ペットショップに行くと可愛い声で鳴いている
小鳥の雛を見かけますよね。
実は時期によって入荷数や価格も違うって
ご存知でしたか?
筆者の場合は春先にペットショップへ
雛をお迎えしに行ったことがあります。
文鳥の雛を飼おうと思うけれど
買う時期によって値段は変わるの?
なんで違いがあるの?
とお思いの方も多いかもしれませんね。
今回は文鳥の雛の値段と時期による違いを
徹底解説したいと思います!
雛をお迎えに行く前にまずはこちらを
ご一読くださいね♪
文鳥の雛の値段は時期で変わる?
出典 bcy.jp/
文鳥の雛の値段は本当に時期によって
変わってくるのでしょうか?
通常、文鳥の雛は2000~3500円くらいで
販売されていることが多いです。
しかし実は、一概には言えませんが
春や秋は多少値段が下がっている
お店もあるようです。
これは、春や秋が文鳥にとって
繁殖シーズンであるため入荷する雛の数も多く
市場が潤っていて価格も下がる傾向があるとか。
しかしあくまで傾向があるだけで
必ずしも安くなっているとは限りませんので
事前に調べておくのも良いかもしれません。
また、文鳥の雛もすべてが同じ
値段というわけではなく、種類によって
変わってくるのは知っていますか?
文鳥の値段は種類で変わる?
ご存知かもしれませんが、文鳥には
一般的な白文鳥、桜文鳥の他にも
シナモン文鳥やシルバー文鳥といった
少し変わった色の種類の子もいます。
前の章で一般的な雛の値段と言ったのは
流通も多い白文鳥と桜文鳥の2種についてで、
実はシナモンやシルバーは価格も上がるんです!
種類 | 価格帯 | 特徴 |
桜文鳥 | 約2000~3500円 | 文鳥の中でも一番オーソドックスで ノーマルに近い種類で一番丈夫。 黒とグレーと白の羽に赤い嘴がキレイ。 |
白文鳥 | 約2500~3500円 | 桜文鳥の次にポピュラー。 実は突然変異で生まれた種類ですが、 真っ白で艶やかな羽で可愛らしい。 |
シナモン文鳥 | 約5000~6500円 | 桜文鳥の柄で色が全体的に薄茶色の可愛いシナモンカラー。 メラニン色素が欠落しているためで、 眼が赤っぽく直射日光は苦手な種類。 |
シルバー文鳥 | 約5000~8000円 | 桜文鳥の柄で色が全体的に薄い銀灰色で美しい種類。 シナモン同様に直射日光は避けましょう。 |
なぜシナモン文鳥やシルバー文鳥だけが
値段が違うのかというと、これは
希少度が高く流通も少ないためです。
ちなみにこちらはとっても仲良しな
白文鳥とシルバー文鳥のペア動画で、
確かに美しい羽の色合いが魅力的ですね~!
シナモンやシルバーは最近特に
人気が高い種類なので積極的に入荷しようと
しているお店も多いように思いますので、
もし希望があれば問合わせてみましょう。
しかし、値段の違いによって雛の
健康度や寿命にも違いがあるという話を
聞いたことがある人も中には
いるのではないでしょうか?
文鳥の値段に寿命が関係あるって本当?
値段が高ければ丈夫で長生きする!と
勘違いする方もいますが、
実は値段=丈夫さとは限りません。
現に、希少度が低く価格帯も低めの桜文鳥は
一番ノーマルに近い種類なので丈夫です。
また先述したように、春や秋は文鳥の
繁殖シーズンなので安くなる傾向がありながら
雛も健康的で元気な子が多いといわれています。
逆にシーズン外の夏や冬といった
親鳥にとって過酷な環境で生まれた子は、
無理して産卵した場合も多く
身体が弱い子が多い傾向があるとか…
こういった点でも、値段で判断せずに
適切な季節に生まれた子をお迎えした方が
これからの文鳥ライフのためにも
良いかもしれませんね。
さて、文鳥の雛の値段も大事ですが、
もっと重要なのは飼育費についてです!
文鳥の1ヶ月にかかる費用は?
文鳥を飼い始めたら継続的な費用も
かかるということを念頭において
購入を検討しなければなりません。
文鳥の場合、1ヶ月あたりの費用は
どのくらいかかるかご存知ですか?
季節や数にもよりますが、
一般的なシードでペットヒータ―有りと考えると
1000円に満たないくらいかもしれません。
しかしあくまでエサ代とヒーターの
電気代だけなので、イレギュラーな
病気やケガがあると治療費がかかってきます。
病気やケガによっては、通院や
手術といった高額な治療も必要になるので
あらかじめ余裕をもっておきましょうね。
また、エサも普通のシードだけではなく
ボレー粉や青菜などの副食をあげたり
ペレットに切り替えたりすると
また費用も変わってきます。
とはいえ他のペットに比べると
手軽で費用も低めなので飼いやすいのが
文鳥の魅力の一つでもあります。
命を育てるということを忘れずに、
少なからず飼育費用に余裕をもって
飼ってあげましょうね。
まとめ
ここまで文鳥の雛の値段について、
詳しく解説してきましたが、
参考になりましたでしょうか?
文鳥の雛の値段については、以下のことを
覚えておけばOKです!
- 春や秋は入荷数が多く安くなる場合がある
- 文鳥の中でもシナモン、シルバーは高い
- 丈夫かどうかは値段ではなく季節によって変わる場合がある
- 春や秋が元気な子が多い傾向がある
今すぐ飼いたい!という気持ちも分かりますが、
こういった点を踏まえて時期を見直してみるのも
費用的にも健康度的にも良い場合があります。
命に対して値段をつけるのは
なかなか難しいことですが、
こうした違いとその理由があるということは
是非知っておきましょう。
そして文鳥の雛を飼い始めた方は、
こちらの記事で雛換羽とその注意点も
ちゃんと勉強しておきましょうね!
今回の記事が、元気でかわいい文鳥ちゃんとの
ステキな出会いに繋がることを祈っています!
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