てた犬を
大事にしてくれるか見る場にもなります。

そのため、犬を飼える環境を整えてから
ブリーダーさんに連絡しましょう。

見学なしで、ネット上のやり取りだけで
販売を行っているような犬舎からは
迎えないようにしてください。

現在では、2013年9月に施行された
改正動物愛護管理法により、対面販売が
義務付けられています。

インターネット売買でも
義務付けられたことにより、子犬を
一度も見ないまま購入することは
できなくなりました。

まとめ

ポメラニアンに出産させるとき、
注意しないといけないことや
覚えるべきことは分かりましたか?

  • 犬の年齢、かかる費用、
    子犬の世話など考え
    計画的に交配する
  • 母犬にとっては
    一大事ということを
    しっかり意識する
  • 素人が軽い気持ちで行うには
    適さない
  • しっかりと病院やブリーダーと
    連携をとること

脱走してかかってしまったなど、
事故もあるのであまり厳しく言うのは
いけませんが、やはり素人が気軽に
手を出して良い領域ではありません。

特に犬は品種改良が多様化し、
遺伝子疾患や体格の不具合なども
出やすい家畜です。

どうしてもおうちの子に産ませないと
いけないのか、もう一度よく考えて
結論を出してくださいね。

しっかりと勉強をしたうえで
行動を起こすのであれば、
ブリーダーさんや獣医師も鉄壁の
サポートをしてくれるはずです。

ただし、ブリーダーさんによっては
自分のところで繁殖した犬を
勝手に繁殖に使用するのを禁止している
ところもあります。

個人的に愛犬の子犬が欲しい場合でも、
母犬になってもらおうとしている子が
ブリーダーさんから迎えた子である場合は
出身犬舎のブリーダーさんに必ず
確認をとってからにしてください。

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