犬が歯磨きを嫌がる!おすすめしたい5つのやり方とは?
犬にとっても人間にとっても
かけがえのない「歯」。
歯があることで、
食べ物を噛んで味わうこともできますし、
消化器への負担を軽減しています。
人間の場合は、歯を失ってしまっても
入れ歯やインプラントがありますが、
犬はこのようなものがありません。
なので終生、丈夫な歯でいることは
健康でいることと同じと言えますね!
愛犬の歯を守ってあげる方法で、
一番効果があるものは毎日の歯磨きです。
しかし、犬によっては歯磨きが苦手な子も
いますよね…^^;
そこで今回は、
- 歯磨きは絶対必要?嫌がるんだけど…
- 歯磨きしないとどうなるのか!?
- 意外と知らない口内トラブルの怖いお話
- 歯磨きをさせる5つの方法
についてお話していきます♪
犬の口内トラブルに、
効果的な栄養素についてのお話もしますので
皆さん参考にしてくださいね♪
この記事に書いてること♪
歯磨きを嫌がる犬も絶対にした方がいい?
歯磨きをしようにも、
口元を触らせてくれない…
体をよじって逃げようとする…
もうどうしたらいいのっ!?って
なっている飼い主さん、多いですよね~!
こんなに歯磨きを嫌がっているのに
しなければいけないの!?と感じて
しまいますよね^^;
犬の歯を守るには、毎日のケアが効果的で、
食べたもののカスや歯垢を落とし
口臭や口内トラブルを防ぎます。
人間も毎日歯磨きをするように、
愛犬にとってもそれはとても大切なこと。
しかし、犬の口元は非常にデリケートな部分で
触られることを嫌がる犬は実は多いもの
なのです。
なので、できれば子犬の頃から歯磨きを行い
慣れさせてあげることが大切です。
また、歯ブラシに慣れていない犬は
おもちゃと勘違いして噛んでしまったり、
口に異物が入ると思い、逃げようとします。
なのでまずは、
飼い主さんの指にガーゼを巻き、
口に入れさせる練習から始めましょう。
きっと嫌がる子でも、
毎日のトレーニングによって安全であることを
認識し、習慣になっていくことで歯磨きを
させてくれるようになります。
徐々にでも毎日行うことはとても大切なことと
言えるのですよ!
歯磨きをしないとどうなるの?
歯磨きを嫌がるから、そのままにしている…
という飼い主さんも多いと思います。
歯磨きをしないとどうなるのか?
どんなトラブルが待ち受けているのか?
以下に挙げておきますね!
- 虫歯
- 口臭がきつくなる
- 口内炎
- 歯周病
- 歯槽膿漏
- 歯が脆くなり抜ける
歯磨きをしないと、
これらのリスクが格段にUPしてしまいます。
歯は毎日の生活でも特に大切な、
食事を摂ることに特化した部分です。
歯のケアをしていないと、
当然、食べたもののカスが歯の隙間に
詰まってしまったままになりますし、
歯垢も溜まり雑菌が繁殖し、
口臭トラブルや虫歯になりやすくなります。
そして、ケアされていない口内は、
非常に不潔です。
なので、
口内炎になったり、歯周病や歯槽膿漏の
トラブルを起こす可能性があります。
口内炎や歯周病、歯槽膿漏は、
ひどくなると歯茎から出血し、痛みを起こし
食事もままならなくなります。
そして、歯茎が腫れたり、膿を持つことで
口臭も当然きつくなりますし、
歯茎が歯を充分に支えられなくなり
抜け落ちてしまうことだってあります。
犬は人間と同じく、
乳歯と大人の歯しか生えてきませんし、
犬にはインプラントや入れ歯もありません。
なので、失った歯は二度と取り戻せないと
いうことになります。
歯は食べ物を咀嚼し、噛み砕き、
胃や腸の消化器を助けているということも
重要なポイントの1つ。
歯を失った犬はどうなるのかと言うと
満足に食事が噛めなくなり、
充分に砕かれていない食事はそのまま
胃に運ばれ分解され腸に運ばれてしまいます。
よって、健康な歯を持っている犬と比べ、
胃腸のトラブルも併発する恐れがあり
注意したいところですね!
そして更に口内トラブルが
本当に怖いのはここからです!
人間でも同じことが言えますが、
歯周病は命に関わることもあるのですよ!
実は、歯周病原因菌などの刺激により、
血管内に血の塊ができ血液の通り道が
細くなったり血栓が詰まることで動脈硬化、
心臓部分で詰まると心筋梗塞、
脳で詰まると脳梗塞を起こすリスクが
上昇します。
心臓や脳は生きるために必ず必要なものですし
トラブルがあると命さえ脅かしますし、
命が助かったと言っても、麻痺などにより、
今後の日常生活が非常に困難になります。
このようにならないためには、
毎日のケアがとても大切ですし、
毎日のケアを行っていれば防げる確率がUPする
ことを知っておきましょう!
嫌がる犬に歯磨きをするおすすめの方法
先述した内容を読むと、とっても怖いですよね。
実はこんなことを書いている筆者ですが
我が家の愛犬も歯磨きが苦手です…-_-;
なので、
一緒に頑張って口内ケアをしてあげましょうね♪
悩んでいるのはあなただけではありません♪
実際にここにもいます!
そこで私が調べた、
愛犬に歯磨きをさせる5つのおすすめの方法を
伝授しますね♪
1.根気よく歯磨きの練習をする
その1は根気よく歯磨きトレーニングをすると
いう方法です♪
これはかなり時間を要するので、
覚悟してくださいね(笑)!
先述しましたが、歯磨きが苦手な犬は、
- 口元を触られるのが嫌!!
- そんなものを私の口に入れるなんて!
- 歯ブラシ?それ美味しいの?
の大体3パターンに分かれます。
我が家の場合は2のパターンです(笑)
1.口元を触られるのが嫌な子の場合には、
まず口元(マズル)を触らせてくれるように
慣れさせる必要があります。
これは、
遊びやコミュニケーションの最中にさりげなく、
マズルに触れることから慣らしましょう!
いきなり掴むことはNGですよ!
必ずソフトに、優しく触りましょう!
慣れてくると、
もみくちゃにしても嫌がらないように
なってきます♪
そこからトレーニングをはじめて、
口の中に指を入れても平気なまでに
慣らしましょうね♪
そして次に進みます!
2.そんなものを私の口に入れるなんて!の
場合は、歯磨きに慣らすことが大切です。
1のパターンの口の中に指を入れるトレーニング
まで完成した人も見てくださいね!
この場合、
いきなりハブラシを突っ込むと、
二度とさせてくれなくなることもあるので
止めてください!
まずは、
飼い主さんの指にガーゼや柔らかい布の
切れ端を巻き、犬の歯に当てていきましょう♪
まずは、前歯や横から覗く歯に当てて、
嫌がらなければ、唇をめくって、
奥歯や歯の内側、歯茎と歯の間を磨きましょう!
これを何度もトレーニングし、
やっと歯ブラシの登場です^^;
3.歯ブラシ?それ美味しいの?のパターンは
きっと歯ブラシを咥えることはできますから、
この場合は保定(体をジッとさせること)に
努めましょう♪
動くと危険なので、家族の協力を得ても
いいですね♪
歯ブラシを選ぶ基準としては、
- 愛犬の口の大きさに合ったもの
- ネックが緩やかにカーブしているもの
です♪
ネックがカーブしているものは、
歯周ポケットもみやすいのでおすすめです!
しかし、
時間もかかるので、なかなか難しいところ
ですよね…^^;
2.歯磨きガム
次は、おやつで口内ケアをする方法です!
愛犬のストレス発散にいいと言われるガムに
キシリトールなどの歯の健康にいい成分を
混ぜたものですね!
これをおやつ代わりに与えてあげましょう♪
ただ、キシリトールは与えすぎると、
お腹を壊しますので、注意が必要です!
そして、犬によっては丸呑みしてしまう子も
いるので注意して与えてくださいね!
3.乳酸菌サプリ
引用:https://click.j-a-net.jp/1585695/640029/
サプリで愛犬の歯周病が予防できるって
知っていましたか?
実は乳酸菌は、
犬にとって歯周病を防ぐ役割も持っているのです♪
そこでおすすめしたいのが、
わんサプリという粉末状のサプリです!
引用:https://click.j-a-net.jp/1585695/640029/
わんサプリは、L8020乳酸菌
(ラクトバチルスラムノーザスKO3株)
という菌種が含まれており、
歯周病、むし歯になったことがない
健康な子どもの口の中から発見された
ヒト由来の乳酸菌です。
歯周病菌・むし歯菌の発育を阻止する、
制菌効果のある乳酸菌の一種で、
歯周病菌とむし歯菌・カンジダ菌を効果的に
抑制し、口腔内環境を健康に保つ効果が
あるんですよ♪
乳酸菌は、
口内トラブルを予防する効果もありますが、
他にも、体の免疫がUPするので、
アレルギーに効果が期待できますし、
腸内環境が整うことで、
お腹のトラブルを改善することができます。
更に、瀬戸内海から取れた新鮮な
カタクチイワシを豊富に含みカルシウムも豊富!
口内トラブルのみだけではなく、
免疫力UP、腸内環境UP、骨の育成を助けて
くれるサプリなので、1石3鳥ですね♪
わんサプリはWEB限定キャンペーン中で
今なら50%OFFの5,980円で購入できます!
更に1袋オマケも付いてきますし、
食べなかったら、全額返金の保証も
付いていますので安心できますね♪
4.定期的なスケーリング
次にスケーリングです。
これは動物病院でしてもらわないと危険なので
定期的に歯石除去をしてもらいに行く方法です。
先端がとがったフックのようになっているもので
歯石を削り剥がします。
基本的に、
美容目的など病気ではない(症状が無い)
歯石取りについては保険の適用外になりますが、
歯周病などの治療として行われる場合は、
保険適用になるようです。
この場合は、麻酔なしで行う方法で、
動物病院によっても費用が異なりますが、
3,000円~8,000円程度のようです。
動物病院以外の、
トリミングサロンやしつけ教室でも
スケーリングを行っているところもあります。
これは、
無麻酔の歯石除去は獣医師免許なしで
行えることからなのですが、
トラブルが報告されていることもあり注意が
必要です。
動物病院で行ったとしても、
歯周病が進行した歯の治療には
痛み・苦痛は避けられませんので、
注意したいところですね!
また、無麻酔の場合は、
削った歯石が気道に入り込んで
誤嚥性肺炎になって命を落とす場合も
あるので注意してください。
5.歯石除去手術
最後は歯石除去手術です。
手術というくらいなので、もちろん麻酔ありで
行う歯石除去です。
犬の場合は部分麻酔などないので、
全身麻酔になりますので、
当然リスクもあります。
子犬やシニア犬にはリスクがとても高いので
充分検討して行いましょう!
また、歯石除去の際の麻酔死の例も
報告されています。
- ブルドッグ
- パグ
- ボストンテリア
- チワワ
- シーズー
- キャバリア
などの短頭種は体の構造上、
麻酔死の危険が高いので注意が必要です!
費用はこれも動物病院によって異なりますが
20,000円~80,000円程度です。
手術前には、血液検査やレントゲンなどの
検査が必要になります。
除去の方法については、超音波スケーラーで
歯石を取った上で歯茎のケアをした後、
予防のためのコーティングをしてくれます。
無麻酔でも麻酔ありでも、犬よっては
強くトラウマを抱えてしまう場合もあるので
飼い主さんがきちんと判断してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
愛犬の口内トラブルについてお話を
しました!
犬の歯石は人間と違い、
3日~5日で作られてしまうものなので、
口内ケアはやはり毎日行うことが
とても大切です。
愛犬の健康を守るためにも、
歯磨きとサプリで毎日行うことが
安全で手軽にできると私は思います!
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