犬の歯磨きをしたことないのは問題?しないとどうなるの?
犬の歯磨き、実はしたことない・・・
というそこの飼い主さん。
動物病院でもペットショップでも
犬の歯磨きの必要性が叫ばれている昨今、
『歯磨きしたことなくて・・・』
なんて、ちょっと誰にも言えないですよね。
でも犬の歯磨きのやり方なんて
わからないし・・・とお困りなら、
こっそりネットで確認しちゃいましょう!
初めてでも犬の歯磨きができるようになる
とっておきの方法をぎゅっとまとめました。
ぜひこの記事を参考に、
歯磨きに挑戦してみてください。
思っているよりもうんと簡単ですよ。
この記事に書いてること♪
飼い犬の歯磨きをしたことない!どんな問題がある?
飼い犬の歯磨きをしたことない場合、
どんな問題がおこるのでしょうか?
歯磨きをしないでいると、
当然歯に歯石や歯垢といった
汚れがたまっていきます。
↑歯についた黄色や黒色のが
歯石と歯垢です。
歯石や歯垢は、
- 口臭
- 歯が抜け落ちる
- 歯周病
- 歯槽膿漏
といった口の病気の原因になる、
とてもやっかいなものです。
こうした口の病気は
犬には痛みや不快感を与え、
飼い主にも悪臭という被害をもたらします。
※犬の口臭について詳しくは
⇒犬の口臭が魚臭い!その原因と治療法は?
をご覧ください。
さらに、歯石や歯垢は口の病気だけでなく、
- 内臓疾患
- 認知症
といったもっと怖い病気の原因にもなります。
口内のばい菌が内臓や脳にまわって、
病気を引き起こすのです。
歯磨きはどれくらいの頻度でするもの?
歯磨きはどのくらいの頻度で
すればよいのでしょうか?
基本的には、
毎日歯磨きをしてあげましょう。
犬の歯垢は2~3日ほどで
取れにくい歯石に変わってしまうので、
歯垢のうちにまめに磨くことが必要です。
歯石になると
家庭では取り除くことができず、
獣医さんに特殊な器具で
取ってもらうしかありません。
その際全身麻酔が必要になることもあり、
とてもリスクが高いです。
※全身麻酔のリスクについては
⇒犬の全身麻酔は年齢制限がある?後遺症の危険性とは
をご覧ください。
さらに言えば、できれば毎食後、
1日2回の歯磨きがベストです。
しかし1日1回寝る前に磨くだけでも
十分効果があります。
飼い主さんの忙しさや
飼い犬の歯磨き好き度に応じて
回数を調整してあげてください。
歯磨きの基本のやり方を動画で紹介!嫌がる場合のコツは?
まずは歯磨きの基本のやり方を
勉強していきましょう!
たった4ステップです。
ガーゼやシートを用意する
ステップ2:
優しく犬を保定する
ステップ3:
ガーゼなどで優しく歯を磨く
ステップ4:
徐々に歯ブラシに移行する
この4ステップを
動画でみていきましょう。
(所要時間:4分48秒)
最初からこの動画ように
できなくても大丈夫です。
歯磨きが上手にできるようになるまでに
3か月くらいかかる犬もいます。
気長に少しずつ、
歯磨き上手になっていきましょう。
どうしても嫌がる犬のために、
とっておきのコツをお教えします!
ずばり、『歯磨きペーストを使う』です。
歯磨きペーストを指につけて
歯を触ったり舐めさせる
ステップ2:
少しずつ奥歯まで指で触り
口に指を入れられるのに慣らす
ステップ3:
ガーゼに歯磨きペーストをつけて
指に巻いて歯を触る
ステップ4:
歯ブラシにペーストをつけて
犬に舐めさせる
ステップ5:
少しずつ歯ブラシを口に入れ、
最終的には奥歯まで磨く
ガーゼ・ブラシ・シート・・・何を使うのがいい?
ペットショップの歯磨きコーナーに行くと、
歯磨きガーゼ・歯ブラシ・歯磨きシートなど
色々な歯磨きグッズが並んでいますよね。
何を使うのがいいのでしょうか?
獣医さんによると、
『歯ブラシが1番きれいに磨けるので、
最終的には歯ブラシを目標に
歯磨きの練習をしてください』
とのことです。
最初から歯ブラシを使うのは、
嫌がったり怖がる犬が多いと思います。
ご紹介した動画のように、
まずはガーゼやシートなど
薄手で口に入れやすいもので
歯や口を触られるのに慣らすことが大切です。
同時に歯ブラシで遊ばせたり
ちょっとずつブラシを口に入れたりして、
歯ブラシにも慣れてもらいましょう。
そのうち、歯ブラシで歯磨きが
できるようになります。
裏側を磨く方法!
歯石や歯垢がつくのは、
歯の表側だけではありません。
葉の裏側にも汚れがつきます。
しかし裏側を磨くためには、まず
「アーン」と口を開けておいてくれるよう
しつけておく必要があります。
とっておきのおやつ
ステップ1:
犬の上あごをつかむ
ステップ2:
下の前歯あたりに指を入れる
ステップ3:
口が開いたら
「アーン」とコマンドをかけ、
ごほうびをあげる
「アーン」のしつけ3ステップを
動画でみていきましょう。
(1分30秒)
「アーン」の合図で
口を開けられるようになったら、
歯の裏側も磨けるようになります。
まとめ
いかがでしたか?
犬の歯磨きは、口の病気だけでなく
内臓疾患・認知症といった
病気の予防のためにも大切です。
歯磨きを嫌がる犬も多いですが、
ちょっとずつ慣らせてあげれば
きっとできるようになります。
おすすめは、
歯磨きペーストを使うことです。
上手く磨けなくても、ペーストを舐めれば
ある程度口臭予防になりますし、
ペーストの味が気に入れば
犬も歯磨きタイムを楽しみしてくれます。
もし、それでも嫌がる場合は
こちらに記事も参考にしてくださいね。
色々な味の歯磨きペーストが
販売されているので、
ぜひあなたの犬の好きな味を
見つけてあげてください。
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