人気犬種ランキングでも、
10位以内にランクインしている
ポメラニアンとチワワ♪
どちらも超小型犬に分類されていて、
潤んだ瞳と、
まるでぬいぐるみのような可愛いさに
魅了される方も多いでしょう。
ポメラニアンとチワワですが、
容姿がそれとなく似ている子もいるので
時々「どっち?」と
迷ってしまう方もいるようですね。
個人的な見方としては、
やっぱりポメラニアンは
毛のボリュームが大きな特徴です。
チワワはポメラニアンほどの
ボリュームは出ないように感じます。
そして、ポメラニアンの方が
鼻が少し尖っているような
イメージです。
さて、ここまでは見た目の違い^^
今回は、
- 性格・知能
- 健康面・寿命
- 大きさ
- 抜け毛
- 値段
- 飼いやすさ
あらゆる角度から
ポメラニアンとチワワの違いについて
徹底解剖していきましょう♪
ポメラニアンとチワワの5つの違いとは
私の中でのイメージですが、
ポメラニアンとチワワは
犬種としては小さいですが
とても“勇敢で強気な性格”
という印象があります。
皆さんはどんな印象を受けますか?
さて、ここからは、
性格から飼いやすさなどを
客観的な視点から集めた情報を
まとめていきます。
ポメラニアンかチワワ、
どちらを飼いたいかな~と
迷っている方も
是非参考にして下さい。
1.ポメラニアンとチワワを性格や知能で比較
【ポメラニアンの主な性格】
- 勇敢
- 活発
- 甘えん坊
- 好奇心旺盛
- 友好的だが警戒心も強い
など。
【チワワの主な性格】
- 勇敢
- 活発
- 甘えん坊
- 飼い主に献身的で忠実
- 臆病
などが挙げられます。
ポメラニアンの歴史を辿ると
ソリ犬のサモエドから始まり、
牧羊犬として活躍していた
ジャーマン・スピッツ系の犬が
祖先だと言われています。
群れで行動をしていた
使役犬としての血筋があるので
とてもアクティブで
遊び好きな一面もあり、
協調性も備わっているので
他のわんちゃんとも友好的な関係を
築きやすいのもポメラニアンの性格です。
チワワは、飼い主さんに従順で愛情深く
パートナーとして
深い絆を結べるでしょう。
飼い主さんと
他の人の区別もつけますので、
飼い主さんにしか見られない仕草や
甘えん坊姿もあるのではないでしょうか。
さて、犬の知能ランキングのサイトを
いくつか確認しましたが、
全てのサイトにおいて
チワワよりポメラニアンの方が
上位でした。
もちろん、
どの犬種もしつけ方次第ですが、
使役犬として活躍してきた
祖先の血を引き継ぐポメラニアンは
行動力や知能も優れているようですね。
あの有名なタイタニック号が沈没した際、
少なくとも12頭の犬がいたそうですが、
生き残った3頭のうち2頭は
ポメラニアンだったそうです。
2.ポメラニアンとチワワの健康面や寿命を比較
【平均寿命とかかりやすい病気】
平均寿命 | かかりやすい病気 | |
ポメラニアン | 12~16歳 | 気管虚脱、膝蓋骨脱臼、流涙症、脱毛症X、クッシング症候群など |
チワワ | 14~18歳 | 水頭症、気管虚脱、膝蓋骨脱臼、尿路結石症、角膜炎、僧帽弁閉鎖不全症(心臓病)など |
ポメラニアンの平均寿命は12~16歳、
チワワの平均寿命は14~18歳と、
チワワの方が長寿の傾向にあるようです。
どちらも小型犬平均寿命の
13~15歳を越えているので、
健康面に配慮したケアと飼い方次第では
小型犬の平均より長生きできるでしょう。
ちなみに、日本のチワワの最高齢は
25歳だったそうです!
かかりやすい病気として共通している
気管虚脱や膝蓋骨脱臼などの
関節トラブルや呼吸器系の病気は、
肥満が引き金となることもあるので
日頃から
体重管理や適度な運動を心掛けて
予防することが大切です。
ポメラニアン、チワワ共に
比較的丈夫な犬種ですが、
上記でまとめたように
かかりやすい病気があります。
長生きの秘訣は、
健康的な食事管理や
散歩などで適度な運動を意識して
健康面に配慮することです。
そして、
定期的に健康診断を受けて
病気を早期発見に繋げることが
大切ですよ。
病気にはなりにくく丈夫ですが、
足がとても細いためケガをしやすいです。
ポメラニアンやチワワが
ケガをしないよう、
過ごしやすい住環境を心掛けて、
ストレスのない環境作りを
大切にしましょう。
3.ポメラニアンとチワワの大きさや体重を比較
【体重・体高】
体重 | 体高 | |
ポメラニアン | 1.5~3kg | 18~23cm |
チワワ | 1.5~3kg | 15~23cm |
チワワは世界一小さな犬種としても
知られていますが、
平均的な体重や体高だけで
比較してみると、
ポメラニアンとチワワで
大きな差はないようですね。
ポメラニアンの方が
若干体高があるのでしょう。
そして、毛量が多いポメラニアンの方が
見た目も大きいように見えますね。
平均的な骨格に大差はありませんが、
どちらも個体差の出やすい犬種なので
4~5kgまで成長する子もいます。
特に、ポメラニアンは
元を辿れば大きめの犬種で、
小型化するために
小さいポメラニアン同士を交配したことで
確立された犬種というルーツがあるので、
普通より大きめに成長することは
ごく自然に起こることです。
中には8kgを超えるポメラニアンも
いるそうです。
骨格がしっかりしていて、
いわゆるデカポメちゃんも
可愛いですよ♪
大事なのは、
骨格に見合った体型と体重を
キープすることです。
骨格の成長を通り越して
ただただ体重が増えていくようであれば、
それは肥満なので注意しましょう。
ポメラニアン、チワワ共に
1歳になったら十分成犬なので
成長も止まる頃だと思います。
1歳の時の体重を適正体重として
今後もキープするのが理想ですね。
4.ポメラニアンとチワワの抜け毛の量を比較
ポメラニアンもチワワも
毛はダブルコートの構造をしています。
オーバーコートは皮膚の保護として、
アンダーコートは寒い冬から
体温を守る役割をしています。
そして、換毛期と呼ばれる
春から夏、秋から冬にかけての年2回、
ごっそりと抜け落ちる毛が
アンダーコートです。
チワワでは、
特にロングコートの方が
抜け毛が多い傾向にありますが、
スムースコートも抜け毛はあります。
また、
同じチワワでも、抜け毛の量は
個体によって差がある犬種なので
はっきりと抜け毛が多い・少ない犬種と
言えないのもチワワの特徴です。
チワワのルーツとして、
温暖地域のメキシコが原産地なので
基本は抜け毛の少ない傾向にある
スムースコートの
シングルコートとしていました。
しかし、
ロングコートの交配も進んだことで
ダブルコートとシングルコートの遺伝が
混在していることから、
毛の構造がはっきりとしていないため、
抜け毛の体質にも個体差が
出やすい犬種となっているようです。
ポメラニアンとチワワ、
抜け毛の量としてはどっちもどっち…
という見解が多いですが、
やはり、ポメラニアンのように
毛吹きの良い犬種ほど
抜け毛は多いでしょう。
ポメラニアンは小型犬の中でも
抜け毛の多い犬種なので、
より抜け毛対策が必須となります。
室内飼いが基本となっているため、
温度差を感じにくい環境にいると
抜け毛は年中起こります。
小まめなブラッシングや
月1、2回のシャンプーでケアをすれば
衛生面と皮膚の健康を保てるでしょう。
ここで、ポメラニアンの
ブラッシングの動画をご覧下さい♪
抜け毛の量も参考になります。
抜け毛の多いわんちゃんには、
効率的に
抜け毛処理ができるアイテムも
おすすめです^^
5.ポメラニアンとチワワを値段で比較
ペットショップやブリーダーによって
価格に差はありますが、
ポメラニアンの平均販売価格は
15万~30万円程度で、
チワワの平均販売価格は
20万円前後だと言われています。
しかし、場合によっては
10万円代~50万円程度と
価格設定はピンきりと言えます。
価格に関しては、どの犬種でも
血統の有無や毛色、健康状態、
月齢などによって価格は変動しますし、
犬種としてのスタンダードに近いほど
値段は高くなるものです。
ポメラニンは珍しい毛色や
小型であるほど
値段も高くなる傾向にあります。
⇒ポメラニアンの価格の相場は?値段に差が出る毛色や購入先を比較!
上記の記事では、
ポメラニアンの価格相場について
詳しく解説しています。
⇒ポメラニアンのブリーダーは安い?悪徳業者に騙されない3つの注意点
優良なブリーダーを探したい方は
上記の記事で騙されない為の
注意点などを確認しましょう。
ポメラニアンとチワワを飼いやすさで比較するとどっち?
ポメラニアンもチワワも
比較的飼いやすい犬種として
人気のわんちゃんです。
特に、
- しつけがしやすい
- お留守番が得意
- 体臭が気にならない
- 散歩時間が短く済む
などの理由で、
飼いやすさとしてもおすすめの犬種です。
飼い主さんへの忠誠心は強く、
きちんと耳を傾けてくれますので、
しつけもしやすいでしょう。
また、あるペットショップサイトの
アンケートでは、
一人暮らしで飼いたい犬種として
1位にチワワ、2位にポメラニアンという
結果がありました。
ポメラニアンもチワワも
自立心が備わっているので
お留守番も得意だと言われています。
とは言え、
甘えん坊な性格をしているので
コミュニケーションも十分に
とってあげましょう。
適度なお散歩も大切です。
ポメラニアンは
協調性もあり社交的で、
人や犬と関わるのも上手です。
とても遊び好きな犬種なので
アウトドアを一緒に楽しみたい
飼い主さんにもおすすめです。
チワワはとにかく飼い主さんに対して
よくなつくので、
良い信頼関係が築ければ
よりしつけもしやすい犬種でしょう。
強いて比較することと言えば、
ポメラニアンは抜け毛が多いため
抜け毛対策には気を遣う必要があり、
ブラッシングなどのお手入れも
小まめに行える環境が良いでしょう。
チワワの方が比較的
お手入れは楽だと思います。
まとめ
ポメラニアンとチワワの比較として
参考になりましたか?
サイズや骨格、性格などは
似ている所もありましたね。
そして、フレンドリーな子もいれば
臆病な子もいるので、
性格や個性は千差万別ということで
実際は触れ合ってみなければ
分かりません^^
用心深い一面もあり、
ポメラニアン、チワワ共に犬種柄
吠え癖がついきやすいのが難点ですが、
社会化期にたくさんの刺激を受けて
いろいろなものに慣れさせておけば
だいぶ緩和されるでしょう。
可愛いからと甘やかしも禁物です!
可愛い子には旅をさせろ…そんな気持ちで
過保護になり過ぎず成長を見守り、
しつけもメリハリをつけて、
スキンシップを大切にできれば
ポメラニアン、チワワ
それぞれの可愛い部分を
そのままに引き出せるでしょう♪
コメント