犬の老衰は病院に連れて行くべき?対処法を紹介!
ワンちゃんは老化の速度もとても早く、
老化症状が目に見えて気付いたら、
そこからはあっという間に
衰えていってしまうのです。
きっと、多くの飼い主さんが
そろそろかな・・・と、
覚悟をすることでしょう。
それでは、老衰症状が出たときに、
飼い主のするべき対応とは何でしょう?
そして、悲しくも老化や死を
止めてくれるものは存在しません。
愛犬の最期が刻々と迫っているとき、
飼い主さんがしてあげられることとは
何なのでしょうか。
この記事に書いてること♪
愛犬に老衰の症状が出たとき、飼い主のするべき対応は?
ワンちゃんは老化の速度もとても早く、
老化症状が目に見えて気付いたら、
そこからはあっという間に
衰えていってしまうのです。
きっと、多くの飼い主さんが
そろそろかな・・・と、
覚悟をすることでしょう。
それでは、老衰症状が出たときに、
飼い主のするべき対応とは何でしょう?
老衰で病院には連れていくべき?
老衰と決めつけるには、
判断が難しい場合もあるでしょう。
病院に連れて行くべきなのか
判断に迷ったときには、
まずは病院に連絡をして
症状を説明した上で指示を仰って
もらうと良いでしょう。
中には病院に行くことに
大きなストレスを抱える子も
いますからね。
例えば老衰症状が末期まできていると、
ワンちゃんにとっては、
病院に行くまでの道のりやストレスは
かなりの負担になることでしょう。
ワンちゃんにとって、
何が一番楽なのか・・・?
というのを考えたときに、
愛犬のことをよく理解している
あなたの選択が正しいと言えますよ。
また、最期を迎えるときには、
思い出のたくさん詰まったお家で・・・
と考えている場合、
病院に連れて行くべきタイミングでは
ないこともあるでしょう。
親切な病院であれば、
往診で対応してくれるところや、
マメに連絡を取り合うことで
サポートしてくれることも
可能かもしれません。
まずは、病院に相談してみましょう!
こちらに対処すべき症状も
まとめているので参考にしてくださいね。
介護に必要な3つのことを紹介
愛犬がいよいよ寝たきりに
なってしまった・・・。
そんな時には、飼い主さんの介護が
ワンちゃんの生きる糧になります。
それでは、介護に必要なことを
紹介していきます!
- 床ずれ防止
- 食事を流動食にする
- オムツの着用
この3つを主な介護として
覚えておいて下さい。
寝たきりになると、自力で体勢や向きを
変えることが出来なくなります。
そうなると、血行も悪くなり皮膚にも
悪影響を及ぼしてしまうのです。
床ずれ防止として、数時間おきに
向きを変えたり、また柔らかいベッドを
使用すると良いでしょう。
食事も自分で摂るのが難しくなるため、
飼い主さんの補助が必要になります。
スポイトやシリンジなどを使って
水分補給をしたり、
食事も流動食に切り替えていきましょう。
犬専用の流動食や、栄養価の高いものを
選んで試してみましょう。
衰弱している状態での食事の
与え方を動画でどうぞ!
どんなものを与えているのかも
参考になりますよ。
そして、排泄も自力では
トイレに行けなくなるので、
オムツを着けてあげましょう。
寝たままの排泄を嫌がる子もいるので、
あまりにも我慢してしまう場合は、
お腹を押したり、
肛門を綿棒で刺激するなどで
排泄のお手伝いをしてあげましょう。
出来たら褒めましようね!
悲しい現実ではありますが、
ワンちゃんはそんな体でも
1秒でも長くあなたと一緒にいたい!
そんな想いで精一杯生きてくれて
いるのではないでしょうか?
これから介護!というときに
亡くなってしまうことも
多いそうですよ。
急に居なくなってしまうより、
介護を通して、苦楽を共に過ごすことは
きっと幸せなことなのかもしれません。
あなたが一生懸命支えてくれたことを、
ワンちゃんはきっと忘れないでしょう。
何より、後悔して欲しくないのが
私の一番の願いであります。
幸せな最期を迎えるために!末期症状が出たら考えておきたいこと
老衰による末期症状は、
寝たきりになり、
食べることも水を飲むことも出来ず・・・
という状態が続くケースが
多く考えられます。
きっと、ずっとお世話をしてきた
飼い主さんの直感が
末期症状を悟り、お別れの時を
覚悟することでしょう。
目の前で一生懸命生きている愛犬を
見ているだけでも、
悲しくて、泣きたくなりますよね。
それでは、ワンちゃんにとっての
最期は一体どんな形が
幸せと言えるのでしょうか?
安楽死という選択
愛犬の最期を迎えるときに、
安楽死という選択肢があることを
ご存知でしょうか?
老衰による最期では、
体の全ての機能がゆっくりと停止し、
そして、安らかに眠るように・・・
というのが理想で、
そして飼い主さんの側でいられたら、
ワンちゃんにとっては
一番幸せな形ではないでしょうか。
このようになるまでの
年齢を重ねていればいるほど、
自然に死んでいくときの苦しみや痛みは
あまり感じないそうです。
ですので、安心して穏やか気持ちで
看取ってあげて欲しいです・・・。
しかしながら、全てのワンちゃんが
老衰という穏やかな
最期を迎えるとは限りません。
愛犬が病気になって、
苦しい状態に直面したときに、
「こんなに痛い思いをしているのに
何もしてあげられない・・・」
「その苦しみから解放してあげたい」
と、看病をしながら、
やり切れない気持ちでいる飼い主さんも
多くいらっしゃいますよね。
例えば末期癌で苦しむワンちゃん。
慢性腎不全による発作を起こして
苦しむワンちゃん。
若ければ若いほど、
その苦痛は大きいものなのです。
老衰による症状においても
苦しい場面は出てくるかもしれません。
痛々しく、苦しむ愛犬を
このまま生かしていても、
苦痛である時間を増やすだけ。
それはあまりにも酷なこと・・・。
延命治療をすればするだけ
苦痛を与えてしまう・・・。
そんな風に飼い主さんが精神的にも
限界を感じたとき、
安楽死という選択も視野に入れることが
あるかもしれません。
でも、それは決して愛がない訳では
ありませんよね?
むしろ大好きなワンちゃんのために、
何が一番の幸せなのかを
考えているからこその選択肢です。
実際に安楽死を選択した方は、
「本当にこれで良かったのか?」
「本当はもっと生きたいと
思っていたのかも」
と思い悩む時期もあるようです。
しかし、安楽死という決断に
安らかな最期を迎えることが出来たこと、
そして、それは飼い主さんの
精一杯の愛だということを、
きっと分かってくれていると思います。
もちろん、苦しくても
頑張って頑張って生き抜いた子もいます。
どんな形でも、ワンちゃんの最期には
大好きな飼い主さんたちが側にいること。
それがワンちゃんにとっての
一番の幸せなのかもしれません。
安楽死をテーマにした記事も
是非ご覧下さい。
こちらの記事もおすすめです。
参考にご覧下さい。
⇒犬が寿命を迎える直前の症状とは?
どんな最期を迎えさせてあげたいのか?
それはとても難しい課題でもありますし、
簡単に決断出来ることで
はありませんよね。
是非、一度ワンちゃんにとっての
幸せな最期とは何か?というのを、
家族で話し合ってみてはどうでしょうか。
まとめ
愛犬がもしかして老衰?と
病院に行くべきなのか
判断に迷ったときは、
病院に連絡をして相談してみましょうね。
今のうちに出来ることはしてあげる!
それは、心残りがないように
ワンちゃんと過ごすためですよ。
介護状態になってしまっても、
ワンちゃんは飼い主さんとの時間を
大切に過ごしているのかもしれません。
悲しいけれど、最期を迎えるときには、
どこで、どんな形で逝かせてあげたいのか
考えてあげることも、飼い主さんの
ワンちゃんにしてあげられる
最後のお仕事とも言えますよね。
愛犬の最期について
改めて考えるキッカケに
なれたのではないでしょうか。
是非、一度考えてみて下さい。
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