犬の虫除けでおすすめは何?ハーブやアロマの効果とは?
ペットがいるご家庭では
虫刺されの季節をどのような対策をして
過ごしているのでしょうか。
特にワンちゃんは、散歩などで
外に出向くこともありますよね。
フィラリア予防やフロントラインを
していても、やはり虫に刺されること自体
痒みの原因にもなり不快です。
出来れば虫刺されは避けたい!
しかし、ペット用にはどのような
虫除けグッズが良いのでしょうか。
最近では、より安全なものに
こだわりたいというオーナーさんも多く、
やはりペット目線で考えたときに
体を舐めることの多いワンちゃんには
私も安全にこだわったものを
おすすめしたいのです。
そこで、今回はワンちゃんにおすすめの
虫除け対策として、アロマやハーブを中心に
ご紹介していきます!
この記事に書いてること♪
犬の虫除けにアロマやハーブは効果的?
一般的な虫除けグッズの中には
DEET(ディート)という
成分が入っています。
効き目は強いのですが、化合物であって
決して安全性は高くありません。
注意書には、
・6ヶ月未満の乳児には使用しないこと
・目に入ったり、吸い込んだりしないこと
・漫然な使用を避ける
などの記載があります。
これは、
皮膚から吸収されてしまうもので、
有害であることは間違いありません。
そして、そのようなものを使うのにも
抵抗があるという考えも増えています。
自分にも使いたくないですが、
特に愛犬や子供には
安全第一で虫除けグッズを
選びたいものですよね。
そこで、安全性の高い虫除けとして、
代表的なのがアロマやハーブを
使用したものです!
アロマとは、香りや芳香を意味します。
ご存知の通り、植物などに由来する
精油(エッセンシャルオイル)や
芳香を用いることで、
精神的なリラックス効果など
幅広い用途で愛用されていますよね。
アロマにも様々な種類がありますが、
中には虫の嫌う香りを持つものがあります。
それらを上手に活用することで、
虫除け効果が得られるのでしょう。
爽やかな香りや、甘い香り、
柑橘系の香りなど様々ありますが、
そのような香りを虫は嫌うようです。
人間やワンちゃんは、
リラックス効果を得られることも
あるのに、不思議ですね・・・
虫除けしながら香りに癒されるというのは
このアロマの嬉しいところです。
続いてハーブとは、
香りや薬効がある草木を意味します。
ハーブについては、
料理の香り付けや、薬、防虫など
こちらも様々な用途で
よく知られていますね。
虫除けとして期待出来るのは
アロマと同じようにやはり香りです。
ところで、
アロマをワンちゃんに使用することは
決して迷惑ではありませんよ^^
解説をご覧下さい。
しかし、
ワンちゃんにも好みがありますので、
中にはその香りが苦手というワンちゃんも
いるかもしれませんね。
その場合は使い方を工夫したり、
香りを変えてみるという対策が
必要かもしれません。
アロマやハーブは、
どちらも植物性なので
体を舐めても安心と言えますね。
虫の嫌う成分を持つ代表的な
アロマやハーブは、
- ユーカリ
- ティートリー
- レモングラス
- ゼラニウム
- シトロネラ
- アンチモスキート
- ペパーミント
- ラベンダー
- ミルラ
- ローズウッド
などがあります。
効果としては、
何とも言えないもので、
100%虫除けが出来る!
とはとても言えません。
安全面を考慮しているため、
効き目も和らいでしまいます。
しかし、使わないよりは
虫を避ける数は違うかもしれませんし、
効果があると感じることもあります。
体を舐めるワンちゃんのためには、
優しいものを選んであげたい!
そんな気持ちに応えたのが、
このアロマやハーブを使った虫除けです。
是非、今年は試してみては
いかがでしょうか。
スプレー、蚊取り線香、首輪タイプ・・・おすすめなのはどのタイプ?
虫除けと言ってもタイプは
様々ありますよね。
なので、それぞれの特徴を活かして
ケースバイケースで使い分けることを
おすすめします。
それでは、スプレー、蚊取り線香、
首輪タイプの3タイプの特徴を
簡単に説明していきます!
◼スプレータイプ
スプレータイプは、ワンちゃんの体に
直接吹きかけるなどで使用します。
主に散歩に行く前に、
体に吹きかけるような使い方をすることが
多いかもしれません。
効果は長続きしないため、
物によってはこまめに
吹きかける必要があります。
多くは2時間くらいで
効果が切れると思いましょう。
そして、先ほどお話したように、
スプレータイプにも
アロマやハーブの成分を利用したものが
あるので安心して使える虫除けスプレーも
増えていますよ。
手作りもおすすめです♪
“犬の虫除けスプレーは手作りできる?実際に作ってみた“へ移動する
顔に直接吹きかけるのは、
ワンちゃんが嫌がりますので、
一回手に着けて伸ばしてから
顔に塗ってあげても効果はあります。
また、特にダニ・ノミの着きやすい
お腹や足先はスプレーしましょう!
◼蚊取り線香
置くだけで蚊除け対策になる
蚊取り線香ですが、
ペット用の蚊取り線香が
あるのをご存知でしょうか。
それでは、人間用のとペット用ので
何が違うの?と思いますよね。
実は成分はそれほど変わらないのです。
蚊取り線香などには、
主にピレストロイド系の
殺虫成分が含まれています。
しかし、人間やその他の温血動物には
害はないことが分かっているので
問題なく使用することが出来るのです。
(昆虫を飼っている場合は
昆虫には影響アリです)
人間用とペット用との
大きな違いは匂いです!
動物は嗅覚が敏感なので、
やはりペット用は匂いを弱めに
作られているようです。
また、人間用は厚生労働省
ペット用は農林水産省管轄のもと
製造販売が行われています。
渦巻き状の蚊取り線香では、
煙が出るため、
ワンちゃんが過ごしている
ケージや小屋の近くには
置かないようにしましょう。
いくら安全とは言え、
煙を大量に吸うのは大変危険です。
また、イタズラや誤飲などには注意して
置く場所を決めて下さい。
ペット用のでは、最長24時間
効果が続くものもあります。
どちらの蚊取り線香にしても、
置く場所や換気などには気を配って
上手に活用してみましょう!
◼首輪タイプ
首輪タイプの虫除けもありますが、
これにはあまり効果が期待出来ない
というような口コミが多そうです・・・
同じようなもので、リードに
着けるタイプもありますが
やはり効果はイマイチのようです。
首輪タイプにも入っている成分は
様々で、天然のものを配合していたり、
ピレストロイド系の殺虫成分が
配合されていたりしますが、
中には危険性の高い成分が
入っていることもあるようです。
皮膚がデリケートなワンちゃんは、
首まわりの毛が薄くなるなどの
皮膚トラブルにも注意が必要です。
市販されている物よりも、
動物病院で売られている物の方が
やはり効き目は強いようです。
しかし、
そもそも首輪タイプのノミ取りなどは
首まわりの極所的な部分でしか
効果は期待出来ないそうです。
なので、首輪付近にやってきた虫には
追い出す効果はあるのでしょう。
草むらに首突っ込むことが多い場合は、
スプレーとの併用などで
効果があるかもしれませんね。
3タイプとも、使い分けることで
虫除け効果はアップするでしょう。
それぞれの使用上の注意点を
よく守りましょう。
中でも、
スプレータイプは携帯も出来るので
便利かもしれません!
夏の必需品として、ワンちゃんとの外出時に
持ち歩くのもおすすめですよ。
蚊やノミ、虫の種類によって有効な虫除けも違う?
主に、殺虫成分に含まれるものは
化合物がほとんどです。
しかし、ノミやダニなどに
寄生されるのを防ぐためには
そのようなケアは避けることは出来ません。
だからこそ、せめて虫除け対策としては
自然系の成分を含む安全なものを
使ってあげたいですよね。
最初に紹介したアロマやハーブですが、
実は、虫の種類によって
有効なアロマやハーブは
異なるそうなのです!
ここでは、それぞれどの虫に有効なのか
ご紹介していきます。
知識として、知っておくと
グッズ選びにも便利ですよ。
◼蚊除けに有効な成分
- ユーカリ
- ゼラニウム
- アンチモスキート
- ラベンダー
- レモングラス
- ペパーミント
- シトロネラ
など
◼ノミ・ダニに有効な成分
- ティートリー
- ゼラニウム
- ミルラ
- ローズウッド
など
ダニ避けと言えば、
ゼラニウムらしいのですが、
ミルラやローズウッドを
ブレンドすることで、
更に効果は増大するそうです。
虫全般的には、
ティートリーやラベンダーが有効的で、
それらが入っているものであれば
虫除けとしては少しは効果が
期待出来そうですね。
まとめ
いかがでしたか?
安心・安全を考慮して、
虫除けグッズを選びたいなら
アロマやハーブがおすすめです!
今年の虫刺されの季節は、
いつもとは一味違う
優雅な気分で過ごせるかもしれませんね。
もちろん、効果は保証出来ませんが、
何もしないよりは良いということです。
是非、今年は虫除け対策に
アロマやハーブも考えてみて下さいね!
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