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犬は亡くなる前に鳴く?老衰の死ぬ間際の行動とは

病気

犬は死ぬ直前に鳴く

悲しい事ですが、愛犬とのお別れはいつか必ずやってきます。

そんな当たり前のこと…と頭では理解できていても、いざとなるとなかなか受け止めることができない方が大半です。

しかし、あのときもっとできることがあったのではないかと後悔しないためにも、犬が死ぬ間際に起こす行動を今のうちから理解しておくことはとても大切です。

そこで今回は、「犬は死ぬ前に鳴く」という噂の真相や老衰で死ぬ間際に起こす行動、犬が死ぬ間際に私達ができることについてまとめてみました。

いざというときのために、しっかり覚えておきましょう。

犬は亡くなる前に鳴くの?

皆が皆というわけではありませんが、犬は亡くなる前に鳴くことがあります。

理由については諸説ありますが、犬が自分の体に起きている異変を察知し、不安を感じたり飼い主さんに甘えようとしたりして鳴くようです。

また、意識がないのに鳴くこともあります。

これはどういうことかというと、亡くなる直前は呼吸が荒くなるため、息が苦しくなります。

すると体は必死に呼吸をしようとするため、声帯が震えて鳴いているように聞こえるのです。

犬は死ぬ前に泣くって本当?

悲しさや寂しさなど、感情によって涙を流すのは人間だけだと考えられています。

そのため、犬は悲しさや寂しさなどを感じて涙を流すことはありません。つまり、死ぬ前に涙を流して泣くことも基本的にはありません。

ただし、病気や脱水などが原因で涙が溢れやすい状態だと、死ぬ前に偶然涙が流れることはあるかもしれません。

犬は死ぬ前に水を飲むの?

人間の場合、意識が朦朧としたり食事を全く口にしなくなったりといった末期症状が現れていたにもかかわらず、ある日突然水をほしがることがあります。

これは亡くなる直前にまるで元気を取り戻したかのようにみえる「中治り現象」の一つなのだそうです。

犬の場合、残念ながら中治り現象が起こったという話を耳にしたり実際に目にしたりしたことはありません。

死ぬ前はあまり動きたがらなくなったり、寝たきりになったりするため、むしろ犬は死ぬ前に水を飲むことをしなくなります。

犬の老衰!死ぬ間際の行動とは

犬は7歳頃からシニア期に突入します。そして小型犬であれば12~15歳、大型犬であれば11歳くらいで寿命を迎えます。

では、寿命を全うして亡くなる場合、死の間際にはどんな行動がみられるのでしょうか。

ここでは犬が老衰で死ぬ間際によくみられる行動や症状を6つご紹介します。

食べ物を受け付けなくなる

犬も年齢を重ねると食が細くなりますが、老衰で死ぬ間際になると、食べ物や水を全く受け付けなくなります。

自力で動けなくなる

そもそも高齢犬は動きが鈍くなり、寝ている時間が増えます。

しかし、死ぬ間際になると自力で立ち上がったり寝返りをうったりすることすらできなくなります。

意識が遠のく

死ぬ間際は意識がだんだん遠のいていくため、飼い主の声などに対して反応がにぶくなります。

体温が下がる

犬は人間よりも体温が若干高く、平熱は38~39℃くらいですが、死ぬ間際になると体温が徐々に下がります。

耳や肉球は体温の変化がわかりやすい部分なので、触ると少し冷たくなっているのがわかるでしょう。

痙攣する

死ぬ間際になると、体を震わせたり手足をばたつかせたりするような痙攣を頻繁に起こします。

愛犬がとても苦しそうにしているので、そんな姿に心を痛める飼い主様も多くいらっしゃいます。

しかし、幸いにも痙攣中は意識がないため、本人が苦しいと感じることはありません

呼吸が荒くなる

死ぬ間際は呼吸の変化が顕著に表れます。

浅く速い呼吸になったり、場合によっては短時間呼吸が止まったりすることもあります。

▼17歳のポメラニアン、ダヴィ君の最期の様子です。ダヴィ君の穏やかな表情がとても印象的です。

犬が死ぬ瞬間に私達ができること

最期は愛犬のそばにいてあげたいと考える飼い主さんは多いと思います。

自宅で最期を迎える場合、愛犬にしてあげられることは限られていますが、

  • 冷静に対応する
  • 名前を呼んで体をさする
  • 声をかけてあげる

などをすると良いでしょう。

まず、愛犬のあまりの変貌ぶりに慌ててしまうかもしれませんが、冷静に対応することが大切です。

そして愛犬も自分が置かれている状況がわからずパニックを起こしてしまうことがあるため、愛犬の名前を呼んで優しく体をさすってあげましょう。

また、意識が朦朧としていても、死ぬ直前まで聴覚は残っているといわれています。

そのため、これまでの思い出をふり返ったり、感謝の気持ちを伝えたりするのも良いでしょう。

仮にこれらを実行することができなくても、死ぬ瞬間に飼い主さんがそばにいるだけで愛犬は十分安心できると思います。

とはいうものの、何もしてあげることができなかった、と後悔の念を抱く飼い主さんもまた多くいらっしゃいます。

そういった後悔の念はペットロスにもつながりかねないため、今からしっかりお別れの日のことを考えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

元気な愛犬を目の前にして、今から最期のことを考えるのはなかなか難しいことかもしれません。

しかし、うまくお別れができないと一生後悔が残り、楽しかった思い出よりも悲しい思い出の方が強く残ってしまいます。

もちろん、自分のことを思い出して飼い主様が悲しみの涙を流すことを愛犬は望んでいないはずです。

そのため、こちらの記事を参考に犬の亡くなる前の行動や最後に私達ができることを覚えておき、いざというときに後悔しないように今から準備しておきましょう。

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