小型でそこまで大がかりな設備も必要なく、
初心者にも飼いやすいインコとして
人気なのがセキセイインコです。
そんなセキセイインコの中で、
全身真っ白な羽に覆われ、
赤い目が特徴なのが、
アルビノと呼ばれる種類です。
アルビノはノーマルのインコより
ろう膜と呼ばれる場所が色変わりせず、
性別の見分けがつきにくいと
言われています。
アルビノのインコを飼った人にとっても、
どちらの性別なのか気になるところですよね。
そこで今回はアルビノインコの
性別の見分け方や、
気になる価格や寿命についても
紹介していきましょう。
セキセイインコのアルビノの性別の見分け方
セキセイインコのアルビノ種の
性別の見分け方ですが、
ノーマルのセキセイインコよりも
オスもメスの判別がしにくい
種類でもあります。
セキセイインコはろう膜と呼ばれる
鼻の部分の色がオスとメスで異なり、
オスは青色から紺色の色をしていて、
表面はツルツルしています。
メスのろう膜はピンク~茶色っぽく、
表面がザラザラとしているのが特徴です。
ノーマルのインコはこの違いで
オスメスの判別がつきますが、
アルビノ種はノーマルインコよりも
色素が薄いためろう膜の色での
判別がつきにくくなっています。
アルビノ種はオスメス同様に
ろう膜の色はピンク色をしていますが、
オスはツルツルとしていて、
メスは鼻の周りに白い輪っかがあるところで、
性別を見分けることができます。
セキセイインコのアルビノは珍しい!
こちらの動画は、アルビノのセキセイインコが、
おしゃべりの練習をしている様子を
撮影したものです。
セキセイインコのアルビノは、
本来ある色素のメラニンと
カロチンがない状態のインコで、
珍しい種類でもあります。
全身の毛色が白で、
瞳が黒いインコもいますが、
こちらはアルビノではなく、
ブラッアイと呼ばれる種類に分類されます。
白い毛色と赤目のインコだけが、
アルビノと呼ばれるのです。
セキセイインコのアルビノの性格は?
気になるアルビノの性格ですが、
色の違いによって性格の差はなく、
基本的にノーマルの
セキセイインコと同じです。
私たち人間の性格が違うように、
インコもそれぞれ性格が異なります。
基本的には好奇心旺盛で人懐っこく、
ですがそこまでベタベタしない性格です。
メスよりもオスのほうが
飼い主さんとのスキンシップが好きで、
おしゃべりも得意な子が多いようです。
まずはペットショップなどで
スキンシップを図り、
気に入った子をお迎えするのが
おすすめですよ。
セキセイインコのアルビノの寿命は短い?
セキセイインコのアルビノは、
ノーマル種にあるはずの
色素がない状態ですが、
寿命はどうなのでしょうか?
まずセキセイインコの平均寿命ですが、
約7年~8年と言われています。
アルビノ種に限らずノーマル種でも
病弱な子や短命な子も少なからずいます。
普段のお世話をしっかりとして、
健康的に過ごせればさらに
長生きしてくれることもあるので、
愛情を持ってお世話をしてあげましょう。
セキセイインコのアルビノの値段
まずノーマルのセキセイインコの価格ですが、
約2000円~3000円前後で販売されています。
アルビノ種は、なかなか生まれずに希少なため、
ノーマル種と比べると値段は高めのようです。
アルビノ種は希少なため、
あまりペットショップでも
見かけることが少ないようなので、
どうしても欲しい場合は、
事前にペットショップに入荷の予定や、
予約などをしておくとよいでしょう。
セキセイインコのアルビノは弱い?
アルビノ種は本来存在するはずの色素、
メラニンとカロチンがない状態のため、
病弱と言われていますが、
現在は品種改良が進み安定してきているので、
そこまで弱い個体も少なくなりました。
ですがノーマル種にある色素がないアルビノは、
視力が弱く直射日光が苦手です。
日光浴をさせる場合は直射日光を避け、
カーテン越しでさせるなどの
工夫が必要になります。
また冬などの寒い季節には、
ノーマル種と同様に保温が必要になってきます。
インコが快適に過ごせる温度でもある、
20℃~28℃くらいになるように、
しっかりと暖めてあげましょう。
まとめ
セキセイインコの中でも、
珍しいアルビノ種について紹介してきました。
アルビノ種は本来ある色素がない状態なだけで、
飼育方法はノーマル種とあまり変わりません。
ですが視力が弱い個体でもあるので、
日光浴はカーテン越しが基本です。
また産まれる数も少ないので、
ペットショップでもなかなか
お目にかかることがない種でもあります。
ちょっと人とは違うセキセイインコを
飼ってみたいという人は、
ぜひ探してみてはいかがでしょうか。
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