ハムスターの赤ちゃんは
とても可愛らしく、
繁殖を考える方も少なくないでしょう。
ハムスターの妊娠から出産までには、
どのくらいの期間がかかるのでしょうか。
また、
- ジャンガリアン
- ゴールデン
の種類によって妊娠期間は
異なってくるのでしょうか。
この記事では、
ハムスターの妊娠期間についてまとめました。
ハムスターの妊娠期間はどれくらい?
ハムスターの妊娠期間はとても短く、
気づいたときには出産していた
ということもあるほどです。
妊娠期間は種類によって
多少異なるものの、2~3週間程度です。
妊娠の兆候を見逃さないようにチェックし、
出産の準備を整えてあげることが大切です。
ハムスターの妊娠期間は種類ごとに違うの?
ハムスターの妊娠期間は種類によって
異なるのでしょうか。
ここでは、
- ゴールデンハムスター
- ジャンガリアンハムスター
- ロボロフスキーハムスター
の妊娠期間を紹介します。
1.ゴールデンハムスター
ゴールデンハムスターの妊娠期間は
およそ16~18日です。
ペットとしてメジャーな種類の中では、
一番妊娠期間が短い種類です。
2.ジャンガリアンハムスター
ジャンガリアンハムスターの
妊娠期間はおよそ21日前後です。
妊娠から3週間ほどで出産します。
3.ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスターの妊娠期間は、
約19~22日間です。
ジャンガリアンハムスターと
あまり変わらない期間で、
妊娠から出産までは3週間ほどです。
ハムスターの妊娠の兆候は?
ハムスターが妊娠すると、
どのような兆候が現れるのでしょう。
ここでは、ハムスターの妊娠を
初期、中期、後期に分けて紹介します。
1.初期
ハムスターが交尾を終えた後、
いつも見られない動作が増えた際には
妊娠している可能性があります。
食欲が増えたり喧嘩をするようになった
場合には、高い確率で妊娠しています。
2.中期
母親は妊娠後約10日もすると、
お腹が目立つようになります。
体重も増え、動作も重そうになることから
妊娠していることがわかりやすくなります。
3.後期
妊娠後はどんどん体重が増えていきます。
出産が近づくにつれ神経質になっていきますので、
この頃には大掃除は控え、
お世話は必要最低限にします。
妊娠中に注意することってある?
ハムスターが妊娠したら、
飼い主さんはどのようなことに
気を付ければよいのでしょう。
ここでは、ハムスターが妊娠した際の
注意点について紹介します。
1.ケージの設置場所
妊娠中はいつも以上に神経質になっているため、
ケージの設置場所を見直すことも重要です。
ケージの置き場所には以下の条件が
おすすめです。
- 直射日光の当たらない
風通しの良い場所 - テレビや物音のしない静かな場所
- 寒暖差の少ない場所
- ほかのペットがいない場所
窓際などは寒暖差が大きいため、
おすすめできません。
また、ほかのペットがいる場合は、
ストレスになるため部屋を分けることを
おすすめします。
床に直にケージを置くと、家電のモーター音や
足音などが響いて安心することができません。
床から1m程の高さが温度も一定に近く
静かなためおすすめです。
2.餌の見直し
妊娠中は食欲が増すため、
餌の量を増やすことは必須です。
また、栄養バランスも大切です。
- 高タンパク
- 高脂質
- 高カロリー
いつもよりも高栄養な内容が必要になります。
通常の餌に加え、ハムスター用のにぼしや
チーズ、ひまわりの種、ミルワーム、
野菜類や果物などを積極的に与え、
栄養バランスを整えてあげましょう。
ハムスターが出産したあとの餌については、
こちらの記事がおすすめです。
安全性や注意点などが詳しく紹介されています。
合わせて読んで、出産後の栄養管理も
行いましょう。
3.ストレスを与えない
妊娠中のハムスターは非常に
神経質になっています。
この時期にストレスを与えてしまうと、
出産後に育児放棄や子供を食べてしまう
可能性があります。
普段懐いていてもこの時ばかりは
攻撃的になる場合もあります。
妊娠中の散歩や構うことは控え、
掃除も餌、水、トイレなど最低限に
とどめて置くとよいでしょう。
まとめ
ハムスターの妊娠期間は種類によって
多少異なりますが、非常に短い期間です。
妊娠してから1カ月未満で出産してしまうため、
繁殖は計画的に行う必要があります。
ハムスターの妊娠期間は短いものの、
飼い主さんがしなければならないことは
決して少なくはありません。
ハムスターが安心して出産できるよう、
しっかりと飼育環境を整えてあげることが
大切です。
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