鯉を飼っていると、
餌を食べない時があります。
急に餌を食べなくなると、病気かもしれない、
死んでしまうのではないかと
心配になってしまいますよね。
そこで今回は、鯉が餌を食べなくなる原因や
対策方法を詳しくご紹介します。
原因が分っていると、いざという時に
対処しやすくなりますので、
ぜひ参考にして下さい。
鯉が餌を食べない!考えられる3つの原因とは?
鯉が餌を食べない場合は、必ず原因があります。
大きく分けると3つの原因がありますので、
詳しくご紹介していきます。
原因によっては生死にもかかります。
餌を食べないと言う事は、
非常に重要なシグナルですので、
見逃さないように注意しましょう。
原因⒈いつもの餌と違う
新しい餌に飼えたときなど、
いつもの餌と違うと、それを餌と認識せずに
食べてくれないことがあります。
また、鯉にも好き嫌いがあるので
いつもの餌と違う物が
あまり好きでない場合があります。
原因⒉水質が悪くなっている
水質が悪くなると、鯉の体調も悪くなってしまいます。
体調が悪い鯉は、
食欲を無くしてしまうことが多く、
餌を食べなくなってしまいます。
水換えをしばらくしていなかったり、
普段の餌が多すぎて残ってしまっている場合など、
水質が悪くなっている可能性があります。
思い当たる節がないか、確認をしてみましょう。
原因⒊病気の可能性がある
なんらかの病気になっていると、
食欲が減退し、餌を食べなくなります。
まずは鯉をしっかり観察し、
体に異変がないか確認しましょう。
手遅れになると
死んでしまうこともありますので、
違和感を感じた場合はなるべく早く
対処することが大切です。
鯉が餌を食べない!どんな病気が考えられる?
鯉が病気になると、食欲が減退し、
餌を食べなくなることが多いです。
代表的な病気にダクチロギルス症、
鰓腐れ症、白点病、ツリガネムシ症
コイヘルペスなどが挙げられます。
病気になった鯉の多くは、
体のどこかに異常が見受けられるはずです。
しっかりと観察して、それぞれの病気にあった
対処方法を取り、早急に治療をしましょう。
反対に、体に異常が見受けられない場合は、
病気以外の原因が考えられますので、
その他の原因を探り対策を取りましょう。
鯉が餌を食べない場合の対策方法は?
鯉が餌を食べない場合は、
しっかりと原因を追求しましょう。
その原因を改善しないと、鯉も満足に餌を食べてくれません。
まずは鯉が病気にかかっていないか
健康状態をチェックしましょう。
万が一病気を発症している場合は、
その病気に合せて治療を施しましょう。
健康になれば自然と餌を食べてくれるはずです。
次に水質のチェックをしましょう。
市販の検査薬で各水質をチェックします。
もし何か以上があれば対処します。
多くの場合は水換えが必要となるでしょう。
また、水質の悪化の原因となる
餌の食べ残しやろ過槽の詰まりなども
併せてチェックしましょう。
水質が改善されれば、
餌を食べてくれるでしょう。
最後に、与えている餌を確認します。
新しい餌をあげる場合は、いきなり変えるのではなく、
元の餌と混ぜ合わせて与えてみましょう。
徐々に比率を増やしていき、
最終的に新しい餌のみにすると
上手くいきやすいです。
それでも食べない場合は、
その餌自体が好みでないのかもしれません。
他の種類の餌を与えてみましょう。
鯉の餌!正しいやり方はある?
間違った餌のやり方をしていると、
そもそも鯉が餌を食べてくれません。
正しい餌のやり方をご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみて下さい。
⒈水温が10℃以下の時にはあげない
鯉には胃がありません。
食べた餌は直接腸に送り込まれますが、
腸の働きは水温によって左右されます。
水温が20℃を切った所から徐々に活性が落ち、
10℃を切ると腸の機能が非常に落ちます。
鯉は胃腸の活性を考えずに
餌を食べてしまうため、
寒い時期でも餌を与えれば食べてしまいます。
寒い時期に餌を食べてしまうと、
上手く消化できずに、
内臓障害などに繋がります。
そのため、水温が10℃以下の時には
餌をあげないようにしましょう。
こちらは冬の餌止め前の餌やり風景です。
鯉たちの動きもゆっくりで、
活動量が落ちているのが分ります。
このようになってきたら、餌を止めることを
考慮した方が良いかもしれませんね。
⒉餌のやりすぎに注意する
鯉は元々非常に食欲旺盛な魚です。
与えれば与えるだけの餌を食べてしまいます。
限られた水量の飼育下で、
餌を食べすぎてしまうと
当然肥満に繋がります。
肥満になれば、様々な病気の原因にもなるため
餌のやり過ぎには注意しましょう。
鯉が餌を食べない時は自作したほうがいい?
鯉が餌を食べない時に、
市販の餌でははなく、自作をした方が
良いと考える方も少なくないかもしれません。
鯉の愛好家の中では、
自作の餌を与えている人もいますが、
無理に自作する必要はありません。
市販の餌は様々な研究の上で開発され、
栄養バランスや消化のしやすさ、
嗜好性、色揚げ効果など
しっかりと整えられています。
まずは、餌を食べなくなった原因を
改善することが最優先です。
もし、与えている餌が
気に入っていないようであれば、
市販の餌で違う種類の餌を与えてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
鯉が餌を食べなくなってしまうには
必ず何らかの原因があるはずです。
病気などの場合は、気づくのが遅くなると
手遅れになってしまう場合もありますので、
日頃からしっかりと観察して、
早めに気づいてあげましょう。
しっかりと原因を探り、対応すれば
また元気に餌を食べてくれるでしょう。
こちらの記事では、おすすめの鯉の餌を
10種類ご紹介しています。
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