犬がチョコレートを食べた!恐ろしい中毒の症状とすぐにできる対処法
チョコレート・・・
それは
犬に食べさせてはいけない食べ物
として有名なもののひとつです。
みなさんも、
犬にチョコを与えないように
しっかり気を付けてらっしゃると思います。
でも、何事にもうっかりはつきもの。
うっかり出しっぱなしにしていた
チョコを犬がつまみ食い・・・
道に誰かがうっかり落としたチョコを
犬は拾い食い・・・
なんてアクシデントは、
どうしても起こってしまいます。
そこで今回は、
- 犬がチョコレートを食べた時の対処法
- 受診の目安
について調べてみました。
万が一のときに慌てないように、
対処法や判断の目安を
しっかりと頭に入れておきましょう!
この記事に書いてること♪
犬がチョコレートを食べた時に飼い主がすぐできる対処法とは?
犬がチョコレートを食べてしまったら、
飼い主はどう対処してあげれば
危険を減らせるのでしょうか。
食べてしまった量ごとに、
対処法をみていきましょう。
ひとかけら食べてしまっただけの場合⇒様子を見る
この場合は、
慌てないことが大切です。
犬がチョコレートを食べると
中毒を引き起こす場合があり、
たしかに危険です。
しかし
少量の摂取であれば
自然&安全に排泄されます。
ひとかけらを食べた程度では、
中毒症状は起こりません。
安静にさせながら様子を見ましょう。
24時間以内に
なにかおかしな症状がでなければ、
問題はありません。
大量に食べてしまったor食べた量がわからない場合⇒吐き出させる
たくさん食べてしまった場合や
どのくらい食べたかわからない場合は、
吐き出させましょう。
≪吐き出させる方法≫
- オキシドール:水=1:9
程度に薄める。 - 薄めたオキシドールを飲ませる
(体重5キロに対して1㏄)。 - オキシドールによって
犬が嘔吐するのを待つ。
嘔吐が落ち着いたら、
動物病院へ急ぎましょう。
「チョコを食べたので、
オキシドールで嘔吐させました」
「嘔吐させたけどチョコは出てこなかった」
など経緯を詳しく伝えると、
治療がスムーズになります。
他にも、誤飲してしまったときの方法を
こちらの記事で紹介しています。
ぜひご覧ください!
⇒犬が誤飲をしてしまった!プラスチックの場合はどうするべき?
犬がチョコレートを食べた時に病院を受診する目安とは?
さきほどもお話したように、
犬がチョコレートを食べたとしても
少量であれば心配はいりません。
でも飼い主としては、
どんな症状がでるのかや
どのくらいの量を食べたら危険なのか、
きちんと知っておきたいですよね。
犬のチョコレート中毒の症状とは?
犬のチョコレート中毒は、
チョコレートに含まれる
テオブロミンという成分によって起こります。
デオブロミンは中毒をまねき、
多飲・多尿・嘔吐・下痢・痙攣・興奮
といった異常な症状を引き起こします。
さらに重症化すると、
呼吸困難や不整脈といった症状を起こし、
最悪の場合は死に至らしめます。
少しグロテスクな動画ですが、
実際のチョコレート中毒の様子を
ご紹介します。
恐ろしいですよね・・・。
人間にとっては
おいしくて体にもいいチョコですが、
犬にはそうではありません。
甘くていい香りなため
チョコを欲しがる犬は多いですが、
絶対に与えないようにしましょう!
どのくらいの量を食べたら危険?
万が一犬がチョコを食べてしまったら、
どのくらいの量なら急いで
病院を受診すべきなのでしょうか?
目安が気になりますよね。
一般的に
チョコレート中毒を引き起こすのは、
- 小型犬(5キロ):ミルク板チョコ2枚
- 中型犬(15キロ):ミルク板チョコ6枚
- 大型犬(30キロ):ミルク板チョコ11枚
が目安と言われています。
つまり
板チョコを何枚も食べてしまったら、
急いで動物病院を受診した方がいい!
ということですね。
※注意※
ビターチョコなど
カカオ含有量が多いチョコの場合は、
もっと許容量が少なくなります。
犬の誤食・誤飲を防ぐために必ずするべき対策
犬に辛い思いをさせないために、
チョコを誤食・誤飲しないよう
飼い主が対策してあげましょう。
たとえば、
- チョコは必ず冷蔵庫保存する
- 散歩中の拾い食い癖を徹底的になおす
といった対策は、必ずするべきです!
ワンちゃんが食べ物を欲しがらないために
ドッグフードの適切な量と与える時間を
見直してみてもいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
おいしいチョコレートですが、
犬には絶対に厳禁です!
恐ろしい中毒症状を引き起こし、
最悪の場合死を招きます。
しかし許容量は意外と多く、
ひとかけらをつまみ食い程度なら
心配はいりません。
板チョコを何枚も食べられてしまった場合は
急いで吐き出させて病院へ急ぎましょう!
他にも、愛犬に与えてはいけない
野菜や果物もあるんです。
おやつは市販のワンちゃん用のものや
手作りおやつもオススメです!
愛犬の健康の為にも
うっかり・・。ということがないように
チェックしてくださいね。
この記事をSNSでシェア