体の小さなハムスターがご飯を食べないと、
飼い主さんとしては非常に不安なことでしょう。
ハムスターにとっても、「食べる」
という行動は本能的に行うものです。
ハムスターがご飯を食べない場合には、
どのような原因が考えられるのでしょうか。
ご飯を食べないときに簡単にできる嗜好性の高い
手作りフードはないものでしょうか。
この記事では、ご飯を食べない際におすすめな
手作りフードなどを紹介します。
ハムスターがご飯を食べない時に手作りがおすすめなの？
ハムスターがご飯を食べないときは、
手作りしたものを与えてみることも
おすすめです。
手作りであれば、ハムスターの好みの
食材を選ぶことができます。
また、高カロリーなものや柔らかいもの、
水分量の調整など、ハムスターの体調に
合ったご飯が作れることも魅力の一つです。
ハムスターがご飯を食べない原因
ハムスターがご飯を食べない場合には、
どのような原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、ご飯を食べない際に考えられる
原因を紹介します。
1．飼育環境に慣れていない
お迎えして間もない場合は、
ご飯を食べない子は少なくなりません。
ハムスターはもともと臆病な性格を
しているため、環境に慣れるまでは
ご飯を食べるどころではないからです。
ハムスターは自分の臭いがない環境を
非常に怖がります。
そのため、自分の臭いがつき環境に慣れることで
徐々に食欲が出てくるようになります。
お迎えして間もない場合には、
餌を食べなくても無理に構うことはせず
そっとしておきましょう。
頬袋内の餌を食べている
可能性もありますし、数日経てば
食べるようになります。
2．ご飯を食べる元気がない
「食べる」ということは、
生きるために必要な本能です。
ご飯を食べる元気がない
ということは、とても危険な状態です。
病気、老化などで弱っている
可能性があります。
動物病院を受診したり、
少しでも食べられるものを
探したりすることが重要です。
3．歯の調子が悪い
ハムスターの齧歯は、
放って置くとどんどん伸びてしまいます。
通常であれば、何かを齧ることで
伸びすぎを予防します。
しかし、齧るものがない場合は
歯が伸びすぎてしまい、
結果、うまく餌を食べれなくなって
しまう場合があります。
普段からハムスターが齧っても
良いものを与えておくことや、
ペレットなど固めの餌を与えることは重要です。
歯が伸びすぎてしまった場合には、
動物病院で処置をしてもらいましょう。
4．餌が合っていない・好き嫌い
ハムスターに与える餌の中で、
特にペレットは栄養バランスが良く
健康には良いのですが、
嗜好性が低いという欠点があります。
ペレットは個体によって味の好みがあるため、
食べない場合には何種類か試して見ることを
おすすめします。
また、同じ餌をずっと与え続けることで、
飽きてしまう場合もあるため、副食を与えたり、
主食の種類をかえたりして見ることも
おすすめです。
ハムスターにおすすめの手作りご飯レシピ！
ハムスターがご飯を食べない場合、
手作りすることで嗜好性の高い
ご飯を作ることが可能です。
ここでは、おすすめのレシピを紹介します。
ハムスターがペレットを食べてくれないと
悩んでいる方には、こちらの記事が
おすすめです。
⇒ハムスターがペレットを食べない原因！どうやって食べさせよう？
ペレットを食べない原因や、
食べてもらうための方法が詳しく
紹介されています。
1．ハムスター専用サラダ
【材料】
- ハムスターが食べられる野菜類
【作り方】
- ハムスターの好みの野菜を小さくカットする
- 盛り付けて完成
とても簡単ですが、野菜はハムスターが
好んで食べる食材の一つです。
個体によって好きな野菜は異なるため、
ハムスターの好きな野菜を選んであげましょう。
また、食欲がない場合には、
さつまいもやかぼちゃなど、
高カロリーな野菜を使用すると
栄養がありおすすめです。
2．ハムスター専用コロッケ
【材料】
- さつまいも（ふかしたもの）
- パン粉
【作り方】
- さつまいもをハムスターの一口サイズに
丸める - 丸めたさつまいもにパン粉をかける
- オーブントースターで3分ほど焼く
- 冷めたら完成
さつまいも以外に、かぼちゃなどでも
代用できます。
さつまいもやかぼちゃは
栄養価も高くカロリーもあるため、
食欲がない際にはおすすめの食材です。
3．ハムスターのおかゆ
【材料】
- ハムスター用ペレット
- 水
- 小松菜（ほかの葉物でも可）
【作り方】
- ペレットを砕く
- ペレットがどろっとするくらい水を入れる
- 小松菜を小さくちぎり、上にかけて完成
栄養バランスの良いペレットを使ったおかゆは、
食欲がない際やシニア、歯が弱っているなどで
噛む力が弱くなった際にも役立ちます。
また、水分も多く含むため、
水分補給も同時にできます。
まとめ
体の小さなハムスターは、
数日間食べないだけで
命に関わる状態になってしまいます。
頬袋に餌を溜める、寝床などに貯蔵する習性
があることから、食欲の有無を確認するのは
容易ではありません。
毎日の掃除の際には、
餌箱のほかにも貯蓄してある餌の
確認などを行い、ハムスターがきちんと
食事を摂っているか確認することも大切です。
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