ダックスフンドのしつけはいつから?留守番や噛み癖は成犬からは遅い?
ダックスフンドは人気の犬種で
飼っている方もたくさんいますよね♪
ダックスは、胴が長くて足が短いスタイルで
愛嬌もあり、とても可愛らしい犬です。
ダックスを、
これから飼いたいと思っている方や、
既に飼っている方の質問で多いのが
しつけに関することです。
愛犬にはやはりイイコであって欲しいと
どの飼い主さんも思うもの。
なので今回は、
- ダックスのしつけはいつから始めるべき?
- 生後何か月からしつけはスタートすればいい?
- 成犬なんだけど間に合う?
- しつけのポイントは?
についてご紹介していきます♪
基本のしつけの
- 留守番
- 噛み癖
- ハウス
についても詳しくご紹介していきますので
是非参考にしてくださいね♪
この記事に書いてること♪
ダックスフンドのしつけはいつから始めるのが最適?
ダックスフンドのしつけって
いつから始めるのがベストなの?という
質問をよく耳にします。
答えは、しつけはおうちに来た頃からすぐに
はじめることが一番といえるのですよ♪
はじめは、飼い主さんとの主従関係が
まだきちんと成り立っていないでしょうから、
苦戦することも多いと思います。
しかし、
子犬の頃は社会期と呼ばれる時期があり、
生後4週(21日)~13週(91日)に訪れます。
この社会化期には、
兄弟犬や母犬と狩りのトレーニングを通して
甘噛みを覚えます。
この時期に甘噛みを覚えていない犬は、
力加減ができない犬に育ってしまうので、
しっかりと注意をしたり、しつけをすることが
必要です。
社会化期の子犬は学ぶことが多く、
親犬や兄弟犬と離れても飼い主さんが
その代わりをしてあげることで、
今後の性格が形成されていくということ
なんですね♪
その後に、若齢期(じゃくれいき)と呼ばれる
13週(91日)~6ヶ月(180日)には、
屋外での刺激や他の動物とのふれあいをし、
慣れさせてあげる必要があります。
慣れさせてあげることで、極端に怖がりで
臆病な性格になることを防いであげるのです。
生後何ヶ月からしつけを始めるといい?
では、
生後何か月からのしつけをすればいいのか
ということですが、これはしつけの種類にも
よります。
先程、お話したように、甘噛みについては、
生後1ヶ月~1か月半くらいにはしつけを
はじめることが理想と言えます。
また、
トイレなどの生活に必要な最低限のことに
ついても、家に迎えてからすぐにはじめてあげる
といいですね!
その他のしつけについては、1ヶ月半~を
目安に教えてあげましょう!
成犬からでは遅い?
私の職場には、
うちの子、大人なんだけど言うこと聞いて
くれなくて…と悩む飼い主さんも訪れます。
成犬になってくると性格が安定し、
変えようとすることはまず、難しいと言えます。
性格は、大人しい子もいれば、
神経質な子もいますよね。
なので、その子の性格のスタイルに合わせて
しつけをしてあげるといいんですよ♪
「成犬になるとしつけが入らなくて困る」
「成犬になったからもう遅いよね…」と
皆さんおっしゃるのですが、
実は全く遅くないのですよ♪
犬は成犬になっても、
飼い主さんとの主従関係が安定し、
何度も繰り返し教えることでできるように
なるのです♪
例えば保護犬などを譲ってもらった場合、
しつけが入っていないこともある成犬が多い
のですが、飼い主さんとのトレーニングの結果
しつけに成功した事例もたくさんあるのです♪
ダックスフンドのしつけのポイント!
では、しつけのポイントについて、
お話をしていきますね♪
しつけとは本来どのようなものかご存知
ですか?
犬を飼い主さんの思うままに動かすという
理由ではないのですよ~!
しつけは、
犬と人間がより良く生活できるためのルール
とも言えます。
なので、飼い主さんが必要と思うことを
教えてあげることが良いのですよ♪
今からお伝えするポイントは、
子犬にも成犬にも通用するポイントなので、
しっかりチェックしてくださいね♪
ポイント①褒める!
しつけをするにあたってとても重要なこと。
それは褒めることです♪
褒められると嬉しいですし、
もっと頑張ろうって私達人間も思いますよね!
これは、犬にも同じことが言えます。
飼い主さんの嬉しそうな表情を、
犬はしっかり読み取っていますし
大好きな飼い主さんが嬉しそうだと、
愛犬も嬉しいものなんです♪
更にしつけにはご褒美を準備してあげておくと、
もっと愛犬には嬉しいことがあるわけですから
しつけに効果的と言えます!
失敗してもできなくても、怒らないでいて
あげることが大切なのです。
ポイント②教える時は家族全員で統一を!
犬は長い言葉は覚えられないので、
短い言葉でコマンドや注意、褒める言葉を
選んであげましょう!
そしてこれを家族全員で統一することが
大切なポイントです。
犬にとってわかりやすい言葉で話しかけて
あげることで、犬のしつけはグンと楽になります。
長い言葉や、家族が統一できていない場合、
犬は混乱してしまい、しつけに結び付かなく
なってしまうので注意してくださいね!
ポイント③主従関係は適切に!
犬はリーダーに従うという性質を持っています
ので、これをしつけに生かしましょう!
主従関係が成り立っているかの
チェック項目を載せておきますね♪
②鼻先や足のつま先を触らせてくれるか?
③お腹を見せてくれるか?
④側にいようとするか?
⑤噛んだり威嚇しないか?
⑥散歩のときに引っ張らないか?
これらのことがクリア出来ているならば
主従関係は問題ありません。
しかしクリアできていないと、
主従関係に何らかのトラブルがあると言えます。
主従関係が崩れている場合は、
まずは築き上げましょう♪
例えば、愛情を持ってスキンシップを取ったり、
寝床を分けることなどが主従関係を築いて
いくのに有効と言えます♪
また、おもちゃで遊ぶ時にも工夫が必要で、
必ず飼い主さんが勝って終わらせることです!
これらのことを毎日繰り返すと、主従関係は
徐々にでも築き上げられますので、
しつけは主従関係が完成した後に
行いましょう♪
では次に具体的なしつけの方法を
ご紹介していきますね!
留守番のしつけ
留守番は犬にとって大切な時間です。
一人でいることに慣れさせておかないと
犬は吠えたり物を噛んだり、部屋を荒らしたり
してしまいます。
更に飼い主さんが可哀想だからと言って
過剰に甘やかしたり構いすぎると、
分離不安になってしまい精神的なダメージが
とても大きくなってしまいます。
分離不安については他の記事を
参考にしてみてくださいね!
お留守番のしつけについての動画をご紹介
しておきますね!
愛犬の留守番のしつけにおいて
注意しておきたいことは
- ケージを利用する
- 部屋の温度に注意
- 水をいつでも飲めるようにしておく
ということです。
動画でもありますが、行ってきますと
ただいまの悪い例をしている方は実は多い
のです…。
出かける際には、
- なるべく自然に出かける
- 声をかけない
- 誤飲を防ぐためおやつは帰宅時に与える
ということです。
これらのことを行っていくうちに愛犬は
お留守番に慣れていきますよ♪
お留守番の時には、おやつは与えられなくても
ちぎれたり、分解したりしない安全なおもちゃを
与えておくことも良いですよ^^
噛み癖をやめさせる方法
次は噛み癖をやめさせる方法です。
噛み癖と言っても、
甘噛みと本気噛みがありますので両方の
参考動画を準備しました♪
まずは、甘噛みについての動画です。
甘噛みの理由は
- じゃれ合い
- 狩りの練習
- 歯が痒い
などのことが挙げられます。
甘噛みをした場合は、遊びを中断し
どうして遊んでもらえないのか
考えさせる機会を持ちましょう。
また、手や足で遊ぶことをやめて、
噛んでもいいおもちゃを与えましょう。
次に本気噛みについての動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=TN-y3fAUVeM
本気噛みはとっても怖いですよね!
しかし、臆してはいけませんよ!
臆してしまうと犬は敏感に察知し、
自分が優位に立っていると理解して
しまいます。
徐々に犬に近づき、おやつを与えて、
慣れさせることが大切です。
更に頭の上から手を差し出すのではなく、
犬の下から手を差し出しましょう。
急に触ると噛まれることが多いので、
まずは危険ではないことを教えるために
においを嗅がせてゆっくりと触っていく
ということが大切です!
ハウスを教える方法
次はハウスを教える方法です。
ハウスは車の移動時や、災害時、来客時など
待たせたい時にとても有効なしつけです。
ハウスの訓練はクレートトレーニングと
言います。
動画にあるように、
まずはキャリーやクレートにおやつを入れて
愛犬を誘導しましょう!
ドアを突然占めてしまうと閉じ込められたと
感じてしまうので、ゆっくり慣れさせることが
大切です。
また、我が家のトレーニング法ですが、
キャリーバックに入ると出かけられる!という
ことを覚えさせました!
普段はケージに入っているのですが、
キャリーを出すだけで、キャリーの前で、
お気に入りのおもちゃを加えてスタンバイ
しています。
これは、まずは動画のようにおやつでしつけを
したのではなく、遊びの一環としておもちゃを
投げ入れて取りに行かせることから始めたから
だと思います。
動物病院に行くときもキャリーに入ると
ドッグランに連れていってもらえる!と
感じているようでキラキラしたまなざしで
見つめてきます(笑)
本人たちはドッグランでも動物病院でも
外が楽しいようなのでウキウキしていますよ!
キャリーの掃除の時なども、スタンバイするので
少し心苦しく感じたりしますが、我が家は
これで成功しました!
まとめ
ダックスのしつけ方についてご紹介
しましたが、いかがでしたか?
しつけは、
どの時期からはじめても遅くはありませんが、
できるだけ早くに対処してあげることで、
愛犬も飼い主さんも住みやすい関係が
築けると思います♪
おおらかな気持ちをもって、いつかはできると
愛犬を信じてあげてくださいね!
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