カラスよけグッズにも様々な
種類がありますよね。
糞や騒音、畑荒らしやゴミの散らかし等
カラスによる被害を受けている方も、
どういった方法で撃退できるのか?と
困っているのではないでしょうか?
特にゴミや畑を荒らされてしまうと
餌場になってしまってかなりの数で
毎日やってきてしまいます。
そんなお困りのあなたのために、
今回はカラスよけのネットの効果や
自作方法をご紹介します!
カラスよけネットを購入する前に
まずは試してみてはいかがですか?
カラスよけネットの効果はどのくらいすごい?
ゴミ集積所のゴミの上にネットを
被せていますが、一体あるのとないのと
ではどのくらい違いがあるのでしょうか?
カラスというのは、ゴミを餌と認識するには
嗅覚でも触覚でもなく視覚で行います。
そのため、いくらゴミの臭いを和らげようと
効果はないんですね。
また、カラスは賢いので、昔からある
目玉柄バルーンや死体を模した人形などは
一時的に警戒するもののすぐに見抜いて
こちらも継続的には効果は望めません。
なので、せめて物理的に嘴が
届かないようにすることで撃退でき、
そういった点でネットは効果的といえます。
稀にゴミにネットがかかっておらず、
荒らされてゴミが散乱している光景を
目にしますが、あるのとないのでは
一目瞭然ですね。
しかし、適材適所でしっかりとした
対策をしないとせっかくのネットも
効果がなくなってしまいますので
今回の記事を参考に注意しましょう!
カラスよけネットの色の選び方!
カラスよけのネットといえば、
どんなものを想像するでしょうか?
一般的には黄色か緑色か青色の3種類を
イメージした方が多いかと思います。
一部の人は「黄色のほうが恐がる」という
噂を聞いたことがあるかもしれませんが、
実は怖がっているわけではないんです。
カラスの視覚というのは優れていて、
紫外線の反射で色として認識し、なんと
食品サンプルと本物も見分けられるんです。
この紫外線の反射をヒントにして、
最もUVカットの効果を発揮するのが黄色なので
カラスよけに適しているといわれる所以です。
とはいえカラスも利口なので、
黄色でもゴミと認識できてしまったら
学習して再びゴミを漁ってしまう
可能性があるので侮れません…
上記のようなゴミ置き場以外にも、
カラスの被害を受ける場所には
それぞれ適したネットを用いる必要が
あるのでご紹介します!
カラスよけネットのサイズは場所で変わる?3つの種類
ゴミ置き場が一番被害を受けやすいですが、
他にも畑やベランダなど、カラスが
狙う場所はいろいろありますね。
それぞれどういったネットを使うべきか
知っていますか?
次はその3つの場所に応じたネットの
種類をご紹介します。
1.畑
カラスの被害が多い畑の作物といえば
トマト・トウモロコシ・スイカです。
他にもブドウやリンゴといった果物も
カラスの好物なので被害にあいやすいです。
背の低い作物であれば、
半円状に覆う防鳥ネットがありますが、
木の場合はその上から丸々被せるような
大きな防鳥ネットが必要になります。
また、鳥がネットに絡まって
死んでしまわないように、目立つ色や
はっきりとした色のネットが適しています。
2.ゴミ置場
ゴミを完全に覆うことができるネットを
被せる場合が多いかと思います。
しかし、隙間などができていたら
そこからカラスは器用にゴミを
取り出して散らかしてしまいます。
なので、一般的なゴミ用の防鳥ネットでも
端っこを重りなどで抑えて
めくれないようにする工夫が必要です。
また、上から被せるタイプ以外に
ボックスタイプのものもあり、
風でめくれることもなく機能的
ということで人気ですね。
3.ベランダ
集合住宅などのベランダで
家庭菜園を楽しむ人にとっては
ここもカラスから守らなければ
ならない場所ですよね。
畑と違ってそこまで大きな範囲ではないので
プランターを被せられるほどの大きさで
防鳥ネットを用意するか、ベランダの壁から
ネットを斜めにかけるのも良いでしょう。
侵入できなければ荒らされることもないので、
狭くても隙間がないように工夫しましょう。
カラスよけネットは手作りで!100均で出来る自作の方法は?
市販の防鳥ネットは確かに確実ですが、
大きさや範囲によっては地味に
対策に費用がかかります。
また、ゴミ用の防鳥ボックスも
便利なだけあって5000~20000円弱
ほどと高額になります。
カラスよけのためなんかにそんなに
お金をかけたくない…という方も
中にはいらっしゃいますよね。
では100均のアイテムでお安くカラスよけ
ネットを作ってみてはいかがでしょう?
ダイソーなどでも通常の防鳥ネットが
売られていますが、それだけでも十分ですし、
ワイヤーネットを組み合わせて防鳥ボックスを
作ってしまうのもおすすめです。
こちらの動画ではまさに100均の
ワイヤーネットでゴミ用の防鳥ボックスを
作っているので参考にしてみてくださいね!
動画冒頭で材料が出ているように、
全て100均で揃って材料費も
1000円にもいかないのでお手軽ですね。
また、使わない大き目のプラスチックの
衣装ケースを上から被せて、
石などの重りで動かせないようにする
方法もあります。
しかし、せっかく対策してみたものの
効果がない…と落胆する場合もあります。
そういった場合はどうしたら良いのでしょう?
カラスよけネットが効かない場合は?
先述したように、カラスというのは
とても賢い鳥で学習能力が高いです。
そのため、防鳥ネットのカラスよけが一時的に
効果があったとしても、万が一
隙間などに気付かれてしまったら終わりです。
その時点で効果はなくなって、平然と
ゴミ置き場や畑に入ってきてしまいます…
そういった場合は、徹底的に隙間を埋めて
物理的に触れられないように工夫しましょう。
また、広範囲であれば、
テグスでぐるっと囲っておくことで、
侵入を防ぐことも可能です。
テグスは細い糸で、
侵入しようとしたときに羽に触れて
それを不快に思って近づかない
という効果があります。
なのでネット+テグスなど、
複数の対策を合わせて取ればまた
効果が出るかもしれません。
まとめ
以上、カラスよけのネットの種類や
その効果についての解説でした。
カラスにとって一番怖いのは人間なので
その隙をついてなんとか餌を得ようと
試行錯誤したり学んだりするんです。
なのでこちらとしても、カラスが
ゴミや作物に触れられないよう
工夫を重ねて対策をする必要があります。
どうしても改善されず被害が甚大であれば
最終手段として業者に相談するのも
手かもしれません。
しかし業者に依頼するのにも高額なので、
まずは手頃なアイテムから試してみて
様子を見てみましょう。
中でもゴミ置き場の場合は、複数世帯が
同じ場所に出すこともあるので
協力し合うことも大事になります。
みんなでカラスよけネットを確実に
隙間なくかけるよう徹底しましょう。
また、カラスの被害への対策は過度になると
動物虐待の恐れもあるので
意外と繊細な問題でもあります。
根気強くマメに対策を重ねることで
来なくなるようになる日も
くるかもしれませんので
諦めずにがんばりましょうね…!
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