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犬の発熱!どう対処する?熱の測り方や下げ方は?

 2016/03/27 発熱
この記事は約 7 分で読めます。

    愛犬の体がいつもよりも熱い気がする。
    こんなとき、すぐに動物病院に
    行けるときばかりではないですよね。

    それに、まずは愛犬の体温を測ったり、
    様子を観察しなければいけません。

    犬の発熱には、様々な病気の疑い
    あり、単純に熱が出ただけでは、
    片付けることはできません。

    そこで今回は、犬が発熱したときに、
    あなたがまずしなければいけない
    応急処置についてご紹介します。

     


     

    犬が発熱!正しい対処法とは?

     

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    愛犬が発熱した場合、まず最初に
    あなたがしなければいけないことは
    何でしょうか?

    それは、愛犬の体を冷やして、体の熱を
    下げることです。

    では、どのように体を冷やすのか、
    他に必要な応急処置はあるのか、
    一緒に見ていきましょう。

    すぐに病院に行けない場合の応急処置!どこを冷やすべき?

    犬が発熱した場合、まずは熱を下げる処置
    取りましょう。

    人間が発熱した場合、頭の下にアイスノン
    置いて冷やしたり、おでこの上に
    水で冷やしたタオルを置いて熱を下げます。

    では、犬の場合はどこを冷やすのが
    正しいのでしょうか?

    逆に言えば、どこを冷やすのが効果的か?
    言うことですよね。

    犬の場合、熱を下げるときに効果のある
    冷やしポイントがいくつかあるんです。

    それは、首の回りや脇の下、後ろ足の内股の
    付け根など動脈の近くです。
    この冷やしポイントを冷やしてあげることで
    効果的に熱を下げることができます!

    正しい冷やし方は?

    まずは、冷やすものを準備しましょう。

    アイスノンなら凍るタイプのものよりも
    ゲルタイプの方が犬の体にフィットしやすく
    痛くないので使いやすいです。

    保冷剤や氷のうを使うなら、
    直接当てるのではなくタオルで巻いてから
    冷やしポイントにあてましょう。

    冷やすものが何もなければ、冷たい水で
    絞ったタオルでも大丈夫です。ただ、
    すぐにぬるくなるので、こまめに
    換える必要があります

    冷やし方は、同じ場所をずっと
    冷やすのではなく、脇の下を冷やしたら
    次は内股の付け根というように、
    冷やす場所をときどき換えましょう

     


     

    冷やす以外には何をしたらいいの?

    発熱で体温が上がっているときは、
    呼吸も早くなっていて、脱水症状に
    なりやすい状態でもあります。

    なので、愛犬が水分を摂れそうなら、
    しっかりと水分補給をさせましょう

    発熱のときには、犬用のスポーツ
    ドリンクやポカリスウェットを
    3倍に薄めたものを与えましょう!

    愛犬が嫌がったら無理に飲ませない
    ください。強制的に与えると、誤って
    気管に入るなど誤嚥の危険があるので。

    水分補給以外には、室内環境
    犬に合わせてあげることも大切です。

    犬に最適な室温は22~25度、湿度は50%
    目安に調整してあげましょう。

    もしも、外飼いの犬なら室内に入れて
    休ませてあげましょう。

    体温の測り方!どの部分で測る?熱を確認する頻度は?

     

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    そもそも、正しい犬の体温の測り方って
    どうやって測るんだろう??

    何となく聞いたことがあるような気も
    するけど…。

    では、この機会に正しい犬の体温の測り方を
    おさらいしてみましょう!


    人間用の体温計を使用するのはアリ?

    犬の体温を測るには、体温計を使います。
    体温計は、犬用の体温計を一つ用意して
    おくと良いですね。

    もしも、犬用の体温計が無ければ、
    人間用の体温計でもOKです!

    体温計には、昔ながらの水銀体温計
    脇の下に入れて測る電子体温計があります。

    どちらでも測ることは可能ですが、
    水銀体温計は割れると危険なので、
    安全で便利な電子体温計を使いましょう!

     

    ポイント!

    最近では、犬用の耳で測る体温計
    販売されているようです!
    時間も
    1秒ほどで測れるから簡単です。

    ただ、体温が少し高めに出る傾向ある
    ようなので、普段から平熱が
    どれくらい
    なのかを知っておくと
    良いです。

    でも、暴れたり嫌がるワンちゃんには、
    おすすめの体温計ですね♪

    ちなみに、人間と犬では耳の構造に違いが
    ある
    ので、人間用の耳で測る
    体温計では
    犬の体温を正確には
    測れないようです。

     

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    犬の体温の正しい測り方って?

    犬の体温の測り方には2つあります。
    1つは肛門から測る方法です。
    もう1つは、後ろ足の内股で測る方法です。

    肛門から測る方法の方が、
    より正確に測ることができます。

    まずは、体温を測る前に愛犬をリラックス
    させましょう。犬が緊張状態にあると、
    自然と体温が高くなってしまいます

    では、実際に体温を測ってみましょう!

    <肛門で測る方法>

    ①体温計の先が汚れないようにラップを
     撒いて、滑りを良くするために
     オイル(サラダ油やオリーブオイル)を
     塗ります

    ②片手で犬を支えて、もう片方の手で
     体温計を持ちます。

    ③尻尾を上げて肛門を広げ、体温計を
     肛門から真っ直ぐ3~5cm程
     ゆっくり差し込みます

    1分ほどその状態で体温を測ります。
     愛犬が体温を測るのに慣れていなければ、
     慣れるまでは、一人が犬を押さえて
     もう一人が体温を測るようにしましょう。

    <後ろ足の内股で測る方法>

    後ろ足の内股に体温計を挟みます。

    皮膚と体温計がしっかりと密着するように
     外側から押し付けましょう。

    4~5分ほどその状態で体温を測ります。

    ただし、内股で体温を測る場合は、
    肛門で測るときより若干低めに出るので、
    普段から平熱を測っておくとよいです。

     

    ポイント

    犬の平熱は、37.5~39度くらいで、
    人間の体温よりも犬の方が少し高めです。

    発熱と言われるのは、39~40度前後で、
    41度以上は高熱です

    2~3時間後にまた熱を測ってみて、
    熱が続いていたり上がっているなら、
    すぐに動物病院へ行きましょう!


    You Tube で体温や脈拍、呼吸の測り方が
    分かる動画を見つけました!

    愛犬の万が一に備えて、体温以外にも
    測り方を知っておくと良いですよ~♪

    開始40秒位から音量がUPするので、
    音量にはご注意を!

     

     

    体温計が無いとき、熱があるかどうかを見極めるには?

    愛犬が熱を出したとき、必ずしも
    手元に体温計が有るとは限りません

    そんな場合、体温計以外に愛犬に
    熱があるかどうかを見極める方法は
    あるんでしょうか?

    そんなときは、愛犬に直接触って
    確認しましょう!

    耳の付け根や足先、額は犬の体の中でも
    体温が低い場所です。

    その部分を触ることで、愛犬に熱があるか
    どうかを見極めることができます

    他には、愛犬の様子を観察しましょう。
    犬は発熱したとき、いくつかの症状が
    現れます

    鼻が乾いたり、元気がない、食欲がない、
    よろよろと歩く、フローリングなど
    冷たい場所に伏せて体を冷やす
    飼い主さんが犬に近寄っても
    動こうとしないなどがあります。

    愛犬の異変に気付いたら、
    すぐに動物病院へ連れて行きましょう

    まとめ

    いかがでしたか?
    愛犬が発熱したら、まずは体を冷やして
    熱を下げることが大切です。

    また、脱水症状を起こさないためにも
    水分補給もかかせませんね。

    愛犬の体温を測る方法にも2つの方法が
    ありました。どちらの方法を取るかは、
    愛犬の様子や状況によって飼い主さんが
    判断しても良いと思います。

    犬の発熱はときに重症化する場合も
    あります。愛犬の様子に異変を感じたら、
    なるべく早く動物病院で診察を
    受けるようにしましょう!

     

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    中村 あゆみ

    私が初めて犬に出会ったのは、10代の頃でした。
    シェットランドシープドッグ(通称シェルティ)の女の子です。
    この子と出会って、私は命の重さや犬の素晴らしさを知りました。


    今は亡きこの子に恩返しという訳ではありませんが、
    」多くの人に犬の素晴らしさを知って欲しい!命の大切さを伝えたい!
    そんな想いで、ホリスティックケアカウンセラーの資格を取得しました。

    カウンセラーとしての知識や経験を生かして、
    みなさんと愛犬のHAPPY LIFEに役に立てる記事を
    書いていきたいと思います♪

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