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ハムスターの顔が腫れる時の対処法!病気の可能性があるの?

ハムスター

ハムスターの顔が腫れる

おうちのハムスターの顔って、
毎日見ていると違いが分かるように
なってきます。

でも、ある日見たらなんだか
腫れているような気がする・・・。

元々ふっくりした顔なので、
「こんな顔だったっけ?」と
思うこともあるはず。

でも飼い主さんの印象ってかなり正確で、
なんとなくという感じでも
実際に腫れることがあるんです。

そこで、ハムスターの顔が腫れる原因や
対処法を紹介していきます。

病気の可能性もあるので、
自分ですぐに判断がつまなければ
早めに病院へ行きましょう。

ハムスターの顔が腫れる時の対処法はある?

ハムスターの顔がなんだか腫れてるなあ、と
感じた時、その腫れる原因を
考えていきます。

病的なものなら病院に任せてしまった方が
早いですが、おうちで
どうにかなることもあります。

原因別に対処法を見ていきましょう。

1.頬袋に詰め込んだ食べ物を出してあげる

ハムスターには頬袋がありますね。

食い意地のはったハムスターだと、
頬袋にどんどん食べ物を詰め込んでいって
出せなくなることがあります。

もしおうちのハムスターの顔が
腫れている原因がこれっぽいなら、
頬袋を背中側から
口の出口へ押してみましょう。

もしかしたら食べ物が
ぼろぼろ出てくるかもしれません。

食べ物をため込んだまま
普段通りご飯を食べる子がいますが、
頬袋の中に食べ物を
入れっぱなしにしておくと
そのうち腐るんです。

これは中毒や炎症につながりかねません。

2.病院へ連れて行く

食べ物が詰まっているだけではなく
病的な腫れの場合には、悩んでいるよりも
病院へ行ったほうが早いです。

放置して重症化してから治療を開始しても、
小さなハムスターには治療に耐える体力が
残っていないかもしれません。

なるべく初期に、軽症のうちに
飼い主さんの手に負えるかどうか
決断
しましょう。

ハムスターの顔が腫れる原因は?

ハムスターの顔が病気で腫れる場合、
結構色々な原因があります。

顔は小さな面積に様々な器官
集まっているので、トラブルも
起こしやすいんです。

比較的よくあるものを紹介していきます。

1.結膜浮腫や麦粒腫など目周辺の病気

これは目の周辺が腫れる病気です。

結膜浮腫は結膜炎のときにマブタ裏の粘膜が
腫れてしまう症状で、目に刺激があったり
風邪を引いたりという色々なことが
原因で起きます。

この炎症がひどくなったり
感染を起こしたり、
涙や脂の腺が炎症を起こしたりしたときに
起きるのが麦粒腫、
俗にいうものもらいです。

麦粒腫になる前には結膜浮腫を起こすことも
多いので、できればこの時点で
気づくと良いです。

2.引っかいて炎症を起こしている

痒いと、その場所をこすりたく
なりますよね。

ハムスターも同じで、なんらかの原因で
顔に痒みがあると
執拗にかきむしったりします。

この引っかき傷がひどい炎症
起こしてしまうと、
顔が腫れてしまうことがあります。

爪が伸びていたりすると更にひどい傷に
なりやすいので、
痒み止めの他ネッカーなどで
物理的に顔に手が届かなくしたり、
爪が長い場合には切ったりします。

おうちで切るのが難しいことも多いので、
暴れる子は病院で切ってもらいましょう。

3.頬袋の炎症

ハムスターのチャームポイントである
頬袋
は、結構炎症を起こしやすいです。

炎症を起こしてしまうと、
中に食べ物が入っていないのに
ハムスターの頬が大きなままに
なっていることがあります。

パッと見て分かるくらい腫れていたら
ひどめの炎症ということなので、
抗炎症剤や抗生剤で治療開始しましょう。

4.頬袋膿瘍

頬袋は炎症を起こしやすいというのは
上記で言いましたね。

この炎症がひどくなって感染まで
起きてしまうと、頬袋に膿が溜まることが
あります。

臭いも異常になるので気づきやすいですが、
感染がひどくなると敗血症など
ハムスターの命に関わる状態に
なりかねません。

この状態になる前にハムスターがごはんを
食べ辛そうにしていたりという症状が
あると思うので、日々観察してくださいね。

意外にトラブルの多い頬袋、
げっ歯類特有の器官なので
飼い主さんは覚えておきましょう。

5.不正咬合

不正咬合とは、歯のかみ合わせ
悪くなってしまう症状です。

これが起きやすいのは、
げっ歯類に特徴的な前歯です。

奥歯に起きることもありますが、
不正咬合のハムスターを見ると
大体が前歯の伸びすぎです。

放置すると食べ物が食べられなくなったり
顎を歯が突き破ったりということも
あり得るため、早めの歯切り処置が
必要です。

口腔内に歯が当たることで
炎症が起きるので、これが
顔が腫れる原因になったりもします。

歯は栄養をとるために必ず使うものなので、
大事にしましょう。

6.歯肉炎

犬猫でもよく聞く歯肉炎でも、
ハムスターの顔が腫れたりします。

伸びすぎた歯が歯肉を
突き刺してしまったり、
免疫の弱体化で口内炎になったりすると
歯肉炎は起きます。

口の中の環境が悪化するとなりやすいので、
栄養バランスのとれた食事や
環境ストレスの排除などに
気を付けてください。

7.腫瘍

ハムスターは腫瘍の発生が多い動物です。

身体中どこにでも
できる可能性はありますが、
もちろん口の中にもできることがあります。

良性のものであっても腫れてくると
物が食べられなくなったり
はじけてしまったりするので、
大きさには注意するべきものです。

1歳半くらいを超えるとハムスターは
老齢期に入るので、身体の動きや形を
日々観察しましょう。

ハムスターは体の不調を隠す生き物

ハムスターは被捕食動物です。

色々な肉食動物に狙われる立場なので、
たとえ身体が不調でも
ギリギリまで弱いところを見せないように
頑張ります。

これは飼われているハムスターも同じで、
これが原因にもなり飼い主さんが
中々ハムスターの不調に気づけないことが
あります。

人間と猫や犬のようなコミュニケーション
とらないこともあり、
異常に気づいたときには
手遅れになっていることもしばしば。

日々お世話日記などつけて観察すると、
ちょっとした不調にも気づきやすいですよ。

まとめ

ハムスターの顔が腫れるのは、
色々な原因がありますね。

ポイント

 

  • おうちでなんとかできるときと
    できないときがある
  • 一口に「顔腫れ」といっても、様々な原因がある
  • 口に近いので、放置しておくと
    食べ物が食べられなくなることもある

 

ぐったりしてからでは治療しても
体力がもたないこともあるので、
元気なうちに原因を究明して治療開始
しましょう。

治療すればすぐに回復する病気もあるので、
エキゾチックを診てくれる病院を
あらかじめ調べておくと安心ですよ♪

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