犬に牛乳を飲ませると下痢になるって本当?ダメな3つの理由
子供の頃
「牛乳をたくさん飲まないと大きくなれないよ」
なんてよく言われたものですが、そのくらい栄養価が高いのが牛乳です。
その牛乳で犬にも栄養を…と考える飼い主も多く、牛乳が好きというワンコもたくさんいます。
ところが
「犬に牛乳はダメ!」
という意見もあるようで、
「いいの?悪いの?結局どっちなの!?」
と悩んでしまいますよね~。
犬に牛乳をあげると下痢になるという話もありますが実際のところどうなんでしょうか?
詳しく調べてみました♪
この記事に書いてること♪
犬が人間用の牛乳を飲んだらダメな理由
まずは犬が牛乳を飲んだらダメな理由をおはなししていきますね。
牛乳には乳糖という成分が含まれています。
子犬は母乳を飲むこともあってラクターゼという乳糖を分解する酵素があるのですが、成犬になるにつれてラクターゼはなくなっていくので乳糖が分解されず下痢になりやすくなるんです。
ただ人間でも下痢をしやすい人がいれば便秘気味の人もいるようにすべての犬が牛乳で下痢をするわけではないので、最初は少量与えてみて、便の様子に異常がなければ牛乳の量を増やしていくというようにするといいでしょう。
下痢になってしまった場合、下痢が一回だけで元気があるようなら家で様子をみます。
下痢が続く場合は病院に連れて行くか、休日で病院に行けない場合などは絶食して様子を見ます。
牛乳で太るって本当!?
牛乳の栄養価が高いというのはご存知の通りですが、その分カロリーも高いんです。
いつものごはんやおやつにプラスして牛乳を飲ませると太ってしまいます。
牛乳を与えるならおやつやごはんの量も調節してあげるようにしましょう。
アレルギーはあるの?
稀にですが牛乳アレルギーの犬もいます。
症状については後述しますが、これも人間同様にアレルギーがある犬もいればアレルギーがない犬もいるので、最初に牛乳を与えるときは少量からにして様子をみてくださいね。
犬に与えてはいけない食べ物についてはこちらの記事をチェックしてくださいね♪
→犬に絶対与えてはダメな野菜とは?
→犬の食べ物!禁止なものは?果物編
牛乳を飲んでしまったらどうなる?症状は?
犬が牛乳アレルギーだった場合の症状を紹介しますね。
- 湿疹がでる。
- 皮膚が腫れる。
- 体を痒がる。
- 嘔吐。
- 便がゆるくなる。
以上の症状がどれかひとつでも出れば牛乳アレルギーの可能性があるので、牛乳を与えるのをやめて病院を受診しましょう。
「犬に牛乳をあげても大丈夫?」というこちらの動画も参考になるのでご覧ください♪
これなら大丈夫!牛乳の代用品はある?
犬にとって牛乳は何かとリスクがあるものですが、その栄養価は捨てがたいですよね~。
というわけで、犬が摂取しても大丈夫な牛乳の代用になるものを紹介します。
チーズ
チーズはカルシウムはもちろんビタミン、タンパク質や鉄分も豊富です。
製造過程で乳糖が分解されているので乳糖による下痢の心配はありません。
人間用のチーズは塩分が多いので、与えるなら塩分の少ないモッツァレラチーズやカッテージチーズにしましょう。
ヨーグルト
ヨーグルトもチーズ同様製造過程で乳糖は分解されています。
さらにヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内環境を整えてくれる効果もあります。
※牛乳アレルギーの場合は与えないでくださいね。
まとめ
犬に牛乳をあげてはいけない理由は中毒症状が出るからではなく、成犬の場合牛乳に含まれる乳糖を分解することができずに下痢になる事があるためです。
下痢やアレルギーの症状がなければ犬に牛乳を与えても大丈夫!
ただし、牛乳はカロリーが高いのであげ過ぎには注意しましょう!
栄養バランスが気になるなら牛乳の代用としてチーズやヨーグルトを与えるといいでしょう。
参考になれば幸いです。
こちらの記事も合わせてご覧ください♪
飼い犬が吠えて困る…というあなたはこちらをチェック♪
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