犬がにんにくを食べた!禁止食の身体への影響とは?
「にんにくを犬にあげてはいけない」
というのはご存知ですか?
人間にとっては何の問題もなくても犬にとっては体に悪影響を及ぼす食べ物って結構あるんですよ。
知らずに与えてしまう事もありますが、普段気を付けていても、うっかり犬が食べてしまうことだってあり得ますよね?
そんな時にいち早く対処して愛犬の命を守ってあげらるのは飼い主のあなただけです。
- にんにくを食べたらどうなるの?
- どのくらいの量なら大丈夫?
- すぐに病院に連れて行くべき?
- ほかにたべてはいけないものって?
知らなかったでは済まない愛犬の禁止食についてまとめました。
愛犬の誤飲に関する記事はこちら!
→犬が誤飲をしてしまった!プラスチックの場合はどうするべき?
この記事に書いてること♪
犬にとってにんにくは禁止食?その理由とは
犬にとってにんにくが禁止食である理由とはなんでしょうか?
どんな症状が出るのかも合わせて紹介していきますね。
にんにくの中毒症状
犬がにんにくを食べると中毒症状を起こす可能性があります。
にんにくには溶血作用のある有機チオ硫酸化合物を含んでいるので、血尿をともなう貧血を起こすことがあります。
この有機チオ硫酸化合物は耐熱性があるので加熱調理しても中毒の症状が出ることがあるので注意が必要です。
中毒症状として血尿、嘔吐、下痢、食欲不振などの症状がみられます。
犬がにんにくを食べてしまったらどう対処すればいい?
どのくらいの量のにんにくを食べたら危険なのか気になるところですが、これは犬によってかなり個体差があるので一概には言えません。
犬がにんにくを食べてしまったことに気づいたら、すぐに動物病院へ連れていくべきですが、すぐにいけない場合の対処として吐き出させます。
にんにくを食べてから2~3時間以内であれば吐かせてみる価値があります。
吐かせる方法としてオキシドールを使うやり方があります。
オキシドールを2~3倍に薄めたものを少量飲ませて吐かせる方法ですが、大量の泡が出て誤嚥性肺炎を起こす可能性があります。
重曹を使う方法もあり、重曹が水に溶けてアルカリ性となり胃を刺激する事で吐かせることができます。
こちらの動画で塩を使った方法も紹介しています。
https://youtu.be/Ea4Ox4BeReg
どの方法にしても犬に辛い思いをさせて吐かせるわけだからかわいそうですよね…。
やはり間違って食べたりしないように、飼い主がしっかり管理してあげることが重要ですね。
※灯油や漂白剤などは吐かせると食道にダメージを与えるので無理に吐かせてはいけません!
他にもダメな食べ物は?
他にも犬に与えてはダメな食べ物を紹介していきますね。
生姜
犬にネギ類を与えてはいけないというのは結構知ってる人が多いのですが、生姜もネギ類なんですよ~。
ただ少量であれば犬の健康に良い影響もあります。
サプリメントやドッグフードに生姜エキスが含まれているもの売られています。
たまねぎ
玉ねぎは犬に与えてはダメな食べ物として有名ですが、以外に見落としがちなのはたまねぎを使ったハンバーグなどの料理です。
中毒を起こす有機チオ硫酸化合物は耐熱性があるのでにんにく同様に加熱調理しても中毒症状が出ることがあります。
ネギ類は犬に与えない!
ここまで紹介してきたとおり、ネギ類は犬に与えてはいけません。
たまねぎ、長ネギなど「ネギ」と名前が付くものはもちろんニラや生姜もネギ類になります。
犬が食べたらダメなものに関するこちらの記事も参考にしてください♪
→犬に絶対与えてはダメな野菜とは?
→犬の食べ物!禁止なものは?果物編
まとめ
犬が間違ってにんにくを食べてしまった時の対処法や中毒症状について紹介しました。
犬は自分が食べていいもの、悪いものはわからないので飼い主がしっかり管理してあげることが大事ですが、ついうっかり…なんて不測の事態もあるかもしれませんよね。
そんないざという時のためにもここで紹介した対処法を覚えておいてくださいね^^
こちらの記事もおすすめです。
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