ポメラニアンは毛が多い犬種なので、
ブラッシングは必須です。
ふわふわの毛並みはまずお手入れから!
それに加え、ブラッシングをさぼると
あっという間に毛玉が・・・。
できれば毎日やりたいですが、
ブラッシングを嫌がる
ポメラニアンもいます。
ものすごく嫌がっているのに、
無理やりブラッシングをするのは
飼い主さんも気分が悪いですよね。
そこでポメラニアンがブラッシングを
嫌がるときに、なるべく慣れてもらう
方法を紹介します。
できる限り快適に行うと
ポメラニアンもブラッシングを
好きになるかもしれないので、
試してみてください。
ポメラニアンがブラッシングを嫌がるのはどうして?
そもそも、ポメラニアンが
ブラッシングを嫌がるのは
何故なのでしょう。
多いのは、ブラッシングを
「不快なもの」として
覚えてしまっている場合です。
触られるのが嫌いな子だったり、
ブラッシングで嫌な思いをしたことを
覚えていたりと細かい理由は
それぞれです。
テンションの高い子は
じっとしているのが苦手なことも
多いですよ。
無理に押さえつけると、
更に嫌になってしまいます。
負の感情以外では、ブラッシングを
遊びの一貫として認識していることも
あります。
ブラシをおもちゃだと勘違いしていて、
遊ぼうとしてしまうんです。
ブラッシングはじっとしていないと
いけないし、触られたくない場所も
触られます。
嫌がらないようにするする
感情面での対策は、ごほうびです。
褒めるでもおやつでも、
ポメラニアンが喜ぶことを
ごほうびにします。
ブラッシングを我慢したら良いことが
あるということを、ポメラニアンに
分かってもらいましょう♪
ポメラニアンのブラッシングの5つのやり方のコツとは?
ポメラニアンのブラッシングのコツを
紹介していきます。
ブラッシングには、うまくやるために
実はある程度の法則があります。
人間でも、美容室での施術と
セルフケアでは違いますよね。
これと同じで、ブラッシングにも
なるべくポメラニアンが
不快にならないやり方があります。
やり方次第で嫌がり方が
マシになることもあるので、
試してみてください。
やりはじめは、おやつで釣りながら
やるのもおすすめです。
1.抜け毛をしっかり取り除く
シャンプーやスリッカーなどを駆使して、
抜け毛をしっかりと取り除きます。
抜け毛が多すぎると固まってしまい
ブラッシングのときに余計な力が
かかりやすいので、余分な毛を
あらかじめ取っておくのは重要です。
あまりにフェルト状になっているなら
サロンに頼んだ方が良いですが、
普段からまめにブラッシングをすると
抜け毛を少なくできます。
家のケアで抜け毛をとりやすくする
方法としては、毛流れに逆らって
ブラッシングをすることです。
根元から毛先に向かって
ブラッシングします。
スリッカーを使う時にはあまり強いと
皮膚を傷つけてしまうため、
ペンを持つような持ち方で
優しく行いましょう。
痛くすると、ポメラニアンが
嫌がる可能性が高くなります。
素人なら、ソフトスリッカーを
使うのもおすすめです。
2.毛玉やほつれがないかを確認する
毛玉やほつれがある状態で
無理矢理ブラッシングをすると、
そこにひっかかってポメラニアンは
痛がります。
ブラッシング=痛いという認識に
なってしまうんです。
ブラッシングをする前に、
毛玉がないかを確認して
ほぐしてからブラッシングしましょう。
もし毛玉があったときには、
無理に引っ張ってはいけません。
毛玉を端から根気よくほぐし、
ちょっとずつとかしていきます。
ハサミで切りたくなる気持ちは
分かりますが、ご法度です。
ハサミで毛玉を切ろうとして
皮膚までばっさり切ってしまった
患者さん、結構多いんです。
あまりにひどく固まっている場合には、
プロのトリマーさんにお願いしましょう。
3.毛の流れに沿って毛並みを整える
ブラッシングの様子の動画です。
動画の子は気持ち良さそうですね♪
毛流れに沿って、毛並みを整えます。
やさしくマッサージするような気持ちで、
ポメラニアンの様子を見ながら
行いましょう。
ポメラニアンも気持ちよいらしく、
表情もうっとりする子がいます。
子犬なら、寝てしまうことも!
強くやると櫛が食い込んで痛いので、
力加減は重要です。
ポメラニアンくらい毛の長い犬種なら、
ピンブラシという荒い目の櫛だと
やりやすいですよ。
目の細かい櫛でとこうとすると、
引っかかってしまうこともあります。
4.絡まっていても無理に引っ張らない
毛が絡まっているときは、
無理に引っ張ってほどこうとは
しないでください。
人間も、絡まった髪の毛を
無理やり引っ張ると結構痛いですよね。
ポメラニアンも同じなので、
少しずつほどいてあげてください。
ポメラニアンで毛が細い子は
絡まりやすいので、
毎日のブラッシングが
絡まり防止につながります。
毛質が固い子も、アンダーコートは
結構ふわふわなので場所に寄り
絡まりやすいです。
5.最低1日1回、こまめにブラッシングする
可能なら、毎日ブラッシングを
しましょう。
ブラッシングは余分なフケやホコリを
とるのでスキンケアにもなります。
また、絡まる前にほどくことで
皮膚病の予防にもなります。
でも毎日するためには、ポメラニアンが
ブラッシングをおとなしく
やらせてくれることが必要ですよね。
暴れる犬を毎日ブラッシングって、
かなりストレスフルです。
おとなしくさせるには、子犬のときから
ブラッシングに慣れてもらうことが重要。
褒めて、おやつで釣って、
ブラッシングを好きになって
もらいましょう。
ポメラニアンの抜け毛時期についても
紹介しているので、
チェックしてみてください↓
⇒ポメラニアンの毛の生え変わりはいつ?抜け毛時期おすすめケア3選!
ポメラニアンはトイプードルと違い
毛の抜ける犬種。
抜け毛のケアを覚えておくと、
日々の掃除が楽になります。
ポメラニアンのブラッシングはいつから始めるの?
ポメラニアンのブラッシングは
いつから始めれば良いのでしょうか。
これは、しつけの時期から
コツコツとが正解です。
子犬はとても頭が柔軟です。
新しいことをどんどん覚えるし、
許容します。
成犬だと我慢できないことも
許容できる余裕を持っているので、
「ブラッシング=良いこと」と
覚えてもらいましょう。
上記でも述べたように、
ブラッシングのときおやつで釣ったり
ほめちぎったりします。
トラウマも作りやすい時期なので、
焦らずちょっとずつ慣らしてください。
1番最初は、櫛を身体に当てるだけを
繰り返したりします。
それに慣れてきたら、
1部分ずつとかしていきましょう。
成犬で既に嫌がっている子は
どうしようもないかというと、
そうではありません。
子犬よりも根気よく慣らすことで、
許容してくれる場合もありますよ♪
ポメラニアンのブラッシングの道具はちゃんと合ったものを選ぶ
ブラッシングの道具も、
合うものを使うことが重要です。
ポメラニアンだと、
スリッカーブラシとピンブラシあたりが
あると便利です。
スリッカーもプロが使うような
金属のものだと痛がることもあるため、
ソフトスリッカーを使うのも
おすすめです。
ピンブラシは目の粗いブラシで、
長毛種の毛を比較的とかしやすい
ブラシです。
目の粗いコームでも良いですよ。
目の細かい櫛は一見とかしやすそうに
見えますが、長毛種だと
毛に絡まってしまうことも多いです。
人間の髪のようにキューティクルが
滑らかではないので、
引っかかってしまうんです。
細かな目は、毛玉をほぐすときには活躍しますよ。
まとめ
ポメラニアンのブラッシング、
できそうですか?
- ブラッシングを好きになってもらう
- 強い力でやりすぎない、
無理やりやらない - 毎日の継続が大切
頑固な毛玉ができると、
自分ではどうしようもなくなってしまう
こともよくあります。
毛玉は作りたく無いけど、
ポメラニアンがとにかく嫌がると
飼い主さんにとってもストレス。
そうならないよう、やさしく
ブラッシングに慣らしてあげてください。
ポメラニアンがブラッシングを
好きになれば、飼い主さんとの
とても良いコミュニケーション手段に
なります。
毎日のケア、頑張ってみてくださいね♪
ポメラニアンの毛の量、
抜け毛の量についても紹介しているので、
チェックしてください↓
⇒ポメラニアンの毛の量はどれくらい?薄い場合の6つの原因と予防法
ポメラニアンは元から毛が薄いことも
あるし、毛が薄くなる病気にも
なりやすいので気を付けてみましょう。
⇒ポメラニアンの抜け毛の量は?多い時期や増やさない5つの対策方法
抜け毛の多い時期に、あらかじめ
対策することでちょっと楽に
なるかもしれません
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