ワンちゃんの人気動画に、いろんな
”芸をする犬”が多数公開されていますね~!
「これならウチの子にも出来そう♡」
「スゴイ!犬ってこんなに賢いの!?」
簡単に出来そうな芸から、神業とも言える
芸まで様々な種類があります。
せっかくなら、愛犬にも芸の一つや二つ
教えたいですよね♪
ここでは、「バーン」や「ちょうだい」など
愛犬への芸の教え方や覚えさせるコツを
ご紹介したいと思います。
ぜひ、愛犬と一緒に試してみてください!
やってみたい!芸の教え方を種類別に紹介
「バーン!」愛犬の死んだフリがカワイイ♡
飼い主さんが自分の指を鉄砲に似せ、
愛犬の背後に迫る!そして、指鉄砲を
愛犬に向け「バーン!」
愛犬は、「バーン!」という音と共に
バタっと床に倒れる。
まるで、映画のワンシーンのようですよね。
一見難しそうな「バーン」という犬の芸は、
意外とやってみると簡単に出来るんですよ。
用意するのは、愛犬の大好きなおやつだけ♪
では、早速やってみましょう!
- 「フセ」をさせる
- 小さくちぎったおやつを手に持ち、
犬の鼻先に近づける - おやつを持った手を犬の鼻先に
当てたまま、徐々に犬のお尻の方へ - 犬がおやつにつられて、横にゴロンと
仰向けの体勢になる瞬間に「バーン」
と言いましょう! - 上手に出来たら褒めてあげます。
手に持っているおやつも与えましょう - 「バーン」と言ったら、仰向けに
なるように何度も練習しましょう!
ここで、世界一賢いワンちゃんの日課を
ご紹介します。
あなたも、「1家に1匹欲しい♡」と
思うこと間違いありません♪
「ちょうだい」何でもあげたくなっちゃう!
犬の芸に「ちょうだい」という芸が
ありますね。お尻は床につけたまま、
前足を上げて、何かをおねだりするような
しぐさがカワイイんですよね~♪
よくしつけで「ちょうだい」と言って、
犬が口に咥えているものを離させるときの
指示語でも使われることがあります。
この場合、犬に同じ指示語で芸を教えると
愛犬が混乱してしまうので、
愛犬が聴き取りやすい別の指示語を
使うようにしましょう。
- 「オスワリ」をさせる
- 小さくちぎったおやつを手に持ち、
犬の鼻先に近づける - おやつを持った手を犬の鼻先に
当てたまま、徐々に愛犬の顔より
やや高めに上げていく - 犬がおやつにつられて、お尻を床に
付けて前足が上がった瞬間に
「ちょうだい」と言いましょう! - 上手に出来たら褒めてあげます。
手に持っているおやつも与えましょう - 「ちょうだい」と言ったら、お尻を
床に付けたまま前足を上げる体勢に
なるように何度も練習しましょう!
お散歩中に「ジャンプ」を教えよう!
よくドッグアジリティーで高さのある
ポールをジャンプして飛び越える
犬がいます。
運動能力の高い、よくしつけされた犬しか
出来ないのでは…と難しく考えて
しまいがちです。
でも、意外と犬は知らず知らずの内に
ジャンプをしていることもあるんですよ!
私も経験ありますが、愛犬とのお散歩中に
側溝がある場所を通ると必ずと言って
いいほど、避けるかジャンプして
直接歩くことを避けます。
そんなとき、愛犬がジャンプする瞬間に
「ジャンプ」と言えばいいんですよ!
ほら、簡単でしょ?
- 側溝や車の輪留めなど低い高さの
障害物を見つけたら、またがせる - またぐ瞬間に「ジャンプ」と言う
- 上手にジャンプ出来たら、
褒めてあげましょう - 徐々に幅の広い側溝にしたり、
高さのあるものに慣らしていきます - 犬が怖がらない程度の幅や高さのものを
障害物として選びましょう!
思わずぎゅっとしたくなる愛犬の「フェイス」
「フェイス」と言う犬の芸があります。
これは、いわゆる”顔隠し”です。
犬が片方の前足を鼻にかける動作が、
まるで顔を隠しているように見えることから
言われているようです。
海外では「シェイム(はにかんで)」という
指示語を使っていることが多いようです。
愛犬のこんな姿を見たら、
思わずぎゅっとしたくなるはずです♡
ものは試しです。早速やってみましょう!
- 「オスワリ」の状態で「オテ」をさせ、
小さくちぎったおやつを与える - 慣れてきたら「オテ」の状態のまま、
おやつを犬の前足より下に持っていく - 愛犬の顔が前足の下に来た瞬間に
「フェイス」と言い、おやつを与える - 「オスワリ」の状態で前足が鼻にかかる
体勢になるように、「オテ」をした
前足の高さを上げていきます - 「フェイス」と言ったら、前足を鼻の
上に持ってくる体勢になるまで
何度も練習しましょう!
教えるのは難しい?覚えさせ方にはコツがあった!
芸を教えるにはコマンドの出すタイミングが大切!
どんな犬のしつけにも、飼い主の出す
コマンド(指示語)はとても重要に
なってきます。
犬は、コマンドを聴き分けて、
飼い主の指示する動作を行います。
なので、コマンドが聴き取りにくかったり、
毎回違うコマンドを出したり、声のトーンが
いつも違うなど、コマンドの出し方が
毎回変わってしまっては、犬は混乱して
しまいます。
犬に芸を教えるときにも、
犬が聴き取りやすいコマンドを出しましょう。
そして、最も大切なのはコマンドを出す
タイミングです。
犬に芸やしつけを覚えさせるコツは、
犬が好ましい動作をする瞬間にコマンドを
出すことです。
動作をする瞬間にコマンドを出すことで、
犬にコマンドとその動作を
関連付けさせることが出来ます。
この関連付けこそが、犬に教える際に
最も大切なことなんです。
犬の集中力は10~15分程度!
犬に芸を覚えさせるには、何度も練習を
繰り返すことが必要です。
だからと言って、出来るまでやり続ける
ようなことはしないようにしましょう!
一般的に、犬の集中力は1回に10~15分程度
と言われています。子犬の場合は、5~10分
程度です。
ダラダラと続けていても、犬の集中力は切れ、
楽しいと思うことも出来ず、
嫌になってしまうかもしれません。
犬に何かを教えるときには、1回に10~15分
程度を目安にして1日に3~5回程度に
留めておきましょう!
芸を教えるのはしつけの一環にも
愛犬に芸を教えるメリットは、
楽しい遊びでもあるけれど、何より
”しつけの一環”になるということ!
遊びながらしつけが出来るなんて、
これほど楽しいしつけはありませんよね。
愛犬が飼い主さんの指示を理解し、
指示通りに行動をすることは、愛犬が
飼い主さんを信頼しているという証です。
愛犬の飼い主さんへの信頼が無ければ、
芸を教えることはもちろん、しつけなど
行うことは出来ないんです。
ただ、抱き犬として可愛がられてきた
チワワに、ボーダーコリーのような運動量を
求める芸をさせることは無謀であるように、
ワンちゃんには不得意な芸もあります。
そんなときは、無理強いせずに
愛犬が得意とする芸を磨いていくのが
良いかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?
愛犬に芸を教える目的は、愛犬の賢さを
自慢するためではなく、芸を教える過程で
築かれる愛犬との信頼関係を深めることに
あります。
愛犬との信頼関係を深め、素敵な愛犬生活を
エンジョイしてください♪
▼犬の芸を教えるには、愛犬の大好きな
おやつを使うのが効果的!
▼犬に芸を教えるには、コマンドを出す
タイミングが最も大切!
▼犬の集中力は10~15分程度
▼芸を教えるのはしつけの一環
▼芸もしつけも教えるには、愛犬との
信頼信頼が必要!
コメント