犬のトイレの時間はいつでも良いは嘘!季節ごとのおすすめを解説!
あなたの愛犬は、どういうタイミングで毎日
トイレしていますか?
家の中でできる犬もいれば、外でしかしない
という犬もいるでしょう。
外でしかしない犬は、どんなに天候が悪くても
散歩に連れ出さなければなりませんので、
結構大変ですよね。
ところで、犬のトイレの時間についてですが
トイレはいつさせても良いものなのか、
決まった時間にするようしつけたほうが良いのか
本当のところどうなのでしょうか?
この記事に書いてること♪
犬のトイレの時間で最適なのは飼い主さんも過ごしやすい時間
飼っている犬が、散歩のときにしかトイレしない
という場合は、季節によって散歩の時間も
調整する必要があります。
犬のトイレの時間について、どの時間帯が良いか
ということを考えると、散歩に連れて行く
飼い主さんにとっても過ごしやすい時間に
連れ出すのが良いと言えます。
それでは、季節ごとにどの時間帯が理想かを
見て行きましょう。
犬のトイレの時間~春と秋の場合
日本では1年の季節の中で、春と秋が一番
過ごしやすいと言われています。
また、日本の微妙な季節を感じられるのも
この季節ですよね。
ですので、春と秋については飼い主さんが
散歩しやすい時間帯で問題ありません。
この時期は、あまり犬の散歩の
時間帯について気にする必要はないでしょう。
犬のトイレの時間~夏の場合
犬のトイレの時間、つまり散歩の時間でも
ありますが、1年のうちで一番気を付けなければ
いけない時期が夏です。
日本では、年々夏季時期の温度が上昇しており
多くの犬が熱中症で死亡しています。
ではなぜ夏にそこまで注意しなければ
ならないのでしょうか?
それには下記のような理由があるからです。
- アスファルトの温度が60度以上になる
- 犬は地面に近い場所で生活している
- 特に小型犬、洋犬は暑さに弱い
このような理由から、夏の間はできれば
外出を控えたほうが良いとされているのです。
ところが、外でしかトイレをしない犬に
いくら暑さが危険だからと言って
散歩させないのも、よくありませんよね。
ですので、夏の間は気温が高くならない
時間帯である、早朝もしくは日が落ちてからの
時間帯に行くのが良いでしょう。
また、時間帯に気を付けていても散歩を
させるのではなく、トイレが終わったらすぐに
帰宅することをお勧めします。
犬のトイレの時間~冬の場合
夏のトイレ散歩より注意することはありませんが
冬の散歩の時間帯も、ある程度考えなければ
ならないことがあります。
冬の早朝は、地面が非常に冷たくなっており、
特にアスファルトの上には、目立たなくても
凍っていたり、霜が降りていたりします。
犬は裸足ですので、このような地面を歩くと
しもやけを起こすことがあるのです。
冬の犬のトイレの理想的な時間は、
あまり早朝ではなく、日が昇ってからの
少し暖かくなった時間帯が良いでしょう。
犬のトイレは季節ごとに毎日時間を決めておくのがおすすめ
理想を言えば、犬のトイレは毎日毎日
その日の様子で、適切な時間に行くのが
良いのです。
しかし、飼い主さんにも生活がありますし
お仕事を持たれている方は散歩の時間帯を
コロコロ変えるのも、ちょっと面倒ですよね。
けれども、上記で述べたように犬の散歩時間は
季節ごとで危険度が違うこともわかっています。
ですので、毎日トイレのための散歩の時間を
変えるのではなく、せめて季節ごとに散歩の
時間を決めて、連れて行くのがおススメです。
犬のトイレの最適な回数とは
犬のトイレの適切な回数には個体差があります。
ですが、外でしかトイレしない犬については、
朝と晩の2回だけになるのではないでしょうか?
もし家の中でもトイレできるようにすれば、
飼い主さんにとっても、犬にとっても楽です。
朝と夜は外でトイレすればいいし、
昼間の時間帯にトイレがしたくなったら、
ペットシーツの上にすればいいのですから。
散歩のときにしかトイレをしない犬は、日中
飼い主さんが留守の間は、トイレを我慢している
という可能性が高いです。
犬がトイレを我慢できる時間は半日!
もし犬がトイレを我慢しているのであれば
これは、あまりいいこととは言えません。
膀胱炎、膀胱結石などの膀胱のトラブルを
起こしやすくなるからです。
今は大丈夫でも、老犬になってくると体の
あちこちに不調が出てきます。
その時になってから、トイレのしつけをしようと
思っても遅いのです。
なお、犬がトイレを我慢できる時間は、
半日が限度とされています。
もし飼い主さんが何らかの事情で、帰宅時間が
遅れる場合は、犬は半日以上もの時間
トイレを我慢しなければなりません。
子犬や老犬と成犬のトイレの最適な時間や回数は違うので要注意
子犬や老犬、成犬という成長過程によって
トイレの最適な時間や回数も違ってきます。
子犬は、まだ体の機能が完全ではありません。
ですので、どうしてもおしっこを膀胱に
長時間溜めることができませんし、
トイレの時間自体定まりません。
老犬も、だんだんと機能が衰えてきたり、
場合によっては痴呆になったりするので
同じくトイレをきちんと決まった時間、
決まった場所でできなくなることがあります。
このように、成長の段階でできることと
できないことが出てきますので、
それに応じた対策やしつけも必要です。
まとめ
犬のトイレの時間帯について、いろいろと
考えてみましたが、やはりトイレは家の中でも
できたほうが良いでしょう。
ご家庭によって、さまざまなご事情がありますので
難しい点もあるかもしれません。
でもトイレを家の中でもしてくれるように、
しつけすることができれば、
それにこしたことはありません。
なお、犬のトイレのしつけをもう一度
やってみようと思われた方は、下記の記事も
参考にしてみてください。
⇒犬のトイレのサインとは?よくある5つの行動の意味を徹底解説!
犬がどういう時に、トイレがしたいのか?
そのサインについてお話しております。
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