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インコの保温方法!色んな温め方や裏技を大公開!【まとめ】

インコの保温方法

インコは暖かい国が原産の種類が多く、
冬を越すにはケージ内を
保温することが重要
です。

ですがインコを飼いたての人や、
はじめて冬を迎える人など、
どんな方法で保温したらいいのか、
分からない
人も多いかと思います。

私も最初は色々な保温方法があり、
どの保温がいいのか分からず不安でした。

今回は色々な保温方法を
はじめて冬越しをさせる人にも
わかりやすく紹介。

この記事を読めば、
自分の飼っているインコにピッタリの
保温方法が見つかりますよ。

インコ保温!9通りの温め方をまとめてみた

インコの保温方法には色々ありますが、
それぞれ特徴があり、
飼っているインコにあわせて
使い分けることができます。

次の章から9通りの温め方を
詳しく紹介していきましょう。

1.カイロ

カイロは空気中の酸素と化学反応を起こし、
発熱する仕組みのもので、
冬になると私たちも使う便利な
保温アイテム
です。

インコの寒さ対策はカイロで出来る!

カイロには服などに貼って使うものと、
貼らずにポケットに入れて使うものがあります。

封を切って空気に触れればすぐに発熱し、
18時間くらいは暖かさを保てるので、
短時間だけの保温にもおすすめです。

例えばペットショップから迎えたばかりの
雛鳥は止まり木に上手につかまれないので、
最初のうちは上部がメッシュのフタでできた
飼育ケースで飼育する人も多いかと思います。

飼育ケースの本体は
ケージのように側面が開いていないので
保温電球などを設置するのが
難しい場合があります。

そんな時にこの使い捨てカイロを
飼育ケースの周囲に設置すれば、
簡単に保温することができます。

使い捨てカイロを使用する際の注意点

使い捨てカイロを使って保温する時に、
気をつけたいのが酸欠と温度変化です。

カイロは空気中の酸素を吸収して発熱するので、
周囲の酸素が少なくなります。

冷気を遮断しようと
インコのケージなどを密閉すると
カイロによって酸欠になってしまい、
重大な事故につながることもあります。

またカイロは常に発熱し続けるので、
温度をコントロールすることができません。

カイロで保温する場合は、
温度計で常にチェックし、
熱くなり過ぎないようにしましょう。

ビニールと合わせると保温性が上がる

カイロなどで保温しても、
冷たい外気に触れてしまうと
暖かい空気が逃げてしまい
なかなか暖まりません。

そこで保温性をあげるために、
ビニールカバーを併用するのがおすすめです。

ビニールが冷気をシャットアウトし、
暖かい空気が逃げないので保温性も上がります。

ですが完全に密閉してしまうと
酸欠になってしまうので、
隙間は作っておきましょう。

2.保温電球2つめの保温方法は、 保温電球を使用した方法です。

保温電球は一般的な照明の電球と違い、
明るくはならず、熱を発することにより
保温する仕組み
になっています。

ワット数を選ぶことができる

保温電球には、
20Wから100Wまでワット数があり、
ワット数が高いほど、
保温能力も高くなります。

普段インコがいる部屋が暖かく、
そこまで温度が下がることがなければ
20W~40Wくらいのものがおすすめです。

また寒い地域や、ケージなど隙間が多い場合は、
60W~100Wをインコにあわせて
選んでくださいね。

なぜ電球なのか

保温電球はスイッチを入れると、
すぐに発熱を開始し数分で放熱しはじめます。

保温電球自体は寿命があるので、
使っているうちに
電球が切れてしまうこともありますが、
替えの電球が売っているので、
半永久的に使用することができます。

また電球によっては、
赤外線を発生させるタイプもあり、
体の芯から暖まることができます。

3.保温カバー


出典 yaplog.jp/toritosumu/

保温器具は発熱して暖めてくれますが、
そのままでは暖められた空気が逃げてしまい、
暖まりづらい
ことがあります。

そこで便利なのがケージを
すっぽりと覆ってしまう
保温カバーです。

おもな保温カバーはビニール製で、
冷気をしっかりとカットしてくれるので、
保温効果もバッチリです。

ですが密閉性が高く、
ぴったりとケージに掛けてしまうと
酸欠などの事故を起こす危険があるので、
隙間を作って掛けるようにしましょう。

4.ダンボール


ダンボールも保温に
おすすめのアイテム
です。

ケージを囲うように設置すれば、
ヒーターの暖かい空気を逃がさずに
効率的に保温することができます。

ですがダンボールは光を通さないので、
全面を囲ってしまうと暗くなり過ぎて
インコにとってストレスになる
ことも。

設置する場合は、正面は開けておくなど
明るさを取り入れられるよう工夫してください。

5.ホットカーペット

ホットカーペットの上に
ケージを乗せても、
簡単に保温することができます。

ただし、この方法は隙間の多い
ケージには不向きで、
飼育ケースにインコを入れて
使用すると効果的
です。

またケース全体を乗せてしまうと、
涼しい場所がなくなってしまうので、
半分くらいを乗せるのがコツです。

一時的に保温には使用できますが、
基本的にはペット用のものではないので、
温度計も併用し、温度の上がり過ぎには
十分注意してください。

6.毛布

毛布も保温アイテムとして役立ちます。

就寝時などヒーターと併用して使えば、
より保温効果を高めてくれます。

一般的な毛布でサイズが大きい場合は、
ひざ掛けなどの小さなサイズの
使用がおすすめです。

安全に保温するためにも、
保温電球などのヒーターに
直接触れないように工夫しましょう。

7.湯たんぽ

湯たんぽを使って保温する場合は、
ケージの側面にタオルなどを巻いて設置し、
毛布やタオルなどでケージを覆ってあげれば、
簡単に保温することができます。

ですが時間とともに湯たんぽは冷めてしまい、
段々と温度が下がってしまいます。

常に温度チェックや
湯たんぽの取替などを考えると、
一時的な保温として使うのがおすすめです。

8.サーモスタット

サーモスタットは設定温度になると
自動で電源のオフにしてくれる

便利なアイテムです。

ヒーターと併せて使えば、
温度の上がり過ぎを防いでくれるほか、
つけっぱなしにならないので、
電気代の節約にもなります。

9.パネルヒーター

パネルヒーターは、
ケージなどの側面や、
飼育ケースの下に敷いて使用
します。

パネルヒーターは全体を暖めるというより、
ヒーターの側が暖まるので、
インコが自分から近づいて暖をとります。

どちらかというと全体を暖めるヒーターの
補助的に使うことが多い
です。

インコの保温はいつまですればいいの?

インコの保温は、
一日中保温をしなくても
過ごせる気温になるまで
行います。

インコの快適な温度は種類にもよりますが、
20℃~28℃くらいになります。

季節の変わり目などは、
急激に気温が下がることもあるので、
安定するまでは保温するようにしましょう。

保温を怠ると病気になることも

インコは日本の冬の寒さには耐えられず、
保温をせずにいると体調を崩し、
病気になってしまいます。

体の小さなインコが体調を崩すと
急激に悪化し重症化することもあり、
最悪の場合は亡くなってしまう場合も。

大切なインコに長生きしてもらうためにも、
しっかりと保温して
寒さから守ってあげましょう。

インコの保温の温度はどのくらい?

こちらは体調を崩してしまったインコですが、
そんな時でもやはり保温して
暖めてあげることが重要なのがわかる動画です。

インコの保温温度は、

  • 雛鳥が26℃~28℃
  • 成鳥が20℃~28℃
  • 病気療養時が30℃

がベストといわれています。

これはインコの種類によっても
多少変わってくるので、
自分の飼っているインコの快適な気候や温度を、
事前に調べておくのがおすすめ
です。

インコが寒いときは、
羽を膨らませたり、
クチバシを背中の羽毛の中に
入れて寒さに耐えるしぐさが見られます。

快適な温度以下になっている場合は、
すばやく保温してあげるようにしましょう。

まとめ

今回はインコを保温するための、
9つの保温方法などを紹介してきました。

インコの保温には様々な方法がありますが、
大切なのは快適な温度を
一定に保ってあげること
です。

急激な温度変化は、
インコにとっても負担になります。
設定温度になると電源がオフになる
サーモスタットや温度計を併用し、
暑くなりすぎないように、
しっかりと管理してあげましょう。

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