セキセイインコの雛の体重は、
どのくらいが適切かご存知ですか？
雛を飼っていると、その子の体重管理も
飼い主の立派な仕事です。
デジタルクッキングメーターで
体重を量るのですが、
なかなかじっとしてれないので
大変な作業ですよね。
筆者も、雛を量りに乗せるのに
苦労した覚えがあります…
体重から健康状態をチェックして、
病気などにも早めに気付くことができます。
特に、雛は挿し餌など、
飼い主側で餌の量を調節しますよね。
そのため、体重も
餌の与え具合などによって
変わってくることもあります。
今回は、雛の平均体重を知りたい方、
増えなくて心配な方のために、
適切体重と増やし方をご紹介します！
雛の体重の平均
出典 mb923.net/
一般的に、雛の平均体重は
30～40gと言われています。
骨格が小さいと平均より
少し軽い場合もあります。
ペットショップによっては、
雛を購入する際に訊いて
教えてもらうのも良いでしょう。
成長中の雛は、
体重も増えていくものなので
判断が難しいですが、
過度な変動でない限り問題ないでしょう。
セキセイインコの体重の平均
セキセイインコの成鳥の平均体重ですが、
一般的には35～45gと言われています。
体格にも差はありますが、
これを超えると肥満がちといえます。
カロリーの高い餌を好む傾向があるので、
与える餌の種類や量にも注意しましょう。
雛の時から過度に餌を与えていると
その感覚のまま成鳥に育ち
肥満になってしまいます。
餌を減らす必要がありますが、
増やすよりも減らす方が
ストレスが大きくなります。
なので、雛の時から甘やかして餌を
過度にあげないように注意してあげましょうね。
セキセイインコの雛の体重が減る場合
出典 mb923.net/
雛の体重が減ってしまっても
慌てずに対処しましょう。
といっても、その原因が
分からないと心配ですよね。
体重が減る理由として
以下のような場合が考えられます。
- 挿し餌から一人餌に変わった
- 人といる時が多くて遊びたがる
- 何かの病気
まず一つ目は、挿し餌から
一人餌に切り替えたか、
ちょうど切り替えの最中である場合。
通常、雛は生後一か月頃から
徐々に挿し餌を卒業するために
挿し餌を減らして、
大人の餌を食べるようにさせます。
方法は、乾いたあわ玉をケージにまいて
拾い食いをするか観察します。
拾い食いするようなら
水も飲めるようにしておきましょう。
続いて、皮つきの混合シードも同様に
与えてみて食べるか見てみます。
そしてこれも問題なく食べ始めたら、
あわ玉ではなく皮つき混合シードを
メインにして挿し餌の回数を減らしましょう。
この時に体重が4～5gほど
落ちる場合がありますが、
連日でなければ問題ありません。
短い動画ですが、こちらでは
ちょうど挿し餌卒業した
インコちゃんが見られますよ。
最後にカメラに近づいてきて
キメ顔なのがシュールで面白いですね。
あまりにも極端に減っている場合は
他の原因が考えられます。
ちょうど切り替えの頃は、
人にも慣れて遊びたがる子もいます。
そういった子は飼い主が近づく度に、
はしゃいで餌をそっちのけに
なることもあるんです。
活発で可愛らしいのですが、
餌の時間も持ってほしいので、
ここは心を鬼にして、あまり
近づかないようにしましょう。
そうすることで、
餌を意識して食べてくれる時間が
増えるはずなので、
気付かれないように観察しましょう。
インコの体重の測り方
正確な体重を知るためには、
正しい測り方があるので気を付けましょう。
体重を測るには、冒頭にもあるように
デジタルクッキングメーターを
使いましょう。
なかなか乗ってくれない場合や、
じっとしてくれない場合は、
餌でつる方法もあります。
メーターにあらかじめ
餌箱などを置いておいたり、
メーター付近に挿し餌スプーンを
持っていきましょう。
餌以外にも、お気に入りのおもちゃも
効果がありますね。
そして、測るタイミングです。
朝、まだ餌を与える前の
そのうが空っぽの状態で測りましょう。
というのも、夜寝る前までは
餌を食べてそのうが膨らんだ状態で、
正しい体重ではないからです。
この体重測定を毎朝おこなって、
1日ごとの体重変化を見ます。
挿し餌から卒業させる頃であれば、
確認しづらい拾い食いの量も
わかるようになります。
こうした情報も確認できるので、
毎日欠かさず体重を測ってあげましょうね。
まとめ
雛の体重管理方法や、体重が減ってしまう原因を
解説しましたがいかがでしたでしょうか？
体重が減った！と焦らずに、
状況や餌の食べる量も鑑みて
適切かどうか判断しましょう。
ただし、食欲がない場合は
病気の可能性もあるので、
心配であれば病院で診てもらいましょう。
また、挿し餌から卒業するために、
粟や皮つきシードを食べれないのに
挿し餌を完全に無くすのはよくありません。
粟やシードをまだ上手に
食べれないようであれば、しばらく
引き続き挿し餌もしてあげましょう。
小さな体なので、
体重の管理が難しいかもしれませんが、
愛鳥の健康のためにも
適切な体重を維持しましょうね。
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