病気もなく健康に気をつけていても、
なぜか臭ってしまう犬の臭い。
愛犬の臭い対策をしたいけど、
調べてみると対策方法はたくさん…
何が本当に効果があるのか分からない
なんてこともありますよね。
自宅で簡単にできて、
最も効果的な臭い対策を知りたい!
と思う飼い主の方も多いのでは
ないでしょうか?
そこで今回は、犬の臭いの対策決定版!
自宅で簡単にできる10個のケア方法を
ご紹介したいと思います。
犬の臭い対策をしっかりと行うことは、
臭いの改善だけでなく、犬の体全体の
健康へと繋がります。
愛犬のためにも、簡単で最も効果的
な臭い対策を始めてみてくださいね。
自宅でできる犬の臭い対策!
そもそも健康で病気などもないのに、
なぜ犬は臭ってしまうのでしょうか?
犬の臭いの原因はさまざまなですが、
病気以外の原因となると主に、
- 腸内環境の悪化によるもの
- 口内環境の悪化によるもの
- アポクリン腺からでた汗によるもの
- お手入れ不足によるもの
- 部屋に染み付いた臭い(雑菌)によるもの
- マーキングや癖によるもの
などが挙げられます。
犬の臭いは
ある程度は仕方ないものですが、
最低限の臭い対策はしたいですよね。
ではこのような臭いの原因に対して、
効果的な対策法とはどのようなもの
でしょうか?
犬の臭い対策で大切なのは、
- 食べ物で腸内環境を改善する
- しっかりと部屋の掃除をする
- 正しいケア方法でお手入れをする
この3つの対策を、普段の生活
の中でしっかりと行うことです。
では実際に犬の臭い対策として
最も効果的な方法をご紹介します。
1.餌を見直す
一見健康な犬でも、なぜかプーンと
臭う犬臭さってありますよね。
そのような愛犬の臭い
もしかしたら今与えている餌が
原因かもしれません。
実は犬の臭いの大きな原因となって
いるのが、毎日与えている餌。
犬も人間と同様に、食べ物によって
身体の体調は大きく変化します。
愛犬の体臭改善はもちろん、身体
の中から健康にしたいのであれば、
良質な餌を選び、毎日与えてあげる
ということがとても大切なのです。
しかし、実は一般的に売られている
ドッグフードには、犬にとって危険
なものがたくさん入っています。
このような餌を与えていませんか?
- 穀物が主原料に使われている
- 食物性たんぱく質が多く使われている
- 粗悪な動物性タンパク質が使われている
- 人工添加物が使われている
このようなドッグフード毎日を与えて
いると、腸内環境が乱れ体臭に繋がる
だけではなく、
他にも様々なトラブルを引き起こす
原因となり、寿命も短くする
とも言われていますよ。
そのため愛犬の体臭が気になったら、
まずは毎日の餌の改善をしてあげる
ことが、とても大切なのです。
餌を選ぶ際のポイントはこちらです。
- 食物性たんぱく質の穀物不使用であること
- 主原料が肉や魚など動物性タンパク質であること
- 良質なタンパク質が使用されていること
- 人工添加物不使用であること
このような餌に改善してあげる
ことで、身体の中から体臭の改善
が期待できると共に、愛犬の身体
全体の健康へと繋がるでしょう。
上記のポイントを踏まえた上で、
体臭におすすめのドッグフードを
ご紹介した記事があります↓
⇒犬の臭いをドックフードで改善!体臭におすすめランキングTOP5!
栄養満点で臭いの改善だけでなく
様々な良い効果が期待できますので、
ぜひ餌の見直しをしてみて下さいね。
2.犬の臭いに効くサプリを与える
餌の改善と合わせて、犬の臭いに効く
サプリを与えてあげるのもおすすめ。
餌と同様に身体に良い栄養をしっかり
と補ってあげることで、
身体の中から健康になり
体臭の改善に効果が期待できます。
サプリの中でも特に腸内環境を整える
サプリを与えてあげるのがおすすめ。
善玉菌を摂取し腸内環境を整える事で、
体臭や口臭の原因となる悪玉菌を減らす
事ができ、臭い対策には効果的なのです。
こちらで犬の臭いに効果的な
サプリをご紹介していますので、
ぜひ参考にして下さいね。
餌と同様、サプリを与えると
臭いの改善だけでなく、様々な
良い効果が期待できますよ。
3.乳酸菌を与える
餌の改善とサプリの摂取からも分かる
ように、犬の臭いの改善には、まずは
腸内環境を整えることが大切です。
犬の臭いの原因は様々ですが、特に
何らかの理由で腸内環境が乱れた時、
善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れる
事が、臭いの原因となります。
腸内環境が乱れ悪玉菌が増える事で
悪臭のするガスが血液に乗って体内
に流れ、それが不快な臭いの原因に
なるのです。
そこで
餌の改善とサプリ同様におすすめ
なのが、乳酸菌を摂取すること。
乳酸菌は悪玉菌を減らし、腸内や口内
の善玉菌を増やしてくれる働きをします。
善玉菌を増やしてくれる乳酸菌を摂取
してあげることで、バランスが整い、
根本的な臭いの改善へと繋がるのです。
さらに
善玉菌を増やし腸内環境を整えること
で、免疫力のアップにも繋がります。
免疫力が上がると様々な菌も減るため、
臭いの改善にも繋がりますよ。
免疫力が上がるということは
病気にもなりにくくなりますし、
毛つやも良くなったり、犬にとって
良いことがたくさんなんですよ。
乳酸菌の摂取の仕方で特におすすめ
なのは無糖のヨーグルトを与える
ことです。
餌に少量混ぜたり直接与えてあげる
だけで、効率よく乳酸菌が摂取でき
ます。
しかもヨーグルトには消化を助ける
酵素が入っており、酵素は消化を
サポートしてくれるので、
消化不良からくる臭いの予防&改善
にも役立ちますよ。
4.いつも清潔を心がける
犬の臭い対策には、
腸内環境を整えることと合わせて、
日常のお手入れやこまめな洗濯と
掃除を行うことが効果的です。
実は臭いの原因は犬自身だけではなく、
家の壁や床、家具、洋服、カーテンに
犬の臭い粒子が染みついているため。
知らないうちに家のあちらこちらに
犬の臭いが染みついているのです。
そのため犬の体の改善も大切ですが、
しっかりと犬の臭いを消したいという
場合には、やはり家全体についた犬の
臭いを取ることが大切になってきます。
また
定期的に犬のお手入れをしていても、
犬の身の回りのお手入れができていな
ければ、臭いが残り意味がありません。
犬が使うものは雑菌が繁殖しやすく、
そのままにしておくと部屋や犬自体の
悪臭の原因となるので注意しましょう。
犬の使っているマットや布団は頻繁
に洗濯をし、雑菌を増やさないよう
にしましょう。
そして抜け毛の掃除はもちろん
拭き掃除や換気等もしっかりと行い、
日頃から臭いを溜めないことが大切。
5.肌に優しいシャンプーを使う
部屋を清潔にすることをご紹介
しましたが、そもそも犬自体が
臭う場合には、合わせて犬の体を
清潔にしてあげることが大切です。
犬種や犬の体質、運動量や飼育環境
にもよりますが、理想的なシャンプー
の頻度は月に1~2回です。
明らかに足りていない場合、
シャンプーをしてあげるだけでも
かなり体臭は改善されますよ。
逆に、体臭が臭いからと言って
これ以上の頻度で洗ったり、毎日
お風呂に入れるのはやめましょう。
皮膚が乾燥しすぎてフケが出たり、
皮膚トラブルを起こしてしまう可能性
があり、却って体臭の原因となります。
愛犬の皮膚の状態を確認しながら、
適度な頻度でシャンプーをしましょう。
また、
シャンプーの種類もとても重要です。
成分の強いシャンプーや、皮膚に
合わないシャンプーで洗っていると、
却って皮膚が荒れて体臭の原因と
なってしまうのです。
愛犬に合ったシャンプーを
見つけてあげましょう♪
6.こまめなブラッシング
定期的なシャンプーと合わせて、
毎日ブラッシングでお手入れする
のも体臭改善に効果があります。
特に
被毛の多いダブルコートの犬種では、
空気がこもるため蒸れてしまったり、
毛が絡まることでフケが溜まるので
臭いの原因となります。
毎日ブラッシングをしっかりと通し、
皮膚と毛の間に空気を含ませてあげる
ことで、蒸れや毛の絡まりを防ぐこと
ができますよ。
そしてブラッシングは皮膚の血行を促進
し代謝を上げる効果もあるため、
体臭改善の効果はもちろん、犬の
健康維持にも効果が期待できますよ。
7.定期的な肛門腺しぼり
清潔にしていても犬の体臭が臭う場合、
肛門腺が溜まってる可能性もあります。
犬の肛門の近くには肛門嚢という器官
があり、この中には肛門腺といわれる
分泌液を出す器官があります。
この分泌液は
マーキングとしての役割があり、
犬同士があいさつの際に分泌液を嗅ぎ
相手の年齢や状態を把握したりもします。
そしてこの分泌液が、
犬特有の臭いにおいを持つのです。
本来、犬は肛門嚢に分泌液が溜まると
自分で便などと一緒に排泄しますが、
中にはうまく排出できない犬もいます。
肛門腺に分泌液が溜まると肛門から
流れ出たり、
犬が床やカーペットに肛門を擦りつけ
てしきりに肛門を気にするようになり、
臭いにおいの原因となってしまいます。
対処として、人間が犬の肛門腺を絞り
分泌液を押し出してあげる必要があり、
そうすることで臭いもとれますよ。
これを肛門腺しぼりといい、
自分で分泌液が出せない犬には
定期的に行う必要があるんです。
肛門腺しぼりは自宅でもできるもの
なので、溜まりやすい子や分泌液が
でてくる場合には、飼い主の方が
定期的に絞ってあげるようにします。
犬の肛門腺しぼりの動画をご紹介
しますので、まずはご覧ください。
犬にもよりますが、大抵の場合は
2~3週間に1回は絞る必要があります。
- 肛門を時計に見立て、左右斜め下、
4時と8時の位置に肛門嚢はあります。 - そこに親指と人差し指を置いて、
分泌液が出やすいように軽く揉みます。 - 2本の指で、中の分泌液を下から押し上げる
ように、肛門に向かって絞り上げます。 - 出てきた分泌液は臭うので、ティッシュで
キャッチするか、シャワーで流しましょう。
力を入れすぎず、肛門に向かって
優しくゆっくりと押し上げるのが
ポイントです。
勢い良く出てくることがあります
ので、注意しましょう。
また最初はコツがつかめずに、
なかなか出ないこともあります。
トリミングサロンや動物病院でも
すぐやってもらうことができますので、
難しい場合には連れて行きましょうね。
8.毎日歯磨きをする
また、犬の臭いの原因の多くは
口臭が関係していることがあります。
犬は自分で歯磨きができませんので、
飼い主がしっかりケアしてあげないと
口内環境は悪化する一方です。
口内環境が悪いということは、
口内に雑菌が多くいるということ。
もちろん
犬が息をするたびに臭いますし、
その口で物を舐めたり噛んだり
することで、当然部屋の臭いの
悪化にも繋がるのです。
そのため
毎日のデンタルケアで口内環境を
良好に保つことが、臭い予防には
大切ですよ。
フィンガータイプの指ブラシ等を使い、
細かいところや奥の方までしっかりと
磨いてあげましょう。
できれば子犬のうちから、歯磨きに
慣れさせておく方が良いでしょう。
また歯磨きはできれば、
毎日の食事の後に行うことが理想です。
なかなか毎日できない場合には、
最低でも2日に1回行ないましょうね。
歯垢が溜まっていたら、
歯垢除去スプレー等を使い早めに
歯垢を取り除いてあげましょう。
歯垢除去スプレーを定期的に行なう
事で歯石の沈着を防ぐこともできる
ので、口臭の予防に効果があります。
9.耳掃除・垂れ耳の場合は換気してあげる
犬の臭いのなかには、耳の垢が
原因で臭っていることもあります。
犬にもよりますが、特に垂れ耳の
犬の場合には、耳の中が蒸れやすく、
垢が溜まるため臭いを発するように
なります。
また垂れ耳でなくても、
シャンプーの際に耳に水が入ったり、
耳が汚れたまま放置する事で、症状を
引きおこすことも多々あります。
日頃からそのようなことになる前に、
耳のお手入れで予防することが大切
ですよ。
市販の耳の洗浄液やお手入れグッズ
を使い、耳垢を溜めないように
しましょう。
水が入ったらしっかりと拭き取り、
蒸れることがないように
気をつけましょう。
もし垢が溜まったり蒸れたりすると、
雑菌が繁殖し耳が炎症を起こし、
犬自身も痒がったり痛がったりします。
そのような症状がみられた場合、
耳の病気になっていることもある
ので、酷くなる前に動物病院で
見てもらいましょう。
10.お腹周りやおしりなどの被毛を短くカットする
犬の臭い対策として、
汚れやすいお腹周りやおしり、
足回りの被毛などを短くカット
することもおすすめです。
特に小さな小型犬や胴長腫の場合、
排泄時、知らないうちに排泄物が
毛についてしまうことがあります。
便の状態ではお尻周りの毛に付き、
そのまま部屋中歩き回ってしまう…
なんて悲惨なこともありますよね。
またオス犬の場合はマーキング時に
お腹の毛が長いと尿が付いてしまい、
体臭が臭くなる原因となります。
散歩中なども地面についてしまうと
他の犬の排泄物に触れることもあり、
雑菌も繁殖し臭いの原因となります。
臭い対策や衛生面から考えても、
そのような被毛は短めにカット
する方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は犬の臭いの対策決定版として、
自宅で簡単にできる10個のケア方法
をご紹介してきました。
犬の臭い改善に効果的な対策
- 餌を見直す
- 犬の臭いに効くサプリを与える
- 乳酸菌を与える
- いつも清潔を心がける
- 肌に優しいシャンプーを使う
- こまめなブラッシング
- 定期的な肛門腺しぼり
- 毎日歯磨きをする
- 耳掃除・垂れ耳の場合は換気してあげる
- お腹周りやおしりなどの被毛を短くカットする
犬の臭い対策をしっかりと行うことは、
臭いの改善だけでなく、犬の体全体の
健康へと繋がる、ということでしたね。
今回ご紹介してきた対策法は、どれも
毎日の習慣にしたり、自宅で行なう事
のできるものばかりです。
愛犬の健康のためにも、まずは簡単で
最も効果的な臭い対策を行なってみて
下さいね。
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