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犬の口臭の原因には病気の可能性アリ!気付かないと手遅れになる!?

わんちゃん

犬の口臭の原因

なかなか治らない愛犬の口臭。

原因が分からずに悩んでいる方
もいるのではないでしょうか?

犬の口臭の原因はさまざま
ですが、その口臭を放って
おいてはいけません。

中には病気が原因の口臭も
あり、注意が必要なのです。

そこで今回は
犬の口臭から考えられる病気
についてご紹介します。

口臭は身体の異変のサイン。

そのサインをしっかりキャッチ
し、愛犬を病気から守ってあげ
ましょう。

犬の口臭は怖い病気が原因のことも

犬の口臭はどのような場合
も何かしらの異変のサイン
といえます。

その証に何も異常が無い健康
な犬や子犬は口臭もほとんど
しません。

そもそも口臭は口内の菌に
よって起こるものですが、
中には口腔の病気を伴って
いたり、内臓の病気の場合
もあるのです。

病気が原因の口臭の場合は、
愛犬の命に関わることもあり
そのままではとても危険です。

口臭の原因を知り、なるべく
早めに対処をしましょう。

【種類別】犬の口臭から考えられる病気とは

犬の口臭から考えられる病気
についてご紹介していきます。

実は病気によって口臭のにおい
に特徴があります。

  • ドブ臭い口臭
  • 生臭い&魚臭い口臭
  • アンモニア臭い口臭
  • うんち臭い口臭
  • 鉄臭い口臭

それぞれで考えられる病気
をご紹介していきますね。

1.口臭がドブ臭い場合

一番犬の口臭で多いのが、
このドブ臭い口臭です。

このドブ臭い口臭は、
口内環境の悪化からくる
口臭の場合が多いでしょう。

疑われる病気をご紹介します。

●口内炎や歯肉炎

犬の口臭の原因で多いのが
口内炎や歯周病
です。

歯周病とは口内の菌によって
引き起こされる歯茎の炎症です。

そしてこの歯周病、日本では
3歳以上の犬の8割が歯周病に
かかっているか歯周病予備軍と
言われているのです。

歯周病になっている時の
主な症状としては、

  • 歯肉の赤みや腫れ
  • 口臭が生臭い&魚臭い
  • 歯がぐらつく
  • 目の下や顎の下の腫れる
  • 口を痛がる
  • よだれが多くでる
  • 硬いものが噛めない
  • 膿性鼻汁

などです。

酷い場合には目の下や顎の下
の膿が破裂し穴が開いて膿が
出てくる
こともあります。

また歯周病菌が血液に乗って
全身にめぐると高熱が出たり、

さらには心臓や腎臓に到達し
そこで炎症を引き起こすことで、
心不全や腎不全(慢性腎臓病)の
原因になると言われています。

ほかにも歯周病さまざまなトラブル
の原因になる、恐ろしい病気です。

もし愛犬にドブ臭い口臭がしたら
放っておかずにすぐに動物病院で
見てもらいましょう。

●舌炎

口内環境の悪化から細菌が繁殖し
病気になっていることがあります。

しこりはないけれど舌が異様に
赤い場合や、舌が赤くただれて
しまっている場合には、舌炎で
ある可能性があります。

舌炎は他の病気になっている可能性
も高いので、舌に炎症がある場合に
はすぐに病院で見てもらいましょう。

2.口臭が生臭い&魚臭い場合

次に口臭が生臭い場合には
内臓の病気が疑われます。

人間も胃腸などにトラブルが
あると口臭を伴いますよね。

犬も人間と同様で内臓に何らか
のトラブルがあると口臭がします。

実は犬の口内環境が悪い場合も
生臭い&魚臭い口臭があります。

しかし口内環境に問題が無い
にもかかわらず、生臭い口臭
がする場合には、内臓の病気
を疑いましょう。

●内臓の病気・胃がん

内臓の病気の場合には、症状の
一つとして生臭いイカのような、
かなりきつい口臭がします。

生臭い口臭から考えられる
内臓の病気は

  • 胃炎や腸炎
  • 糖尿病などの代謝性疾患
  • 胃ガンなどの腫瘍

などです。

またこのような病気が潜んでいる
場合、他にも何らかの症状が出る
ことが多いでしょう。

他に現る症状としては

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 便秘
  • 元気がない
  • 食欲低下
  • 体重減少

などが挙げられます。

口臭以外にも変わったところが
ないか、飼い主がしっかりと愛犬
の様子を観察してあげましょう。

そして動物病院にて適切な検査と
治療を受けることが大切です。

3.口臭がアンモニア臭い場合

アンモニア臭い場合には、
肝臓や腎臓などの、尿に関係
する場所の病気が疑われます。

何らかの理由で肝臓や腎臓が
正常に働かないことにより、

通常は体の外に排泄されるはずの
物質が体内に溜まり、口から独特
のにおいやアンモニア臭を発する
ことがあるのです。

どの病気も、口臭に加えて他にも
症状が表れます。

詳しくは次にご紹介しますね。

●肝機能障害・腎不全

何らかの原因で犬の肝臓に炎症が
起き、肝臓としての機能が低下
肝機能障害を起こしている場合

があります。

健康なときは肝臓がアンモニア
を分解してくれるのですが、

肝臓に障害があってうまく機能
しないと、体内のアンモニアの
解毒ができなくなってしまいます。

その結果、体内のアンモニアが
どんどん増えてしまい、口から
アンモニア臭を発するのです。

また他の症状としては

  • 食欲がない
  • 体重が落ちる
  • 嘔吐
  • 下痢や軟便
  • 尿が増える
  • 水を飲む量が増える
  • 歯茎や皮膚、白目
    などに黄疸が出る

などが挙げられます。

犬の肝臓には痛みなどを感じる
神経がなく、また初期症状が
非常にわかりにくいため、

症状が出て気がついたときには
病気がかなり進行している状態
という場合が多いです。

さらに
口臭がアンモニア臭の場合には
腎不全などの腎臓病も疑われます。

腎臓は体で作られた老廃物を
体の外に排泄する役割を
担っていますが、

その腎臓が病気や老化などで機能
しなくなると体内にどんどん
老廃物が溜まってしまいます。

血液中に溜まった老廃物が肺を
通って息に混ざった結果、口臭
アンモニア臭くなる
のです。

また腎臓病には、急激に腎機能が
低下してしまう急性腎不全と、

時間の経過とともに徐々に腎臓病
が進行していく慢性腎不全があり、

口臭がアンモニア臭の場合には
慢性腎不全が疑われます。

  • 薄い尿を頻繁にする
  • お水を大量に飲む
  • 元気がなくなる
  • 疲れやすくなる
  • 食欲がなくなる
  • 嘔吐・下痢
  • 痩せる

などの症状が見られます。

腎臓病は放置してしまうと
呼吸困難などの症状が表れ、
命に関わる状態となります。

また腎臓は年齢とともに徐々に機能
が失われていくもので、一度失われ
た機能は回復することが難しいとも
いわれています。

このように気付くような症状が
でたときには、病気は進行して
しまっていることがほとんどです。

少しでもこのような症状やアンモ
ニア臭い口臭が気になったら
早急
に動物病院に連れて行きましょう。

●尿毒症

腎臓機能の低下が続き腎不全となり
さらに腎不全が進行すると、
本来は腎臓が処理するべき老廃物
が体内に蓄積されることで尿毒症
になります。

尿毒症になると老廃物の排出が
うまく出来ず有害な毒素が血中に
吸収されてしまうので、口臭も
かなり強いアンモニア臭がします。

尿毒症は命に関わる状態になる
こともありますので注意が必要です。

他に次のような症状が見られます。

  • 元気がなくなる
  • 食欲がなくなる
  • 被毛がパサパサする
  • 嘔吐・下痢
  • 脱水症状
  • 口の中から血が出ている
  • 体温が低い
  • けいれんや昏睡状態になる

尿毒症は早急な治療が必要ですので、
すぐに動物病院に病院に連れて行き
適切な処置を受けましょう。

4.口臭がうんちくさい場合

犬の口臭がうんち臭い場合は、
腸内環境の悪化のサイン
かも
しれません。

腸内環境が悪化している場合、
便臭だけではなく口臭にも
繋がります。

何らかの理由で悪玉菌が増加
すると腸内環境が悪化し、

腸内の毒素が血液に乗って全身
に巡ることで口臭もうんちの
におい
になるのです。

腸内環境の悪化はさまざまな
トラブルに繋がります。

●免疫力の低下

腸内では普段は善玉菌が
免疫細胞を助ける働きを
しています。

しかし何らかの理由で悪玉菌が増え
腸内環境が崩れると善玉菌が減り、
その結果免疫力の低下に繋がります。

免疫力が低下すると、

  • 下痢・便秘
  • 大腸炎
  • アレルギー
  • 皮膚疾患
  • 虫歯や歯周病

などのさまざまな病気を引き
起こす可能性があるのです。

菌への抵抗力も弱まって、
口の中の菌が増殖するので
酷い口臭の原因にもなります。

また感染症になりやすかったり
風邪なども重症化しやすいなど、
トラブルの原因にもなります。

このようなことを避けるためには
何が腸内環境を乱しているのか、
原因を探り腸内環境を整える必要
があります。

腸内環境を整えるためには
乳酸菌や酵素を摂取するのが
良いとも言われていますよ。

●食糞

うんちの臭いがするときは、
食糞が原因の場合もあります。

うんちのようなどろどろした
ものは
犬の歯の間には溜まり
やすく
それが直接臭いの原因
になります。

食糞は日常的に繰り返しする
犬が多く、これを放っておくと
口臭もさらに酷くなってしまい
ます。

またそれが歯石となることで
さらに臭いが悪化する原因
にもなるのです。

口臭をなくすためには食糞を
できるだけさせないように
する事が大切です。

また食糞が原因の口臭には、
デンタルケアをすることで
改善
がみられますよ。

5.口臭が鉄臭い場合

鉄臭い口臭の場合には、重篤な
病気になっている可能性
もあり
特に注意が必要でしょう。

鉄臭い口臭がする場合は
酷い歯周病や口腔内腫瘍
の可能性があります。

鉄臭いのはいずれも出血する
ことで臭っていると考えられ
るので、症状は重症でしょう。

口の中を観察することで発見
できる場合多いので、まずは
口腔内をチェックしましょう。

しこりやこぶ、粘膜のただれを
発見したら口腔内腫瘍かもしれ
ません。

次に考えられる腫瘍について
ご紹介します。

どちらの場合もよだれが多くなり
口を閉じたがらなくなったり、
食べ物を噛むのを嫌がるように
なります。

また頬や目の下が腫れて
見える
こともありますよ。

●扁平上皮がん

特に血なまぐさいにおいの場合
には、扁平上皮がんの可能性
あります。

口腔のほかに耳や鼻や趾など、
皮膚や粘膜をつくる扁平上皮に
できる悪性腫瘍です。

扁平上皮がんが発生すると、
ぶつぶつとしたしこりや
赤く硬いしこり
ができます。

がんが進行すると潰瘍部が出血
しはじめ、さらには細菌感染も
引き起こし、患部は膿んできます。

口腔内から転移する可能性もあり、
放っておくのはとても危険です。

腫瘍を発見したらすぐに動物病院
にて治療する必要があります。

●メラノーマ

鉄臭さが何ともいえない
強烈なにおいのときは、
メラノーマが疑われます。

メラマノーマとは別名で
悪性黒色腫とも言われ、
口の中の粘膜や皮膚に発生
しやすい黒色の腫瘍です。

悪性のものと良性のものが
あります。

口以外の皮膚にできた場合は
特ににおいはありませんが、

口の中にできると、
強烈な臭いの口臭になります。

さらに腫瘍から出血を伴うと、
強烈な鉄臭さがします。

また急速に成長しリンパ節や肺
に早期に転移するのも特徴です。

気が付いた時には手遅れになって
いる場合が多いので、

普段から口内のチェックをして、
早期に気が付くことが大切です。

愛犬の歯の健康を守ることで、
寿命が延びるといわれている
くらいに、歯は大切です。

愛犬の健康を飼い主がしっかり
と守ってあげましょう。

犬の口臭対策をまとめた記事が
ありますのでご紹介しますね。

⇒犬の口臭対策ランキング!効果的な10個の予防&改善方法を紹介

ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は
犬の口臭から考えられる病気に
ついてまとめてご紹介しました。

このように口臭には
さまざまな原因があり、

たかが口臭と思っていたら
実は怖い病気のサインだった
ということがあるのです。

飼い主だけではなかなか判断
できないものもありますので、

愛犬の口臭が気になったら
早めに動物病院に連れて行く
ことをおすすめします。

万が一のときに手遅れに
ならないように、愛犬の
異変にはしっかりと気が
付いてあげましょうね。

また口臭対策にはサプリも
効果があるといわれています。

⇒犬の口臭対策にはサプリがおすすめ!人気ランキングTOP5選

愛犬の口臭を身体の中から
ケアしてあげる事が大切ですよ。

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