人でも薄着でいると寒く感じて、
洋服や羽織などで調整しますよね。
しかし、文鳥の雛はまだ羽も
生え揃っていなかったり、ましてや
自分で服を着ることはできません。
なので飼い主のあなたが
しっかり雛を保温してあげる
必要があるわけです。
筆者の場合は、ペットショップで購入した
ハムスター用の薄い電気ヒーターを
ケージの下に敷いて使っていました。
雛を温かくしてあげて保温したいけど、
ペットヒータ―も無いしどうしたらいいの?
とお困りの方のために、今回は
カイロやヒーターといった身近なアイテムで
簡単にすぐに雛を温かくしてあげる方法を
ご紹介いたします。
文鳥の雛を保温!身近なもので使える便利アイテム5選!
本来であればペットヒータ―があると
一番理想的ではありますが、
手元にまだ無いという方もいるかもしれません。
もし、ペットショップに保温器具を
すぐに買いに行けない場合や、
取り急ぎ温めたい場合におすすめの
身近にある便利なアイテムを5つ紹介します!
1.カイロ
消耗品ながら寒い季節の強い味方の
ホッカイロを雛の保温に
良く使っている人がいますね。
使い方としては、ケージカバーに貼ったり
マスクなど薄いものの下に敷いて置いたり
と、使い勝手が良いのも魅力です。
ただし注意点が一つあります!
カイロは酸素を消費して熱くなりますので、
長時間ケージ内に入れておくと酸欠に
なってしまう恐れがあります。
移動時などの短時間の利用に
とどめておきましょうね。
2.電球
雛に限らず成鳥でも使えるペット用の
電球で『ひよこ電球』があります。
こちらは保温器具としても一番ポピュラーで
使っている人も多いかと思いますが、
万が一買い忘れていて持っていない場合は
別の電球で代用可能です。
それは電気スタンドの電球で、
ひよこ電球には劣りますが意外に
結構な熱さなので保温も可能ではあります。
もし身近に適度な大きさの電気スタンドがあれば
ケージの側面近くに置いてあげてみましょう。
3.湯たんぽ
湯たんぽは保温アイテムとしては一番
危険も少ない優秀なアイテムといえます!
最近は様々なタイプの湯たんぽが出ていて
電子レンジで簡単に温まるものも
とっても便利ですし、ケージの下や側面など
置いておけば立派なヒーターになります。
しかし、手元に湯たんぽがない場合、
実はペットボトルさえ用意できれば、
湯たんぽを作れるって知っていますか?
ペットボトル2本であれば、片方1本に
60~80度のお湯を入れてもう片方は空のまま、
それを2つ並べてケージの下に置きます。
そうすれば寒い時は温かいほうに、
暑いと感じたら空のペットボトルのほうに
文鳥も移動して調節できます。
ただ、冷めるのが早いということで
頻繁にお湯を換えてあげる必要があるのが
デメリットといえます…
4.こたつ
もしあなたの家にこたつがあれば、
それも保温道具として利用できます。
使い方に注意しなければなりませんが、
ケージの半分をこたつに入れて苦しくないように
もう半分はこたつの外に出します。
温度調節が難しいのが難点で、
適温になっているかこまめにチェックして
暑くなりすぎないように注意しましょう。
5.エアコンと加湿器
最後に紹介するのは、一番ポピュラーで
皆さんの家にも必ずといって良いほどある
エアコンの暖房です。
室温全体を30度くらいの適温に
温かくできていれば、愛鳥も寒い思いを
しなくて済みますね。
ただ、エアコンだけでは心もとないので
ケージの半分にタオルケットなどを
かけてあげると保温効果も高まります。
また他にも注意しなければならないのは、
エアコンによる空気の乾燥です。
文鳥は寒さだけでなく乾燥にも弱いため、
ある程度の湿度を保つためにも
必ず加湿器を一緒に使いましょう。
加湿器がなければ、ケージの近くに
濡れたタオルを干しておくだけでも
湿度があがるので効果的かもしれません。
それでは、文鳥の雛の保温にはいつまで
気を付けなければならないのしょうか?
文鳥の雛の保温はいつまで?
文鳥はもともと寒さと乾燥が苦手で、
しっかり適温になっていないと
消化器官不良につながって病気になる
可能性が高くなります。
それが雛となるとより一層体も弱いため
さらに気にかけてあげないと、
命を落としてしまう危険もあります。
雛を保温しないといけないのは、
羽が生え揃っていないため冷えやすく
自分で調整ができないためです。
なので、羽が生え揃う
生後1ヶ月頃になればもう少し安心して
成鳥と同じくらいの温度管理で
問題ありません。
まとめ
文鳥の雛の保温アイテムについて
解説してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
雛を育てる上で温度管理と湿度管理は
最重要事項といっても過言ではありません。
それは飼い主のあなたしかできないことで、
怠ってしまうと最悪命を落としてしまう
ことも少なくありません…
可能な限り、雛をお店で買うときに
一緒にヒヨコ電球や電気ヒーターなど
ペットヒーターを購入するのをオススメします。
ペットヒーターも様々あって、
こちらの動画のようにパネルタイプを側面に
つけてあげても良いですね。
しかしどうしても手元にない場合は、
今回紹介したようなアイテムを活用して
一時的でも寒さを凌いであげましょう。
無事に大きく育ってからも、
寒い季節の温度管理には十分気を付けて
この記事を参考にしつつ
長く健康に元気に過ごしてもらいましょう!
また、雛は羽が生え揃ってからも
雛換羽といって注意が必要な時期があるので
こちらも要チェックですよ!
文鳥の雛の頃は大変ながら
あっという間に過ぎてしまう大切な
時期でもあります。
あなたと愛鳥が一緒に乗り越えて
成長できるように応援しています♪
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