文鳥の爪切りといったときに難しいのは
その小さな体を手の中に
保定させることではないでしょうか?
ただでさえ小さいのに、
細い足を固定しないといけないので
なかなか至難の業です…
そんな時のためにも、爪切りアイテムとして
タオルが役に立つんです。
「爪切りの時にタオルが必要ってあったけど
どうして必要なの?」と疑問をお持ちの
あなたのために今回は、爪切りの時の
タオルの必要性について解説します!
これを知っていれば、爪切りをもっと
簡単に安心してできるように
なるしれませんよ♪
文鳥の爪切りのやり方!3つのコツを紹介!
タオルの強さを発揮するのはなんといっても
文鳥ちゃんを保定する時なんです。
素手で保定して爪切りをすると、
飼い主の手=嫌なことをされる
という悪い印象がついてしまいます。
こういったことを避けるために、
タオルが大活躍してくれるんです!
それでは早速、タオルを使った
爪切りの方法のコツを3つ
ご紹介したいと思います。
1.タオルを使用する
スポーツタオルなど、手のひらが覆える
くらいのタオルを用意しましょう。
それを放鳥時の文鳥の
真上から素早くサッと被せてしまいます。
そうすると視界がなくなって身動きとれず、
飛んで逃げることもありません。
2.方向をしっかり確認!
次に確認すべきは
文鳥が向いている方向です。
タオルが被さった状態の
文鳥の尻尾側、つまり背中側から
タオルごと優しく掴むのがポイントです。
そうすればそのまま爪切りが
出来る体勢にスムーズに移行できます。
3.持ち方に注意する
文鳥の視界をタオルで奪った分、
飼い主側からもタオルで文鳥の
存在が見えなくなっていますので
持ち方に気を付けましょう。
タオルごと握ったあとは、
文鳥の足だけタオルから出してあげて、
指2本で優しく足を固定して爪切りで
切ってあげればもう安心です。
あまり強く握ってしまっても
文鳥が苦しくなってしまうので、
呼吸は確保できて身動きはとれない
状態になるよう優しく包んでおきます。
「でもタオル掛ける前に逃げちゃう!」
という場合はどうすればよいのでしょう?
文鳥が爪切りで逃げる!保定する方法は?
タオルで覆えば視界が奪われますが、
肝心なのは、その前に爪切りを見せないことです。
文鳥も視界からの情報で判断できる賢い鳥で
爪切りを見ただけで危険を察知して
逃げ回ったり暴れたりする子もいます。
タオルで握った後も、極力爪切りは
視界に入らないように注意をすれば
暴れることも減るかもしれません。
また、タオルを構えている時から「ハッ!」と
気付いて警戒して逃げるということもあるので、
その前に素早く冷静に被せましょう!
では、ここまでして爪切りをする
必要あるのか?と疑問に思いませんか?
文鳥の爪切りは必要なの?
そもそもなんで爪切りが必要なのか、
その必要性を知っておきましょう。
爪を切らずにいると、
徐々に指の向きに沿って丸く巻いて
爪が伸びていきます。
当然ケージや布、髪の毛などに
引っかかりやすくなり、
足で体を掻けなくなってしまい、
文鳥や飼い主がケガしてしまうことも…
飼われている文鳥は、野生のように
自然界の枝などで削れることがないので、
人為的に切ってあげる必要があるんですね。
他にもどういったことが
影響してしまうのかを詳しく
まとめているのでこちらの記事も
是非ご覧ください!
文鳥の爪切り!長さの目安はどのくらい?
それでは、どのくらいの長さ、
どのくらいの頻度で
爪切りをすべきなのでしょう?
一番わかりやすいのは、
止まり木にとまっている時に
爪が浮いているかどうか、です。
もし浮いてきていたら切り時なので、
放鳥ついでに爪切りをやってあげましょう。
長さは、足の血管から
3~5mmくらいが良いとのことなので
目安として覚えておきましょう!
まとめ
文鳥の爪切りの時のタオルについて
焦点をあてて解説してきましたが、
いかがでしたか?
爪切りはどうしても保定しないと
出来ないことで、しかも
避けては通れないので悩ましいです…
素手で無理矢理保定しようとすると、
飼い主の手を苦手に思って最悪の場合、
手乗りじゃなくなってしまう可能性もあります。
でも愛鳥にケガなく過ごしてもらうためにも、
爪切りをしてあげる必要があります。
そこに、タオル一枚さえあれば
案外すんなり出来るかもしれませんので
チャレンジしてみてくださいね。
筆者も保定が苦手で素手では無理でしたが、
このタオルの方法を飼育本で見て実践したら
あっけなく保定できたのでお勧めです^^
万が一、出血してしまったときも
まずは落ち着いて対処することが大事なので
こちらを事前に読んでおきましょう。
タオルがあれば保定がしやすくなるだけでなく、
出血時の止血法でも使えますので、
そういった意味でも必須アイテムといえます。
これから文鳥の爪切りの際は、
頼れるお供としてタオルを一枚
用意してみてくださいね♪
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