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犬が多頭飼いで食糞する!他の犬のウンチを食べる原因とは?

うんち

犬の多頭飼いで食糞

犬を多頭飼いしていると
いろいろなトラブルが起こりますが、

その中でも多頭飼いでの食糞
悩まされている方も多いのではないでしょうか?

しかも自分のウンチではなく、
他の犬のウンチだけを食べる
こともあり、そんな様子を見たら
びっくりしてしまいますよね。

このような行動をする犬には、
どのような心理があるのでしょうか?

今回は
犬が多頭飼いで他の犬のウンチを
食べる原因をご紹介します。

食糞は身体に害はないといわれていますが、
場合によっては病気になるリスクもあり、
あまり良い事ではありません。

他の犬のウンチを食べてしまう原因を知り、
飼い主がしっかりと対処してあげましょう。

 

犬が多頭飼いで食糞する!他の犬のウンチを食べる2つの原因とは?

多頭飼いの食糞にもいくつかの種類があります。

  • 同じ時期から飼っている犬同士の食糞
  • 先住犬が、
    後から迎え入れた子犬のうんちを食糞
  • 飼ったばかりの子犬が、
    先住犬のうんちを食糞

などがあげられます。

特に飼ったばかりの子犬が、
先住犬のうんちを食糞することは
よくみられます。

なぜ子犬は先住犬のウンチを
食べてしまうのでしょうか。

ここではよくある2つの原因について
詳しくご紹介していきます。

1.食糞する犬のマネ

犬は他の犬や母犬を見て、
学習し社会性を身につけていく動物です。

それは多頭飼いの場合にもよくみられ、
例えば先住犬が食糞癖がある場合、
他の犬もそれを真似して食糞してしまう
ことがあります。

この場合は最初は好奇心のようなもので、
ただ単に真似をしてウンチを食べている
ということが考えられます。

また、母犬の真似をして
ウンチを食べる子犬もいます。

子育て中の母犬は子犬のお尻をなめて
排泄を促したり、
子犬の排泄物の臭いにつられて
敵が近づいてこないように、
子犬のウンチを食べるという本能
備わっています。

それを見て育った犬は、
その真似として他の犬のウンチを
食べることがあるのです。

2.服従する意思表示

多頭飼いで起こる食糞の原因で、
もう一つ考えられるのが
服従する意思表示です。

犬にたまに見られる習性として、
1つの集団で立場の優位な犬の糞を食べる
ということがあります。

これは服従的行為として、
「あなたの言うことはすべて聞きます」
という心理があるのです。

食糞症の犬がいる!多頭飼いする場合はケージがおすすめ?

食糞症の犬がいる場合、
多頭飼いには気をつけましょう。

食糞症の犬が他の犬のウンチを
食べることもありますし、

後から来た犬が、その真似をして
食糞してしまうことがあります。

どちらの場合もウンチをしてすぐに
飼い主が気が付けば食糞を防げますが、

なかなかずっとは見ていられないですよね。

また食糞は怒ってしまうと逆効果になり、
飼い主が見ていないときに食糞をする
ようになるので、怒らないようにしましょう。

多頭飼いで食糞がみられた場合は、
ゲージを別々にしてその隙を与えない
というのも一つの手です。

飼い主が見ていられないときや外出中、
それぞれをゲージに入れておく習慣をつければ、
自然と他の犬の食糞を防ぐことができますね。

犬は多頭飼いすると食糞をするの?それとは別の問題なの?

多頭飼いすると必ず食糞をする
というわけではありませんが、
単独飼いに比べてしやすいとは言えます。

ある調べによると、食糞癖のある犬のうち
単独飼いは19%、2匹飼いは20%、3匹飼い30%
ともいわれています。

食糞癖のある犬の3分の2は
他の犬の糞を食べるようです。

他の犬を見て学習してしまっている場合も
多頭飼いにより主従関係を築いている場合も

どちらにしても食べるチャンスがたくさん
あるので食糞が増えるのかもしれません。

多頭飼いじゃなくても犬が食糞するには理由がある!その原因とは?

もちろん多頭飼いじゃなくても
食糞することがありますよね。

多頭飼いによる食糞と単独飼いによる食糞は
根本的な原因が異なることがあります。

しかしどちらにしても犬の食糞は、
飼い主がしっかりと原因を突き止めて
対処してあげることが大切です。

犬が食糞する主な原因は

  • 親の真似や習性
  • 餌の消化不良や栄養不足
  • 誤ったしつけや環境
  • 何らかの病気の症状

などが挙げられます。

ちなみに子犬や母犬がうんちを食べることは
犬が持っている本能的な習性です。

時間が経てば自然となくなる行動と思い、
あまり心配しなくても大丈夫ですよ。

成犬になっても食糞をする場合は、
飼い主が対処をして止めさせてあげないと
ずっと食糞を続けてしまう可能性があります。

愛犬の根本的な食糞の原因を突き止め、
食糞をさせないようにすることが大切なのです。

食糞を防止したい!改善する方法とは?

次に犬の食糞を防止する方法をご紹介します。

犬の食糞を防止するのは、原因にもよりますが、
飼い主の対処の仕方がとても大切になります。

誤ったしつけや行動をしてしまうと、
かえって犬の食糞が酷くなることもありますので、
注意しましょう。

先ほども言いましたが、子犬や母犬が
うんちを食べることは本能的な習性ですので、
時間が経てば自然となくなる行動ですので、
あまり心配しなくても大丈夫です。

この場合怒ったり防止しようとする方が、
犬にとってストレスとなったり、
隠れて食糞をする原因にもなりかねません。

食糞の防止方法は

  • 餌を変える、増やす
  • 食糞防止のサプリメントを与える
  • 糞の味を変える食べ物を与える
  • 糞をすぐに片つける
  • 環境を変える
  • ストレスを与えない

などです。

餌の臭いや栄養が原因でしたら、
与えるものを変えることで
食糞防止に効果があります。

しかし飼い主の誤ったしつけや
ストレスや環境が原因の場合は、
根気強く原因を取り除く必要があります。

その際に大切なのは、
間違えて排泄してしまったことを
絶対に叱ってはいけない、ということです。

きつく叱ってしまうと、
犬は排泄すること自体が悪いことだと
思ってしまったり、
怖がらせてしまい逆効果になります。

愛犬が食糞したのを目撃したり、
トイレ以外で排泄してしまった場合には、
冷静になり騒がないことが大切です。

そしてすぐに排泄物を片つけるようにしましょう。

犬の食糞は原因がさまざまで、
これが効く!とは一概には言えません。

しかし何かしらの原因が必ずありますので、
飼い主が犬の様子をしっかりと観察し、
突き止めてあげることが大切なのです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は犬が多頭飼いで他の犬のウンチを
食べる原因をご紹介してきました。

多頭飼いの場合は、
食糞する可能性が普通よりは高くなる
ということが分かりましたね。

しかし多頭飼いの場合も単独飼いの場合も、
食糞をするのには必ず理由があります。

食糞はしっかりと対処すれば
止めさせる事ができる行動です。

食糞はしないに越したことはありませんので、
食糞の原因を突き止めしっかりと対処し、
食糞をさせないようにしましょう。

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