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鶏の卵が孵化したらどうする?雛が生まれたら知っておきたい注意点!

鶏の卵が孵化

愛鳥の鶏が卵を産んでさらに
無事に卵が孵ったらどうしたら良いか
あなたはご存知でしょうか?

孵化してすぐの雛はとても小さくて
初めてだと慌ててしまいますが、
この孵化した頃が最も注意すべき時で
最悪の場合命を落とすことも…

そんな悲しいことにならないよう、
今回は孵化したあとに出来ること、
すべきことをご紹介します

もしも有精卵のお世話をしていて
孵化の時期が近づいていたら
事前にチェックして備えましょうね!

鶏の卵が孵化した場合に知っておきたい4つの注意点は?

それでは早速、孵化したときにすべきこと、
そして注意点を4つご紹介します

孵化後が大事なのでしっかりと学んで
ひよこちゃんには元気にすくすく
育ってもらいましょうね!

1.保温について

ひよこに必要不可欠なのは保温で、
孵化後2週間は温度の管理が必要になります

1週間以上は36度に保ってあげましょう。

そのあとは雛の様子を見ながら、
1~2度ずつ徐々に下げていくと良いそうです。

温度管理が最も重要で、
この時期の死亡原因のほとんどが
温度管理といわれているほどです

初めての飼い主さんがやりがちなのは、
頻繁に手に乗せて触って暖かい場所から離して
寒い状況に晒してしまうこと
死に至ることも少なくないそうです。

しかし刷り込みのためにも極力
人の手で温めたいということもありますよね。

そうした場合は温めた手のひらや室温をあげる、
またはホッカイロで洋服越しに温めてあげるなど
36度を保てるように注意しましょう。

2.餌について

エサは基本的に市販されている、
とうもろこしや魚粉などバランスよく配合された
ヒヨコ用フードを与えます

床をつつくような仕草をし始めたら早速
ヒヨコ用フードを撒いてあげたり、
浅いお皿にいれてあげましょう。

こちらの動画の烏骨鶏の雛は
生後2日目ですが早速浅いお皿に入った餌を
パクパク食べていますね♪

この時に細かく刻んだ野菜なども入れると
大きくなっても抵抗なく食べてくれる
ようになって良いかもしれません。

ただし水には注意しましょう。

かなり浅い水の容器でも、体を濡らすと
冷えて死んでしまうこともあります

なので、出来るだけ口の小さな
ヒヨコ専用の水飲み容器を購入して
用意しておきましょうね。

3.必要な物について

孵化器とは別に、ヒヨコがしばらく過ごす
育雛箱を用意しておきましょう

以下のようなものを用意すればOKです!

  • 水槽もしくはプラの衣装ケース
  • 天井用にBBQの金網(+換気扇カバーの紙フィルター)
  • 保温のための発泡スチロールや銀紙
  • 床の敷材(もみ殻や焼き土など)
  • 温湿度計
  • 保温用のひよこ電球
  • ヒヨコ用の水飲み容器
  • 餌箱(瓶やペットボトルの蓋)

雛育箱自体は大きめの魚用の水槽だったり、
透明のプラの衣装ケースだったり様々ですが
自分で用意して作る方が多いですね。

大きさによって保温用の電球の
出力数も変わってきますので
あらかじめ注意しておきましょう。

温度だけでなく湿度の管理も必要なので
調節できるように水で濡らしたタオルなど
使っている人もいるようです。

育雛箱については、
色んな方がいろいろな方法で作っているので
参考にしながら頑張って作ってみましょうね!

4.へその緒をすぐにカットしない!

最後のポイントとして、孵化直後の雛の
へその緒をカットしてはいけない
ということを覚えておきましょう

卵の殻を頑張って割って出てきた雛の
お尻の部分にちょろんと何かくっついた
ままの時があります。

これはへその緒で、上手に孵化できると
卵の殻に残るものなんですが、
たまにお尻についたままの子もいます

少し気になるかもしれませんが、
決してこれを取ろうとしないでください!

では、なぜへその緒を
取ってはいけないんでしょう?

鶏の卵から孵化した雛のへその緒をすぐに切ってはいけない理由は?

ひよこには、へその緒のようなものが
ついていて卵の中で酸素や栄養を取り込む
器官になっています。

本来であれば孵化の際に自然に取れて
卵の殻に胎盤とともに残るんですが
たまにひよこのおへそについたままの
ときがあります。

別になにか問題があるわけではないので
心配することもなく、数日すれば勝手に
取れてしまうことが多いそうです

むしろ、へその緒が邪魔そうだな~と
無理に取ってしまうと出血してしまい、
死んでしまう場合もあります

これは孵化中でも言えることなので、
とにかくへその緒は気になっても
無理に取ろうとしないことを
覚えておきましょうね

それでは、頑張って孵化したひよこは
どのくらいで立派な鶏になるのか
あなたはご存知ですか?

鶏の卵から孵化した雛はどれくらいで成長するの?

一般的に鶏の成長は早く、可愛らしい
ひよこの時代はあっという間に過ぎ去ります

かつてはお祭りの屋台で売られたひよこを
飼いたい!とねだった子どもに対して
「鶏はすぐに大きくなっちゃうんだよ!」
とたしなめる親も多かったはず…

ではどのくらいの日数で
大きくなっていくのでしょうか?

以下がひよこの成長過程です!

孵化後日数 体重
ひよこ 0~7日目 65g
小びな 8~28日目 240g
中びな 29~70日目 780g
大びな 71~125日目 1320g
成鶏 126日目~ 1720g

ひよこから段階的に成長して最終的に
孵化から126日目あたりで成鶏になると
言われています

おおよそ4ヶ月で羽も若羽から成羽になり
「ピヨピヨ」という鳴き声もなくなりますし、
中びな以降は見た目もだいぶ立派になるので
そういう意味で成長が早いと言われるのかも…

まとめ

ということで、孵化した鶏の雛、
つまりひよこについての注意点と育ち方を
ご紹介してきましたがいかがでしたか?

卵から孵化するというのは、
雛自身も大変体力を使うことですし、
暖かかった卵の中から一気に外気にさらされ
一番危険な状態でもあります

温度や湿度にはナイーブになって
快適な環境を作ってあげないと
すぐに死に直結してしまいますので
細心の注意が必要になります。

ちょっとしたことで命を落としてしまう
か弱い体なので守ってあげましょうね。

どんなきっかけであれ、あなたの元に
来た命なので責任を持ってしっかりと
孵化後のケアをしてあげてくださいね♪

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