オス犬の発情期の時期はいつ?飼い主ができる対策とは?
愛犬の発情期は、いろいろと気を
使うことが多いと言われ苦労する
飼い主さんも少なくありません。
愛犬が発情したらどんな行動をとるのか、
その行動が周りにどんな迷惑を
かけてしまうのか、どんなことに
気をつければいいのか…。
実際には、「具体的にどんな対策を練ったら
いいのか分からない!」と悩む飼い主さんも
少なくないんですね。
そこで今回は、愛犬の発情期はいつ頃
訪れるものなのか、飼い主として
どんな対策を練る必要があるのかについて
ご紹介したいと思います!
この記事に書いてること♪
犬のさかりの時期はいつ?季節によって違う?
ドッグランや公園、お散歩中に
メスを追い回すオスを発見!
「きっと発情期なのかなぁ~」そんな風に
思っていたときがありました。
でも、実はそれは大きな間違いだったと
後で知りました。
だって、オスには発情期が無かったんです!
それなら、いつ犬は発情するんだろう?
そんな疑問が残りますよね?
では、オスとメスの発情する時期について
見ていきましょう!
雄雌で発情期の時期や期間は変わる?
犬の発情期には、オスとメスで違いが
あるんです。オスの場合、”発情期”と
呼ばれる時期はありません。
オスは、発情すればいつでも繁殖が
可能です。一方、メスは1年に2度、
春と秋に”発情期”があります。
オスには発情期という決まった期間が
ないので、常にメスの発情期に気を
使わなければいけないようですね。
発情とは?
発情は、オスにとって「おとなになって、
繁殖行為ができる」ことで、メスにとって
「おとなになり、妊娠が可能」になった
ことを意味します。
メスの発情を嗅ぎ取ったオスが家を
逃走し、メスに会いに行くなんてことも、
よくある話です!
愛犬がオスなら、飼い主さんは愛犬の
脱走を防ぐために、十分に
注意しなければいけないですね。
メスの生理と発情期の関係性は?
メスの発情期には、発情前期(7~10日前後)、
発情期(約10日)、発情後期(130~140日)に
分かれています。
ただ、最近は個体差もあり、季節に関係なく
発情する犬もいるようです。
発情前期
発情が始まると、外陰部が膨らむようになり、
発情出血(生理)が始まります。
ソワソワしたり落ち着きがなくなったり、
食欲がなくなることもあります。
発情期
出血量が少なくなり、妊娠が可能になる
時期です。
外陰部が通常の2~3倍ほどに膨らむ、
尿の回数が増えるなどが見られます。
発情後期
卵子が受精能力を失い、妊娠ができなくなる
時期です。
この時期に、妊娠してもいないのに、
お乳が張ったり、出産に備えて巣作りをする
「偽妊娠」と呼ばれる行動をする犬も
いるようです。想像妊娠ってことですね。
You Tube で偽妊娠の行動を取るワンちゃんの
動画を発見しました。
このメス犬は、小さなぬいぐるみを
我が子のように体を舐め、飼い主さんがそばから
離すと、「クーン、クーン」と寂しそうに鳴き、
優しくぬいぐるみを自分の元へ連れて行きます。
妊娠はしていないけれど、まるで出産をした
母犬のようで微笑ましい光景です♡
メスは発情期前にフェロモンでオスを誘惑!?
メスは発情期の前にフェロモンを分泌して、
オスをおびき出して争わせているのでは?と
研究者の中で考えられているようです。
そして、子孫の生存率を高めるために闘いに
勝った一番強いオスを繁殖の相手に選ぶと
言われています。
はぁ~、なるほど!自然界ではよく見られる
光景ですね。それだけ、生きるか死ぬかの
厳しい世界で生きてきたのでしょうね。
発情期の行動が人に迷惑をかける!飼い主ができる対策は?
発情した犬が取る行動には、飼い主も
驚くほどの行動を見せます。
お散歩中に気が狂ったように、グイグイと
引っ張ったり、玄関のドアを開けた一瞬の
隙に外へ飛び出してしまったり…。
では、発情した愛犬が他の人や犬に迷惑を
かけないためには、どんな対策をしたら
いいのでしょうか?
オスとメスのそれぞれの対策について
見ていきましょう!
オスの場合の対策は?
オスは、半径2km以内の距離にいる発情中の
メスのフェロモンを嗅ぎ取ることができます。
発情しているオスは、性的欲求が強くなり、
マウンティングやマーキング、吠える、
引っ張るなどの問題行動が増えてきます。
発情期のメスを追いかけ回るなんてことも
あります。飼い主さんは、愛犬がメスの元へ
脱走しないように、目を離さない、発情中の
メスに近づけないなど注意が必要です。
ただ、ずっと我慢を強いられていると、
犬もストレスが溜まってイライラすることが
あります。人や他の犬に噛みつくなど
危険な場合もあります。
もしも、愛犬の子犬を作らないのであれば、
去勢手術をすることをおすすめします。
去勢手術によって、発情による問題行動が
改善されるケースが多いんですよ。
愛犬の問題行動の対応には、こちらの記事が
おすすめですよ!
「”犬の無駄吠えはしつけでなおる!酢が有効ってホント?”へ移動する」
「”犬が威嚇!飼い主に吠えるときの対応はどうする?”へ移動する」
メスの場合の対策は?
メスは、発情前期になるとフェロモンを
分泌し、オスがそのフェロモンを
嗅ぎ取ると性的欲求を刺激され、
発情するようになります。
発情期中は、ドッグランや公園など犬が
集まる場所は避けるようにしましょう!
生理中は、出血によって血がポタポタ
垂れて被毛や体、床なども汚して
しまうので、オムツやマナーパンツを
はくことをおすすめします♪
ちなみに、ウチで飼っていたメスの
シェルティは、オムツをさせてました!
本人は、煩わしそうでしたけどね…。
それから、オスと同様に出産を
させないのであれば、避妊手術を
することをおすすめします。
避妊について知りたいなら
こちらの記事がおすすめです♪
「”犬の避妊手術!費用の相場は?”へ移動する」
「”犬の避妊はヒート前が安全ってホント?タイミングを紹介!”へ移動する」
「”犬の避妊!メリットとデメリットは何がある?”へ移動する」
まとめ
いかがでしたか?
犬の発情期には、オスとメスで違いが
あるんですね~。
メスの場合は、発情期間中を気を付ければ
良いですが、オスの場合は、メスの
発情期によって突然発情させられてしまう
訳ですから、オスとしては心の準備も
出来ないので、可哀相な気もしますね…。
でも、オスにしてもメスにしても、
飼い主さんにとっては可愛い我が子に
変わりありません。
なるべく、愛犬に負担が無いよう
お散歩時間をずらすなどして、
ストレスを溜めないようにいろいろと
工夫してあげましょう!
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