小鳥を飼っていると、
水浴びという習慣を必ず耳にすることが
あるのではないでしょうか?
私も飼育本で水浴びという習慣が
あることを知って水を用意してあげたら
愛鳥が喜んで入ってくれて
嬉しかった思い出があります。
しかし、たまたまうちの子はそういう
性格だっただけで、中にはすんなりと
水浴びをしてくれない子もいますよね。
SNSでは楽しそうに水浴びする
可愛い文鳥をよく見るのに…
なぜ他の子のように水浴びをしないんでしょう?
そんな疑問を抱えているあなたの
お悩みを解消すべく、今回は
文鳥が水浴びをしない
理由と対策をご紹介します!
文鳥が水浴びをしない!考えられる3つの要因
では早速、文鳥が水浴びをしないときの
主に考えられる3つの理由をご紹介します。
あなたの愛鳥にあてはまるかどうか
考えながら見てみてくださいね。
1.水温が低くて寒い
元々文鳥というのは、熱帯雨林地域で
生息している種類の小鳥です。
なので、寒さが大の苦手なんです。
もし部屋が寒いようであればまずは
部屋自体の室温を上げてみてから
お水を用意してあげましょう。
意外とすぐに水浴びを
してくれるかもしれませんよ。
2.初めてで怖い
文鳥にも個体差があって性格も違いますので
臆病な子だと得体の知れないものに
恐がっているのかもしれません。
水浴び自体を知らない初心者の子で、
水自体を怖がっているのであれば
少しずつ水に慣れる必要があります。
最初は霧吹きで遠くから少しかかるくらいで
水を浴びさせて、水に慣れさせてあげましょう。
3.練習をしていない
初めてで怖い、というのに関連しますが、
水浴びの仕方がわからない、という
場合も考えられます。
突然水の入った容器を用意されても
「これは何?どうするの?」と
初めてだと分かっていない場合があります。
こういった場合も、
まずは霧吹きなどで水自体に慣れて、
それから通常の水浴びスタイルに
してみましょう。
文鳥は飼い主の行動をよく見ているので
飼い主のあなたが指で水を
ぴちゃぴちゃさせてみれば真似して
水浴びしてくれるかもしれません。
文鳥の水浴びのタイミングは夜がいい?
それでは、水浴びをしやすい時間帯などは
あるんでしょうか?
結論からいうと、
どの子もこの時間が好き、だったり
適している!という時間はありません。
その子によって、朝に何回も浴びたり
飼い主さんがお水を換える度に浴びたり
と様々なんです。
放鳥している時に水浴び容器を用意してあげる、
という方であれば、いつも放鳥している
時間帯になると水浴びするという
習慣がついている場合もあるでしょう。
なので、基本的にはどの時間帯でも問題はなく
その子が好きなタイミング、
好きな時間帯で水浴びしてくれるのが
一番良いでしょう。
文鳥の水浴びの適温は何度なの?
では水浴びの時のお水はどのくらいが
適温なのでしょうか?
寒さに弱いのであればあったかい
お湯のほうが良いの?
とお思いの方もいるかと思いますが、
絶対にお湯で水浴びはさせないでください!
というのも、お湯を浴びてしまうと
羽毛についている脂分が落ちてしまい
湯冷めして風邪をひいてしまうためです。
必ず水浴びのお水は、常温以下にして
あげてくださいね。
文鳥の水浴び容器にはどんなものがある?
文鳥の水浴びにはどういった容器が
適しているのか、よくわからない…
という場合もご安心ください。
使わない食器などでも充分
水浴びの容器になるので、まずは
手始めに食器で試してみましょう。
平皿で水が2~3センチほどためられる
手のひら大の大きさで陶器のものなら
なお良いでしょう。
他にも、水浴び用の容器が販売されていて
バードバスと呼ばれています。
鳥かごにつけられて、水が飛び散らないように
まわりが囲われている便利なものや、
プールのようになっている大きめなものも
市販されています。
こちらの動画は、鳥かごにつけられる
まわりが水浸しにならないタイプで
気持ちよさそうに水浴びしているのが
よくわかります♪
文鳥の水浴びの頻度は?
水浴びをする頻度も、時間帯と同様に
その文鳥によって全く違います。
水浴びが好きな子であれば日に数回、
あまり好きじゃない子であれば
数日に1回など…
また、換羽の時期は体が痒くて
頻度が増えたりすることもあるとか。
いずれも個体差によりますので、
うちの子は水浴び少ないかも?と
あまり心配する必要はありません。
まとめ
文鳥が水浴びをしない理由とその対策
について解説してきましたが、
いかがでしたでしょうか?
他の子は水浴びしているのに…
と悩むことはありません。
無理に何回も水浴びをさせようとすれば
逆にストレスになって、
水浴びを嫌いになってしまいます。
文鳥が好きな時に好きなように
水浴びをできるように
環境を整えることも大事です。
もし、まだ水浴びをしたことない!
という子であればまずは霧吹きなど
簡単なものからチャレンジして
水に慣れていきましょう。
その時も水のかけすぎや室温に
充分注意をして風邪をひかないように
してあげてくださいね。
焦らずにその子のペースで
水浴びをできるようにしてあげるのが
飼い主さんの役目なんですね♪
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