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ハムスターが動かないけど生きてるの?確認する方法はある?

ハムスター

ハムスターが動かない

「ハムスターが動かない…!!」

昨日まではあんなに
元気だったのになぜ⁈

いや、まだ生きてるハズ!!

ハムスターが朝いきなり
動かなくなっていたら、
生きてるのか分からず
パニックになってしまいますよね。

私が子供の頃初めて飼ったペット
がハムスターだったのですが、
同じく朝にいきなり動かなくなっていた
時があり、とてもショックを受けたのを
覚えています。

母はまだ生きていると信じて
起こそうと体を擦ったりしましたが
残念ながら私のハムスターは
生き返りませんでした(泣)

冬ならば冬眠かと思う場合もありませんが
ペットとして飼われているハムスターは
通常、冬眠はしません。

しかし、急激に気温が下がると
冬眠のように動かなくなる
「疑似冬眠」という状態に入ることがあります。

疑似冬眠に入った場合、すぐに対処しないと
死んでしまう場合もあるのでとても危険です。

今回はハムスターが動かなくなってしまった
場合に、疑似冬眠なのか、それとも他の理由で
動かないのか、その原因と生死を確認する
方法をご紹介するので、参考にしてみて下さい。

ハムスターが動かないけど生きてるの?疑似冬眠の可能性も!

ハムスターが動かないとき、
冬ならば「疑似冬眠」している
可能性があります。

疑似冬眠とは、冬眠のように
動かなくはなるけれど、
眠っているわけではありません。

急激に体温が下がる事によって
心拍数がさがり、動きが鈍くなっている
凍死寸前の状態です。

正確には「低体温症」といい、
急激に気温が下がった場合に起こります。

ハムスターは本来、暖かい場所で
暮らす動物なので、最適温度は
20度から26度です。

そのため、日本の冬のように
寒い場合は、ヒーターなどを
使って暖かさを保たないと、
このような低体温症になってしまう
ことがあります。

一般的に、気温が10度以下になると
動きが鈍り始め、5度以下になると
疑似冬眠に入ってしまうと言われています。

ケージの下にしいて暖かさを保つ
ペット用ヒーターなどもあります。

また、床材を多く入れたり、
ケージを毛布でくるんであげるだけでも
差が出ます。

気温が5度を下回る時にはエアコンなども
利用して、できるだけ気温を20度前半に
保ってあげて下さい。

疑似冬眠しているだけで生きてる!確認する方法は?

それでは、疑似冬眠している可能性がある場合に
確認する方法をご紹介したいと思います。

疑似冬眠の場合はしばらく温めて
あげれば目を覚ます場合がほとんどです。

しかし、以下のポイントでも
生死は確認できます。

ポイントは以下の4つです、

生死を確認する方法

1.どの季節で起こったのか?
2.呼吸はしているか?
3.死後硬直の有無
4.腹部がぺったんこになっていないか

それでは、それぞれ見ていきましょう。

1.どの季節で起こったのか?

まず、ハムスターが動かなくなった時
どの季節なのかによっても
疑似冬眠がどうかを判断することができます。

上述したように、疑似冬眠は
冬に急激に気温が下がることによって
起こるので、夏の暑い日には
疑似冬眠は考えられません。

しかし、夏には熱中症で
ぐったりしている可能性も
考えられますので、同じく
注意が必要です。

ハムスターが居る部屋では
気温は20度から26度
湿度は40%から60%
に保つことが大切です。

ハムスターは気温にとても
敏感な動物なので、温度管理は
しっかりとしてあげましょう。

2.呼吸はしているか?

生死を確認するにあたって
一番重要なのは
呼吸をしているかどうかです。

ハムスターのように
体が小さい動物は
呼吸をしているかどうか
確認しずらいですが、
胸のあたりが動いて
呼吸してるのを観察
できる場合もあります。

冬の場合はスプーンを
鼻の前に当てみる
呼吸をしていれば曇るので
呼吸を確認できます。

また、く切った
ティッシュペーパーを
鼻の前に当てても
呼吸を確認できます。

3.死後硬直の有無

次に、死後硬直の有無でも
死を確認できます。

死後硬直は早い場合だと
死後10分程度から始まり、
24時間程度続きます。

死後硬直が起こると通常は
皮膚まで硬くなります。

疑似冬眠の場合は
死亡はしていないので、
通常皮膚はまだ柔らかい場合が
多いです。

4.腹部がぺったんこになっていないか

ハムスターは死亡すると
びっくりするぐらい
ぺったんこになります。

ハムスターやネズミなどの
げっ歯類は敵に捕まっても
内臓が傷つかないように
皮膚に余裕があります。

そのため、ふっくらとして
見えても、狭いドアの隙間なども
すり抜けられるほどぺったんこに
なることができます。

疑似冬眠している時は
まだ呼吸をしているので
いつも通りふっくらと
しているかもしれませんが、
死亡すると肺の空気なども
抜けるので、見た目も
ぺったんこになります。

このようにぺったんこになり
皮膚も硬く硬直していたら
死亡している可能性が高いです。

疑似冬眠以外でハムスターが動かない原因は?

疑似冬眠以外でも、
ハムスターが動かない場合もあります。

これを「フリーズ」といいます。

完全に動かない’のではなく、
鼻先やヒゲなどは微かに動いている
のが特徴です。

見た目は可愛いですが、実は
ハムスターにとっては防御反応であり
ストレスが大きいので注意が必要です。

ハムスターにがフリーズしてしまうのは
主に2つの理由があります。

ハムスターがフリーズする理由

1.ハムスターが恐怖を感じている時
2.強く驚いた時

1.ハムスターが恐怖を感じている時

なんらかの理由でハムスターが強い恐怖を
感じた場合、ハムスターはフリーズして
動かなくなります。

野生では、こうすることで周りの景色と
同化して敵から見つからなくして
集中することで、周りの状況を解析
しようとするためです。

飼い主が何らかの理由でハムスターを
怖がらせてしまい、フリーズした場合
できるだけ静かにして、そっと見守って
あげましょう。

通常は何も危険がないと感じれば
すぐに元に戻ります。

2.強く驚いた時

ハムスターは強く驚いた時にも
フリーズします。

「強く驚く=恐怖」

ですので、理由は上で述べたもの
と同じですが、大きな音を出したり
強い匂いでさえもフリーズの原因と
なります。

また、夜暗い時にいきなり電気を
つけたりしてもフリーズ
してしまう場合があります。

ハムスターは夜行性なので
通常、暗くなってから活発に
動き出します。

活発に走り回っている時や、
餌を食べている時など、
他の行動に集中している時に
いきなり明るくなると、余計に
フリーズしやすくなるので
気を付けましょう。

キッチンの近くなど、
強い匂いがする場所や、
開け閉めが多いドアの近くなどに
ケージを置くのもやめましょう。

ハムスターのフリーズとはどんな状態?

フリーズとは英語の「Freeze」で
「凍る」という意味があります。

ハムスターがフリーズしたときは
凍ってしまったように、固まって
動かなくなってしまいます。

多くの場合、4本足や2本足で
立った状態でフリーズします。

こちらはご飯を食べてる最中に
フリーズしてしまったハムスターの動画です。

とても可愛いですが、
上述したように、
この状態でも恐怖を感じたり
驚いたことにより、大きな
ストレスを感じています。

しかし、もし姿勢を低くして
首をすくめたような状態で
フリーズしてしまった場合は、
身の危険を感じているほどの
さらに強いストレスを感じている
印です。

もし何らかの理由でハムスターが
フリーズしてしまった場合は
心配でつい抱き上げてあげたり
写真を撮ったりしたくなって
しまうかもしれませんが、
それらはさらにストレスを
与えてしまいます。

フリーズしている時間が
長くなってしまったり、
噛まれてしまう可能性も
あるので、できるだけ
静かに見守ってあげることが
大切です。

フリーズしやすいハムスターの特徴

フリーズしやすいハムスターは
臆病あったり、少し神経質な性格の子が
多いです。

ハムスターの性格にもよるので
一概にどの種類がフリーズしやすいとは
言えませんが、ロボロフスキーは臆病で
野性に近い性格をしているため、
フリーズしやすいです。

また、ジャンガリアンハムスターも
性格に個体差があるので、臆病な子は
フリーズしやすいです。

いずれの場合も、ハムスターが
フリーズする時は、強い匂いであったり
光であったり、大きな音であったりと
何かきっかけがあります。

もし同じ理由で頻繁にフリーズしてしまう
場合はストレスがたまりすぎてしまう前に
その要因を取り除いてあげることが大切です。

ハムスターは目を開けたまま寝ることも!?

私の知り合いで半目を開けたまま
寝る人がいますが、ハムスターでも
目を開けたまま寝る子もたまにいます。

これは個体差であって、いつものように
丸くなって寝る体制で、呼吸もちゃんと
しているようなら心配いりません。

ただし、冬の寒い時期に
丸くなっていて、触ると冷たく、
皮膚も硬くなっていて、呼吸を
していないようなら死亡している
可能性もあります。

死亡している場合、目が
白く濁ってみえます。

まだ呼吸しているなら
疑似冬眠の可能性が強いので
すぐに毛布などにくるんで
温めてあげましょう。

この時、ヒーターなどで
急激に温度を上げると
体に負担がかかってしまうので、
あくまでもゆっくりと温めてあげる
必要があります。

手の中でゆっくりと温めてあげたり
毛布に包んで、間接的にカイロを
当てるのも効果があります。

30分から1時間を目安に
温めてあげて下さい。

目をさました場合でも、まだ
フラフラしている場合が多いので
しばらく様子を見る必要があります。

疑似冬眠から起きた後は、
体力をとても消耗しているので
食欲がありそうならば
人肌に温めた牛乳にちみつを
溶かしたものや、砂糖水などで
栄養補給をしてあげて下さい。

起きてからしばらく経ってからも
まだフラフラしていたり、痙攣を起こすなど
異常が見られた場合は、
病院で診てもらう必要があります。

まとめ

以上が、ハムスターが動かない場合の
理由と、生死を確認する方法でした。

冬の寒い時期に丸まって動かないようなら
疑似冬眠の可能性があります。

呼吸をしているか、死後硬直があるか
かなどを確かめて、もしまだ生きているようなら
手で温めたり、間接的にカイロをあてるなどして
ゆっくりと温めてあげる
必要があります。

起きてもしばらくは様子を見て、
食欲がありそうならば体が温まる
人肌の牛乳にはちみつを溶かしたもので
栄養補給をしてあげて下さい。

もし起きてから何か異常が見られる場合には
すぐに病院へ連れて行きましょう。

また、ハムスターは驚いたり、
強い恐怖を感じた場合にフリーズして
固まってしまうこともあります。

この場合は通常はすぐに元に戻るので、
動かしたりはせずに、そっと見守ってあげましょう。

フリーズすることはハムスターに
とっても大きなストレスなので、
もし頻繁にフリーズするようなら
原因を突き止めて、その要因を
取り除いてあげる必要があります。

ハムスターは比較的値段も安く、
知識がなくても簡単に飼える動物として
捉えられがちですが、極度の寒さや暑さには
とても敏感な動物で、きちんと管理を
してあげないと、死に至ることもあります。

部屋の温度調節などはしっかり管理して、
できるだけストレスの
ない環境で
飼育してあげることが大切
です。

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