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トンビとは?鳴き声の意味や鷹の違いの見分け方について徹底解説!

トンビとは

海の近くに訪れた際、あなたは空を旋回する
少し大きい鳥をよく見かけませんか?

「ピーヒョロロロ」という鳴き声で、
時には人の食べ物をかっさらっていくので
観光客にも注意喚起されることのある
『トンビ』と呼ばれる猛禽類の野鳥です

標準和名はトビ(鳶)ですが、別称の
トンビと呼ばれて親しまれていることも多く
比較的知名度も高い鳥かもしれませんね。

しかしその鳴き声の意味や、似たような鳥の
鷹との見分け方はあまり知られていません

そこで今回は、トンビがどういった意味で
あの鳴き声を発しているのか?
鷹との見分け方などの生態を紹介します!

トンビの鳴き声にはどんな意味がある?

最初にトンビのあの独特な鳴き声の
意味について解説します!

聞き覚えのある鳴き声かと思いますが、
今一度トンビの鳴き声をこちらの動画で
聞いてみましょう。

トンビは空を旋回中や木にとまりながら
「ピーヒョロロロ」と高めの鳴き声
発しているのを見たことがあるかと思いますが
どこか長閑な印象を持ちますよね。

実はこの鳴き声には、
縄張り主張の意味があります

トンビは縄張り意識が強いため、
自分の縄張りに侵入者がいるとまた違った
「ピーピピピピ」という鳴き声
発することもあるそうです。

それでは、トンビの鳴き声を
よく聞ける季節はあるんでしょうか?

トンビの鳴き声が聞こえやすい季節がある?

山間部や海に行くとどんな季節でも
見かけることのあるトンビですが、
実は渡りをしない留鳥の一種です

なので、どんなに寒い時季でも
年中見ることが出来て、
その鳴き声を聞くことが出来ます。

ただし繁殖期である春や秋は特に
雄が縄張り主張をする時期なので、
トンビの鳴き声をよく聞くように
なるとのことです。

それでは、続いて気になる
鷹との見分け方を見ていきましょう!

トンビと鷹の3つの見分け方とは?

トンビは先述したように猛禽類の一種で
タカ科に分類される鳥なので、
よく鷹と間違われることがあります

確かに飛んでいる姿や顔つきなどが
似ているので見分けるのが難しそうですよね。

しかし以下のようなポイントを見れば
あなたもすぐに見分けられるようになります!

1.尻尾の形

最も見分けやすいのが、尻尾の形です。

トンビの尻尾の尾羽は台形の扇のような
形をしていて、直線的になっています

一方で鷹の尻尾はというと、まっすぐに
伸びていて足に対して平行になっています。

尾羽は特に飛んでいる時に良く見えるので
旋回している姿を下から見たときには
尾羽の形を見てみるといいでしょう。

2.体の大きさ

尾羽以外にも外見で違いがあるのは、
その体の大きさにもあります。

鷹は体長およそ50~60cmほどと
やや大きいと感じる大きさですが、
トンビはカラスよりも少し大きいくらいで
鷹よりも小振りな大きさといえます

とはいえ上空から突然襲撃を受けると
その大きさに驚く人も多く、
筆者もサンドイッチを獲られたときは
びっくりしたものです。

ちなみに大きさと併せて翼の白い羽も
外見で見分けるポイントになりますので、
羽の色もチェックしてみてください。

3.鳴き声

そして最後に見分けるポイントとしては
その特徴的な鳴き声にあります。

トンビの「ピーヒョロロロ」というのは
実はトンビ特有の鳴き声で、
鷹は「ケッケッケッ」といったような
鳴き声をしています。

なのでもし上空を旋回している鳥を見かけて
「ピーヒョロロロ」と聞こえてきたら、
それはトンビだと確信をもって言えますね。

さて、あなたはトンビの知能の高さを
聞いたことがあるでしょうか?

トンビの知能が高いって本当なの?

トンビはタカ科に属する猛禽類ですが、
猛禽類は全般的に頭のいい種類になります

狩りに関するテクニックや空間把握能力は
他の鳥や動物よりも長けていて
鋭い洞察力があるといわれています。

とはいえトンビは鷲や鷹に比べては小さいですし
獲物も生きているものではなく動物の死体など
動かないものが多いため、タカ科の中では
やや劣っている印象かもしれません。

しかし古代ギリシャの学者によれば、
お供え物や神様への捧げ物の動物の死体にだけは
手を出さなかったと言われているほど
人のような道徳心があったとか…

真偽のほどは定かではありませんが、
少し神聖なイメージになった気がします(笑)

まとめ

ということで、身近な猛禽類であるトンビ
の鳴き声や見分け方についてご紹介しましたが
いかがでしたでしょうか?

これからはあの特徴的な「ピーヒョロロロ」
という鳴き声が聞こえてきたら、
縄張りを主張しているんだなー
と感じるようになりますね!

また、鳴き声が聞こえなくても尾羽の形を見て
台形であればトンビということがわかるので
もし頭上を旋回している鳥を見かけたら
尾羽に注目してみてくださいね。

観光地では危険な存在といわれてしまう
トンビではありますが、食べ物を出さない等
人間側が注意してトンビが悪者にならないよう
気を付けてあげたいものですね

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