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インコがヒーターでやけどした!3つの対処法と予防法まとめ

インコがヒーターでやけど

ペットとして流通しているインコは、
暖かい地域が原産の種類のため、
寒さには弱いタイプがほとんどです。

日本には四季があり、
冬には地域によっては氷点下まで
気温が下がるため、
保温のためのヒーターは必須です。

ですがヒーターの設置場所など、
飼い主が工夫してあげないと
ヤケドをしてしまうインコも多く、
快適に過ごせるよう管理してあげる
必要があります。

そこで今回はインコが
低温ヤケドにならないための
対処法やインコの適正温度
などを
わかりやすく解説していきます。

これからはじめて冬を迎える飼い主さんも、
ヤケド防止の参考にしてみてくださいね。

インコはヒーターで低温やけどになる


ヒーターは、インコが冬を乗り切るために
必要な保温アイテム
です。

また雛鳥や老鳥、病気療養中などで
保温が必要な場合があり、
インコを飼ったら揃えておきたい
飼育道具の一つでもあります。

ですが低温で発熱し続けるヒーターは、
熱さを感じにくく、
ヒーターのそばやカバーに乗ってしまうなどで、
低温ヤケドを起こしてしまうこともあります。

低温ヤケドは、じわじわと浸食し
細胞の奥まで熱が届いてしまうので、
普通のヤケドよりも完治が遅いのが特徴です。

かわいいインコのためにも、
低温ヤケドを防ぐには
どうしたらいいのでしょうか。

やけど防止のための3つの対処法

低温ヤケドは普通のヤケドよりも
完治までに時間がかかる
ため、
しっかりと対策をしてあげる必要があります。

ヒーターでのヤケドは、
以下の3つの対処法で防止することが可能です。

次の章から詳しく解説していきましょう。

1.ヒーターのワット数に注意する

ペットヒーターにはワット数があり、
電球タイプですと20W~100Wまであります。

このワット数で保温能力が決まっていて、
45×45×60cmの密閉容器内での
メーカーテスト温度は、

  • 30W:約+6℃
  • 40W:約+7℃
  • 60W:約+10℃
  • 100W:約+15℃

になります。

実際はケージを密閉させることはないので、
この温度よりも低くはなります。

またインコのケージを設置する部屋が
常に一定の温度を保てるようなら、
そこまでワット数の高いヒーターを
設置する必要はありません。

2.ヒーターをケージの中に入れない

2つめのヤケドを防ぐ対処法ですが、
ケージの中にヒーターを入れない
という方法があります。

インコは遊び好きな種類も多く、
ヒーターの上に乗って遊んだり、
そばから離れずにヤケドをしてしまうことも。

成鳥の場合は熱くなると
自分でヒーターから離れる子もいますが、
老鳥や自分で移動が難しい子は、
特に注意が必要
です。

インコを危険から守るためにも、
ヒーターはケージに直接入れずに、
ケージの外側に掛けるか、
直接触れないように工夫して設置しましょう。

また保温効果を上げるために、
ケージをアクリルケースやカバーなどで
囲ってしまう
のも、有効な手段です。

3.寝ているときは電源をOFFに

ヒーターでのヤケド防止対策3つめは、
寝ている時はヒーターの電源を切ることです。

日中など私たちが起きている時間は
インコの状態を常にチェックして
対処することができますが、
寝ている間はそれも難しくなってしまいます。

そのため寝ている間は
ヒーターの電源をオフにして
ヤケドを防止することも
一つの手段として有効です。

ですがこの対処法は、
部屋の温度をインコが寒くない
温度に保てる場合のみ有効
です。

急激に温度変化は、
インコの体調不良に繋がります。

就寝時に暖房を切ってしまう人は、
この対処法はおすすめできません
ので、
他の方法を試してみてくださいね。

⇒インコのヒーター!火事にならないための管理法と設置場所

インコのヒーターは
使い方を誤ると火事になることもあるので
注意してくださいね。

インコのヒーターは何度が適温?

インコの適正温度は種類にもよりますが、

  • 雛・老鳥:25℃~30℃
  • 成鳥:20℃~25℃
  • 病気療養中:30℃

が適温といわれています。

中には寒さに多少強い種もいるので、
飼育しているインコの
適温もしっかりと把握し、

ヒーターのワット数を選ぶようにしましょう。

インコは寒いときは、
羽を膨らませたり、
片足立ちをしたりします。

逆に暑いときは、
口をパクパクさせたり、
翼を広げて熱を逃がそうとします。

ヒーターを使う場合は、
設定温度になると電源がオフになる
サーモスタットと温度計を併用するなどして、
ケージ内の温度が目視できるようにしましょう。

まとめ

今回はヒーターのヤケドを防ぐための
対処法と、インコの適温
について紹介しました。

保温するためのヒーターは
低温ヤケドを起こしやすく、
ワット数や設置場所などに工夫が必要です。

またインコは世界中に分布していて、
それぞれ適温が異なります。

飼育しているインコの生息地の
気温や気候などをよく調べ、
それぞれのインコに合った温度で
保温してあげる
ようにしてくださいね。

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