フワフワの柔らかい毛がチャームポイントの
愛犬♡
ところが、フェルト状の毛玉を
発見してしまった!慌ててほぐそうとしても、
なかなか取れません。
ここまで絡まってしまったら、
カットしかないのかもしれない…。
でも、なるべくなら短くカットしたくない!
カット以外に毛玉を取る方法は
ないのでしょうか?
そこで今回は、犬の毛玉がフェルト状に
なってしまったときの毛玉の取り方や
ほぐし方などについてご紹介します!
犬の体がフェルト状に!ひどい毛玉の取り方やほぐし方は?
毛玉がひどい場合はバリカンで短く
カットするほかありません。
でも、せっかくの自慢の毛質は、できれば
残してあげたいですよね?
毛玉を発見したら、ひどくなる前に
取り除くようにしましょう!
では、短くカットせずに毛玉をほぐす
方法について見ていきましょう!
縦にカットしてからブラシでほぐしていく
フェルト状の毛玉をほぐすには、
まずスリッカーブラシとコーム、ハサミを
用意しましょう。
まず最初に、注意が必要なのは、皮膚が
毛玉に引っ張られて愛犬が痛がり、暴れて
しまうことがあります。
毛玉を無理に引っ張ったり、無理やり
毛玉を取ろうとしないようにしましょう。
また、毛玉を取る際に多いケガは、
毛玉に引っ張られた皮膚をハサミで誤って
切ってしまったり、愛犬が痛みで
暴れたときにハサミの刃が当たってしまう
ことがあります。
くれぐれもハサミを使用するときは、
皮膚に向けず毛先に向かって切るように
しましょう。
<毛玉をほぐす方法>
①愛犬の皮膚を引っ張らないように毛玉の
根元を押さえ、ハサミで切り目を入れる
*ハサミで皮膚を切らないように
注意しましょう!
②切り目を入れたら、根元を押さえたまま
スリッカーブラシで少しずつほぐしていく
③毛玉がほぐれたら、コームでとかす
*毛玉がほぐれない場合は、犬用リンスを
水で薄め液を毛玉に塗るとほぐしやすい
フェルト状に固まってしまった毛玉を
ほぐすには、とても根気がいります。
ただ毛玉を取り除くだけだと
思いがちですが、愛犬にとっては作業が
長くなればなるほど、体に負担が
かかることになります。
どうしても、取れない場合は、無理をせず
トリマーさんにお願いしましょう。
そもそも毛玉って?
毛玉は、汚れやブラッシング不足、
濡れた毛の乾かし不足などが原因で
毛同士が絡まり合ってできます。
放っておくと、皮膚が引っ張られて
痛がる、毛玉に汚れが溜まって
炎症を起こす、通気性が悪く蒸れる
ことで皮膚病になってしまいます。
毛玉だらけはもうイヤ!日々のケアで予防できる?
無事に毛玉が取れたのなら、大成功ですね!
でも、これで毛玉を取る難しさが分かったと
思います。
もう二度と毛玉と格闘したくないし、
愛犬にも辛い思いや痛みを与えたく
ありませんよね?
それなら、やるべきことは一つです!
それは、定期的に毛のお手入れを
すること。
具体的に、どんなことに気をつければ
良いのか、一つずつ見ていきましょう。
毛玉取りブラシ&スプレーでこまめにグルーミング
フェルト状の大きな毛玉を作らない
ためには、毛玉が小さいうちに取り除いて
しまえばいいんです!
つまり、定期的にグルーミングをして
あげることです。
グルーミングには、犬用の毛玉取りブラシと
グルーミングスプレーを使うと便利ですよ。
毛玉取りブラシは、毛に当たる部分に刃が
付いているので、毛玉を割いてほぐすことが
できます。
刃が付いているといっても、犬に安全な
デザインなので安心して使えます。
グルーミングスプレーは、保湿成分が
入っているので、静電気を抑えてくれたり、
ブラシを通りやすしてくれるため、
毛玉防止には最適のアイテムなんです。
サマーカットって誰のため?
夏になると、人間の衣替えと同じように
愛犬にも短く毛をカットしたり、丸刈りに
されてしまうワンちゃんがいます。
サマーカットには、いつものスタイルとは
違った愛犬の新しい魅力が引き出されて、
人気があるのも分かります。
それに、毛が短くなると抜け毛が少なく
なったり、グルーミングなど毛のお手入れが
簡単になるメリットもありますよね。
でも、これって本当にワンちゃんのために、
必要なことなんでしょうか?
だとしたら、丸刈りにされたワンちゃんは、
夏の暑い日差しからどうやって皮膚を
守ればいいのでしょう?
そもそも、毛は気温や直射日光から皮膚を
守るためにあります。
毛を失ってしまった皮膚は、強い
直射日光によってダメージを受けて
しまうんです。また、熱中症にかかる
リスクも高まります。
決して、サマーカットを否定している
訳ではありませんが、人間の都合によって
丸刈りにされてしまうのは、ちょっと
違う気がするんですよね…。
もっと、しっかりワンちゃん目線で
考えてほしいと思うんです。
だって、ワンちゃんは「嫌だ!」って
言えないんですから…。
シャンプー後は丁寧に乾かす
暖かい季節だと、ついつい愛犬の
シャンプー後に自然乾燥で済ませて
しまうことがあります。
実は、それは毛玉を作る原因になって
しまうんです!なので、シャンプー後や
水遊びの後など毛が濡れた場合は、
しっかり乾かす必要があります。
生乾きのままでは、毛玉になりやすい
だけでなく、肌にも良くありません。
しっかりと、タオルドライ後に
ドライヤーで乾かしましょう!
ここでシャンプー後の乾かし方が
分かる動画をご紹介します!
一度バリカンで全剃りすると毛質が変わることも!?
結論から言ってしまうと、毛質が変わって
しまうことはあります。
特に、普段から短くカットすることのない
短毛種や中短毛種がサマーカットなど短く
カットした後によく見られます。
これは、カットの際に毛根にダメージが
与えられ、ホルモンの異常が起こることで、
毛質が変わったり毛が生えてこないことが
あるんです。
なので、バリカンで全剃りすると言うよりは
毛を短くするところに毛質が変わってしまう
問題があるんですね。
ただ、犬によって個体差があるので、
必ずしも毛質が変わる訳でなく、短く
カットしても平気なワンちゃんもいます。
カットをお願いする際は、トリマーさんに
相談してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
毛玉は、愛犬の健康に害を与えるし、
取り除くのも一苦労です。
毛玉を作らないようにするには、
日頃からグルーミングをしっかり
行うことが大切です!
愛犬の健康のためにも、毛玉は
小さいうちに取り除くようにしましょう。
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