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犬の夜泣きが突然始まった!原因は?

わんちゃん

犬の夜泣き

ワンちゃんの夜泣きには
必ず何か原因があるものです。

不安で寂しかったり、
或いは体の不調を訴えていたり。

うちの実家のわんこも、
迎え入れて間もない頃は

「クゥ~ン、クゥ~ン」と不安そうな
夜泣きをしていました。

可哀想でついつい側に居て
あげたくなってしまいますよね。

慣れた頃には
そんな夜泣きもしなくなりましたが・・

気付けば実家の子はもう8歳になります。

シニア期を迎えるワンちゃんにも
必見の内容となっています。

私自身、とても為になりました。

子犬から老犬まで
夜泣きする原因は様々です。

ここでは夜泣きの
原因と対策を考えていきましょう。

年齢別!夜泣きの原因は?

年齢などによって夜泣きの原因や
その対処は変わってきます。

大きく分けて子犬(~12ヶ月)、
成犬(12ヶ月~7歳)、老犬(7歳~)

とで考えていきましょう。

そしてワンちゃんの年齢や、夜泣きの原因を探り、
その子に合った対処をしていきます。

子犬の夜泣きは不安や不快を訴えている?

家にワンちゃんを迎えて、
数日経った頃に夜泣きが
始まることが多いと思います。

これは数日経ち少し慣れてきて、
甘えてもいいのかなという
探り探りの心理で鳴いているのでしょう。

この頃の、不安と寂しさからくる
夜泣きに関しては、
まずは
安心させてあげるのが一番です。

全く知らない環境の中に、
一人ぽつんと連れて来られたのですから
泣くのも無理ありません。

抱っこはしなくても、側にいてあげるだけで
ワンちゃんの気持ちは落ち着きます。

まだ家に迎えて間もないこの時期は
信頼関係を築き、環境に慣れさせること
から始めてください。

なので、この頃の子犬には
寄り添ってあげてもいいですよ。

対策としては、寝室にケージなどを置き、
飼い主の確認出来る距離で寝かせる。

また犬の習性として、薄暗く狭い空間が
落ち着くのでかけ布をしたり、

タオルを入れておくと
安心するという
子もいます。

気付けば夜泣きがなくなってる!
なんてこともあります。

今後の生活スタイルや子犬の状態に応じて、
慣れた頃から少しずつしつけを
始めていきましょう。

〈原因と対策〉

具体的な原因と対策を見ていきましょう。

甘え鳴き、要求鳴き

甘え鳴きや要求鳴きに対しては
徹底的に無視をする!

鳴く度に飼い主が
ワンちゃんの要求に応えてしまうと、

この先癖になってしまいます。

なので、鳴いても構ってくれないんだ
と教えましょう。

お腹が空いて夜泣きする

ワンちゃんも人間の赤ちゃんと同じで、
お腹が空いたら鳴きます。

対策として、ご飯の時間を
調整するといいでしょう。

例えば、1日の食事量を4回などに分け、
最後のご飯を寝る前にあげる
などで調整してみましょう。

または自動給餌機を
活用してもいいかもしれません。

今では時間や給餌量の調節が
可能なものもあるので、
食事の管理がしやすいです。

運動不足、ストレス

運動不足によって、体力が有り余り、
夜中に活発になってしまっている
パターンもあります。

子犬は1日の半分以上は
寝ているでしょうから、

日中や寝る前など、起きてる時間に
たくさん遊んであげましょう。

また、頭を使うだけでも疲れるそうなので、
知育玩具での遊びもおすすめです。

子犬のうちの夜泣きは、
寂しい、お腹空いた、まだ眠くない
など原因は単純なようです。

しかし人間には分かりにくい些細なことが
原因だったりもするので、

寝床の環境なども見直してみましょう。

環境を整える

寝床やトイレはキレイ?

夜が不安で鳴くのなら、
小さな音量でラジオなどをつけて

普段の日中と同じような環境にしてみる。

飼い主の匂いのついたタオルを入れてあげる。

お気に入りの玩具を入れてあげる。

または暑かったり寒かったりが原因であれば、
子犬のうちはまだ体温調節が苦手なため、
飼い主の方で調整する
必要があります。

ペット用のヒーターやクールマットを
寝床の半分のスペースに敷くなどして
対応してみましょう。

ワンちゃんが話してくれれば楽なのですが、
なかなか理解出来ないのが現実です。

試行錯誤して
いろいろ試してみるのもいいと思います。

不調を訴えている可能性もあるので
夜泣きしたら様子は見てあげましょうね。

成犬期特有の夜泣きの原因は?

成犬の夜泣きの原因も
基本子犬の夜泣きと同じように
考えても良いでしょう。

しかし、しつけを必要とする場合は、
今までの生活を変えることになるので
時間がかかると思って臨みましょう。

〈原因と対策〉

成人犬の夜泣きの具体的な原因と対策を見ていきましょう。

発情期による夜泣き

成犬特有のものとして、
発情期が原因と考えられることがあります。

雌は年に2回の周期で発情期がきて、
その雌のフェロモンに雄は反応します。

ご存知の通り、ワンちゃんの嗅覚は
とても優れているので

半径2㎞以内にいる雌犬にも反応するほどです。

発情期の夜泣きは興奮などから起こります。

しかし発情期は本能的なものなので、
普段はよく言うことを聞くワンちゃんでも、

制御をすることは難しいです。

雌でも雄でも発情期が関連するとなると、
興奮状態にあり、また身心共にストレス
も感じているようです。

対策として、今後繁殖する予定がなければ
避妊・虚勢手術がおすすめです。

避妊・虚勢は可哀想だと思う人もいますが、
メリットもあり、
雌と雄がそれぞれ
なりやすい病気を防ぐこと
にも繋がります。

雌では、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍。
雄では前立腺肥大などの
発症率を下げることができます。

何よりストレスを軽減出来るので
ワンちゃんのためと思えば

可哀想なことではありません。

そして、もちろん
外飼いをしているワンちゃんは
脱走などの心配もありますので、
室内へ移動
させましょう。

運動不足などによるストレス

成犬の時期は
一番活発で運動量も必要な時期
になります。

なので日中の運動量を増やしていくことも、
対策の1つに取り入れましょう。

散歩の回数を増やしたり、
広い公園で走り回ったり、

コミュニケーションを交えて、
簡単なトレーニングをしてみるのもいいですね。

夜寝る前に遊んであげてもいいかもしれません。
運動量に気を配ってみてくださいね。

老犬の夜泣きは体の異変を訴えている?

老犬の夜泣きでは、ほとんどの場合
身体に現れる老化が原因として挙げられます。
年齢で言うと中型犬で8歳、9歳。
小型犬で10歳くらいです。

これは人間の年齢に換算すると65歳くらいと言えます。

個体差はありますが、
この頃から体の変化が現れやすい年齢に

差し掛かると思っていてください。

〈原因と対策〉

老犬の場合の具体的な原因と対策も紹介します。

不安が原因

目が見えにくくなったり、耳が遠くなったりと、
様々な老化現象でワンちゃんが不安を感じ
それが原因で夜泣きが始まることもあります。

対策として、やはり側にいて優しく声をかけ、
撫でてあげるなどのスキンシップ
を図りましょう。

飼い主の存在を感じさせることで気持ちも落ち着きます。

しかし身体に起こった異変を取り除くことは出来ないので、
完全に夜泣きが収まるとは言えないです。

思い通りに身体が動かせなくなるなどの
ストレスも影響
しているかもしれません。

夜泣きの始まりは、これから起こり得る
変化に気長に付き合っていく覚悟も必要です。

痴呆や認知症

痴呆などが原因で夜泣きが始まることもあります。
鳴き方の特徴として、

  • 低く唸るように鳴く
  • サイレンの音などに反応とは無関係に吠える
  • 単調な鳴き方で、長時間吠え続ける
  • 昼間は寝ているのに、夜になり静まり返ると鳴き始める(昼夜逆転)

など、明らかに今までとは違った鳴き方をするのが特徴です。

痴呆や認知症が原因となると、
これは立派な病気と言えるのでしつけをすることは出来ません。
獣医師に相談し、精神安定剤などのお薬を処方してもらいましょう。

吠え続けるワンちゃんも負担になりますし、
飼い主さんも睡眠不足に陥りがちになります。
これではお互いが疲れ切ってしまって悪循環になります。

薬の種類もいろいろあるそうなので、
獣医師に症状を的確に伝えて
相談しながらお薬を処方してもらいましょう。

また、こういった痴呆症などの予防、対策の1つとして、
積極的にお散歩に行ったり、スキンシップもとって欲しいと思います。

日中はずっと寝ているのなら起こしてあげて、なるべく体を動かし、
コミュニケーションをとる時間を作りましょう。

昼夜逆転しないようにするために、
日中と夜の区別をつけてあげましょう。
外の草の匂いを嗅がせるなどすることで、五感が刺激され、
痴呆症などの予防効果に繋がります。

関節の痛み

老齢期を迎えると、それなりに関節などの節々が衰えてきます。
関節の痛みが原因で夜泣きをしているのかもしれませんね。

散歩に行くのを嫌がったり、
歩き方に異変がある場合は
関節の痛みが生じている可能性があります。
獣医師に相談して痛み止めなどのお薬を処方してもらいましょう。
そして優しくさすってあげると気も紛れるかもしれません。

また、グルコサミンやコンドロイチンなど、
関節に効くサプリメントもあります。
予防としては効果的なので、
日常的に摂取できるものを試してみてもいいですね。

このように、老犬の夜泣きの原因として多いのは、
主に老化に伴う変化が関係してしまいます。

急に夜泣きが始まった場合、
不調を訴えている可能性が大きいのでよく様子を見ていきましょう。
そして予防としてできることは早め早めに取り入れていくといいですね。

夜泣きの始まりに戸惑うかもしれませんが、ワンちゃんは不安でいっぱいで、
だからこそ一番信頼している飼い主さんに甘えているのですね。

大事なのは、飼い主さんもワンちゃんもリラックスできる空間を心がけ、
ゆったりとした気持ちでワンちゃんの現状に付き合っていくことです。

まとめ

夜泣きの原因にもいろいろあるということが分かりました。
大事なのは、その原因を特定しその子に合った対処をしていくということです。

夜泣きの問題は飼い主さんも辛いところではありますが、
その気持ちを動物は敏感に察知しますよ。
まずは飼い主さんが落ち着いてワンちゃんの気持ちを考えてみてください。

ワンちゃんとの生活はまだまだこれから!と思えば、焦らずに対処を。
そしてワンちゃんとの生活も残り少ない…と感じたら、
自分の後悔しない方法で最期まで心を通わせてください。

ワンちゃんはあなたがとんな風に接してくれたのかずっと覚えていますよ。
楽しい思い出をたくさん作って、ワンちゃんとの生活を大切に過ごしてください。

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