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犬が下痢が続くのは何かの病気?便の異常の原因とは?

うんち

犬が下痢が続く

愛犬が下痢をしていたら
とても心配になりますよね。

ましてその下痢が続いていたり
頻繁に下痢をしているようだと、
何かの病気なのかな?と思うと思います。

実際に犬の下痢の原因はさまざまですが、
下痢が続くようならば病気の可能性があり、
すぐに対処が必要な場合もあるんです。

そこで今回は
犬の下痢が続く原因について
詳しくご紹介したいと思います。

どのような場合も
下痢は犬の体調のバロメーターです。

体調の変化をしっかりとキャッチして
病気の早期発見に繋げましょうね。

犬が下痢が続く原因とは

犬の下痢の原因はさまざまですが、
一過性のものならそれほど心配は
いりません。

また下痢が続くけど元気がある場合には、
食べ過ぎやストレス、腸内環境の悪化、
また食事が身体に合っていないことでの
消化不良などの可能性があります。

しかし
下痢が続き元気がないようだったり、
下痢に伴い他にも気になる症状がある
場合には、少し注意が必要です。

何らかの病気や寄生虫感染、
また中毒症状の可能性もありますよ。

今回は主に考えられる原因

  • 胃腸炎
  • 細菌感染
  • ウイルス感染
  • 寄生虫
  • 中毒
  • 腫瘍

これらについて
詳しくご紹介していきますね。

1.胃腸炎

下痢が続く場合にまず疑われるのが、
胃腸炎です。

胃腸炎には「急性胃腸炎」と「慢性胃腸炎」
の2種類があり、

症状が一週間以内で治まるものは
急性胃腸炎、
一週間以上続くもの
は慢性胃腸炎といわれています。

症状がわかりやすいのが急性胃腸炎で、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 吐血
  • 血便
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 脱水症状

などが見られます。

原因としては誤食や食べすぎ、
また感染症や寄生虫が原因となり
引き起こされることがあります。

症状の特徴として、吐いている時に
横隔膜からお腹が大きく膨らんだり
縮まったりしてして見えます。

また急性胃腸炎は、吐くものがなくても
胃液や粘膜を吐くほど吐き気を伴うため、
脱水症状を伴うこともよくあるのです。

慢性胃腸炎の症状は

  • 時々嘔吐
  • 時々下痢
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • よくゲップが出る
  • お腹を触ると嫌がる
  • 頻繁に水を飲む

などです。

消化不良や胃腸の悪化、
またストレス、アレルギーが原因に
なっていることが多くあります。

遺伝で慢性胃腸炎の子もいます。

慢性胃腸炎の場合は、
何度も症状が繰り返されることから、
胃腸炎に気が付きにくいでしょう。

しかしどちらにしても
犬の身体にはとても大きな負担です。

繰り返しの下痢と思い当たる症状がある
場合には、早急に病院を受診しましょう。

2.細菌感染

細菌感染により下痢を起こしている
こともあります。

何らかの細菌感染によって
細菌性腸炎になってしまう場合です。

犬が細菌性腸炎を発症すると

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 血便
  • 激しい腹痛
  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 脱水症状

などが見られます。

また腹痛があるために、身体を丸めて
痛がる素振りを見せることもあります。

脱水になると命に関わる場合もあるため、
下痢がありいつもと様子が違うなと思ったら
早めに動物病院に連れて行きましょう。

細菌感染を引き起こす可能性のある細菌は
たくさんありますが、犬の場合は主に

  • サルモネラ菌
  • カンピロバクター菌
  • 大腸菌
  • ブドウ球菌
  • カビ菌

などによって起こります。

これらは犬にとって身近な菌で、
特に食べ物などを介し口から体内に
侵入するリスクが高いといえます。

犬に与える食品には十分注意し、
できるだけ火を通したものを与える方が
良いでしょう。

また古いドライフードのカビなどにも
注意が必要です。

さらに細菌に汚染された水や食器などを
舐めることで犬の体内に侵入することも
あります。

また人の手からの二次感染を防ぐため、
人間の手洗いも徹底することが大事です。

3.ウイルス感染

ウイルスに感染することにより
下痢を起こす場合もあります。

犬のウイルス感染症というと主に

  • ジステンパーウイルス
  • コロナウイルス
  • パルボウイルス

などが挙げられますが、
どれもとても伝染力が強く、
死亡率も高い恐ろしいウイルスです。

特に子犬や免疫力の低い犬がかかりやすく、
また重篤化しやすい感染症です。

これらのウイルスに感染をすると

  • 発熱
  • 激しい下痢や嘔吐
  • 元気がなくなる
  • 食欲がなくなる
  • 脱水症状

などが見られます。

下痢の状態も明らかに普段とは違うので、
そのような場合にはすぐに動物病院へ
連れて行きましょう。

またこれらのウイルス感染症は
ワクチンで予防することができます。

定期的なワクチン接種を必ず行なう
ようにしましょうね。

4.寄生虫

寄生虫に感染することで
下痢が続いている場合もあります。

寄生虫は感染犬の糞便や、ノミ、
母子感染により起こります。

寄生虫に感染した場合の症状は

  • 下痢
  • 血便
  • 嘔吐
  • 痩せていく
  • 腹水が溜まる
  • 貧血

などが見られます。

特に寄生虫は
犬の栄養を奪い成長していくため、
犬はいくら食べても栄養失調となり
痩せてしまうのが特徴です。

寄生虫感染が疑われる場合は
すぐに動物病院に連れて行き、
検便検査をしてもらいましょう。

とくに子犬は重症化しやすいので、
飼い始めたらすぐに動物病院で検査
を受ける必要がありますよ。

そして予防法としては、
ノミやフィラリアの駆除薬を
定期的に行なうことが大切です。

5.中毒

犬が何らかに中毒症状を起こした場合も
急な下痢を起こします。

犬が中毒を起こすものは意外にも多く、
身近にあるものなので注意しましょう。

こちらに、犬が中毒を起こす可能性
のある代表的なものをまとめました。

●食べ物●

玉ねぎ(ネギ類)、チョコレート(カカオ)、ぶどう、コーヒー・紅茶(カフェイン)、アルコール、アボカド、マカデミアナッツ(ナッツ類)、キシリトール

●植物●

ユリ科植物(スイセン、スズラン、チューリップなど)、クリスマスローズ、チョウセンアサガオ、ワラビ、ギギタリスオシロイバナ、アヤメ、アマリリス、ポインセチア

●その他●

人間用の薬(鎮痛薬や風邪薬)、非ステロイド性抗炎症薬(イブプロヘンなど)、たばこ、殺虫剤・防虫剤、除草剤、洗剤

中には少量でも中毒を起こすものも
ありますので注意しましょう。

そして中毒を起こすと

  • 下痢・嘔吐・腹痛
  • 呼吸困難や意識障害
  • 動悸や興奮
  • 震えやけいれん
  • 多尿や尿失禁
  • てんかん

原因によってさまざまな症状を起こします。

場合によっては心筋障害などを
引き起こし死亡することもあるのです。

愛犬が下痢をした際に、
もし思い当たる原因がある場合には、
すぐに動物病院に連れて行きましょう。

6.腫瘍

なかには腫瘍が原因で
下痢を起こしていることもあります。

腫瘍の場所はさまざまですが、
特に犬の大腸にできる腫瘍は悪性が多い
といわれています。

この大腸に発生する腫瘍は主に
腺癌、平滑筋腫、平滑筋肉腫、
リンパ腫などです。

症状としては

  • 下痢
  • 便秘
  • 血便
  • 便が細くなる
  • 痩せていく

などが見られます。

特に肛門周囲や大腸に腫瘍がある場合
には、赤い鮮血が付着するのも特徴です。

また胃や小腸などの上部消化管で出血が
起こっている場合には、血液が胃や腸で
消化され黒色便として排泄されます。

犬の腫瘍は初期には余り症状がないため
早期発見しずらいといわれています。

しかし下痢には気が付きやすいので、
下痢をしたら愛犬の状態や便の状態を含め
しっかりと観察することが大切ですよ。

そして異変に気が付いたらすぐに
動物病院で見てもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は犬の下痢が続く原因について
ご紹介してきました。

下痢にはいろいろな病気の可能性がある
ということが分かりましたね。

先ほども言いましたが犬が下痢をしたら、
犬の状態や便の状態も含めて
しっかりと観察することが大切ですよ。

もちろん下痢の原因は他にもあり、
なかには重篤な内臓のトラブルが
潜んでいる場合もあります。

気になる症状がある場合には
早めに動物病院に連れて行きましょう。

こちらの記事では
犬が下痢をした時に自宅でできる対処法を
ご紹介しています。

⇒犬の下痢は絶食するべき!?治すために自宅でできる対策5選!

愛犬の下痢の原因をしっかりと突き止めて、
早めに下痢を改善してあげましょう。

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