犬がびっこをひいている!仮病の場合はどうすればいい?
愛犬が足をびっこをひいているけど、
痛がる様子はない…。
「もしかして、仮病なの?」
「でも、一時的な症状が治まっただけで、
本当はケガや病気なのかも!」
こんなとき、愛犬の仮病なのかそれとも
ケガか病気なのか、素人が判断するのは
難しいところですね。
もしも、愛犬の仮病を見分ける方法が
あれば、慌てなくて済みます。
そこで今回は、犬が足をびっこをひく
原因や仮病の見分け方について
ご紹介したいと思います。
この記事に書いてること♪
びっこをひく原因は何が考えられる?
脱臼が原因でびっこをひく
犬は”膝蓋骨脱臼”と言って、膝にある
お皿の骨が通常の位置からずれてしまう
症状が原因でびっこをひくことがあります。
びっこをひく後ろ足には痛みがあります。
びっこをひいていても痛がっていなければ、
症状は軽いため、生活に支障はありません。
特に足の細い小型犬に多く、どこかに
ぶつけたり高い所から飛び降りることで
脱臼します。
また、椎間板ヘルニアや股関節などを
痛めることでも、足をびっこひく
ことがあります。
椎間板ヘルニアになった時の
名医の画像もみてくださいね。
⇒犬の椎間板ヘルニア!名医のゴットハンドぶりがヤバいw感動の動画あり
肝臓の数値が異常に上がることもある?
犬が足をびっこひいていると、
足のケガや病気を疑ってしまいますよね。
でも、病院で血液検査をしてみると、
肝臓の数値が異常に上がっていることが
あります。そんなときには、肝臓や腎臓の
内臓疾患による原因を疑いましょう。
肝臓や腎臓は、”沈黙の臓器”と言われる程、
病気の初期には自覚症状を感じることが
少ないんですね。
なので、症状が出てくる頃には
重症化しているといったケースもあります。
病気の進行によっては、昏睡状態に
陥ったりと命の危険が伴う場合もあるので、
注意しましょう。
犬の足のことなら、こんな記事も
おすすめです!
⇒犬が後ろ足を上げる時は気をつけて!飼い主へのメッセージとは?
痛がらないのは仮病!?見分け方と対処法
飼い主の前で一時的に痛がるのは愛犬の仮病?
「愛犬が仮病をしているかも!」と
思ったら、実際に仮病かどうか見極める
必要がありますよね。
愛犬の仮病を見分ける方法は、愛犬を
観察して、仮病の決定的証拠を
掴むことです!手順は以下の通りです。
①愛犬が足をびっこひいているときに、
愛犬から見えない場所に隠れましょう。
②隠れながら、愛犬の行動を観察します。
愛犬が飼い主さんがいないことに気付いても
びっこをひいているなら、本当にどこか
痛い所があるということです。
動物病院で診察を受けてください。
逆に、飼い主さんの姿が見えなくなった
瞬間にびっこをひくのを止めるようなら、
仮病である動かぬ証拠を掴むことが
出来るという訳です!
ただ、1度だけ隠れて観察するだけでは、
たまたまということもあるので、
何回か同じように隠れて、愛犬の様子を
観察するようにしましょう!
愛犬が仮病をしたときの対処法は?
愛犬が仮病をしていたとしても、
決して愛犬を叱ったり放っておくことは
しないようにしましょう。
飼い主さんは、ケガや病気でないことが
分かってホッとするかもしれませんが、
大切なことを忘れてはいけません。
「愛犬がなぜ仮病をしたのか?」と
いうことです。
愛犬がびっこをひいて仮病を装ったのは
なぜでしょうか?愛犬が仮病をしてまで、
飼い主さんに伝えたかったこととは
なんでしょうか?
それは、”愛犬は飼い主さんの関心を
引きたかった”んです。
もしかすると、飼い主さんが仕事や何かで
忙しくて愛犬に構ってあげられなく
なったのかもしれません。
愛犬は、飼い主さんの関心を引かなければ
ならなかった何かが必ずあるはずです。
飼い主さんの愛情が愛犬にうまく
伝わってないのかもしれません。
思い当たることがないか、愛犬の
気持ちになって一度考えてみましょう!
そして、今まで以上に愛犬に
愛情を持って接してあげましょう♡
ここで一つ動画の紹介です!
You Tubeで演技派のワンちゃんを
発見しました!!
なんとこのワンちゃん、エサをもらうために
後ろ足を引きずっていたんです。
つまり、仮病を使っていたということです。
それにしても、このワンちゃんどこで
こんな演技を学習してきたんでしょうか…。
前足のびっこは原因がすこし違うかも?
愛犬が前足をびっこひいていたら、
指と指の間を見るようにしましょう。
びっこをひく足は、たいてい後ろ足が
多いんですが、前足をびっこひく場合は
指と指の間の皮膚に、炎症が起きている
可能性があります。
特に、皮膚が弱かったりアトピー性皮膚炎が
ある犬は、注意が必要です。
足の指の間は蒸れやすくなっていて、
皮膚の炎症が起こりやすいです。
中には、痛がらない犬もいるので、
定期的に愛犬の足の指の間も
見るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
愛犬のびっこをひく行動には、仮病から
ケガ、病気まで様々な原因があります。
なるべくなら、愛犬に仮病をさせるまでに
寂しい思いをさせたくはありませんよね。
これを機に、ときどき愛犬とスキンシップが
しっかり取れているか、見つめ直してみると
良いかもしれませんね!
▼犬がびっこをひく原因には、
骨や椎間板の異常、脱臼がある
▼肝臓や腎臓の内臓疾患の症状に、
足をびっこをひくことがある
▼犬の仮病は、飼い主の前でだけ
痛がるそぶりをするかで見分ける
▼愛犬の仮病は、飼い主がいない時にも
びっこをひいているかどうかで見極める!
▼愛犬が仮病をしたら、その原因を考え、
愛犬に愛情を持って接する
▼前足をびっこをひく場合は、指の間に
皮膚の炎症がある可能性が高い
この記事をSNSでシェア